ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/31 巨人 1-0 オリックス → 野球ってのは時に残酷だな巨人にとっては最高だけど…

巨人 1-0 オリックス →  対 オリックス:1勝0敗0分 京セラドーム

勝利投手:久 保 17試合 2勝 1敗 0S

セーブ :

敗戦投手:辛馬 原 21試合 0勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→山口→香月→マシソン→福田→高木京→久保 捕手:阿部

オリックス:金子千→平野佳→佐藤達→馬原 捕手:伊藤→山崎勝

本塁打

巨人:亀井1号ソロ

オリックス

BS朝日 にて観戦

解説:吉田義男有田修三 実況:高野純一

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京セラドームで行われたオリックスバファローズとの1回戦。巨人打線はオリックス先発・金子の前にヒットが生まれない展開が続く。一方、巨人先発の菅野も、走者を背負いながらも粘りの投球で得点を与えない。菅野の後を受けたリリーフ陣も無失点を続け、試合は0対0のまま延長戦に突入した。延長十二回、二死から今季初出場の亀井がソロホームランを放ち、巨人がついに均衡を破る。この1点が決勝点となり、巨人が1対0で勝利した

Yomiuri Giants Official Web Site

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29日の午前10:40に原貢氏が死去されていたとは・・・

今日の原監督の采配と打たれても表情を変えず強気に投げる菅野に並々ならぬ気迫を感じていたんだが**、そういうことだったのかとゲーム後に改めて思いふけった

しかし野球ってのはわからんもんだね、良いピッチングをしている投手が援護に恵まれず、劣勢だったチームの方が勝つってのは野球ではよくあることなんだが、まさかこんな結末が待っているとは・・・

終盤までの結果を見る限り、劣勢だった巨人としては、広島、阪神が共にやぶれたこともあり、引き分けて御の字なので、とにかく負けないことだけを祈っていた。っていうか、とても勝てるとは思えなかった(汗)。

なんせ相手は現在球界ナンバー1の金子千尋。その金子に9回までノーヒットにおさえられていたのだから、この流れでは勝てなくてもしゃーないって普通は思う

1軍昇格即スタメンで亀井を使うことといい、内容悪く守備でも精彩を欠いていた中井をスパっと代えたり、菅野に代えてグッさんを起用し、香月を出すもピンチを迎えるとすぐにマシソンにスイッチするなど、采配は細心かつ強気だった

延長12回表2アウトなら普通は半ば勝ちは諦める。さらにその前にピンチを切り抜けた久保と左の青木しかピッチャーが残っていない、しかも相手は4番の糸井からとなれば、引き分けに持ち込むことすら困難に思えても仕方ない。

しかし、そんな状況下の中で最後まで起用し続けた亀井が値千金のホームランを打つとは誰も予想してなかったんじゃなかろうか・・・

12回裏にしても左が続くので青木にスイッチしたいが、そうするともうピッチャーはいない。久保続投で先頭が出るような事があれば、やむなく青木・・・というくらいのシナリオしか思い浮かばなかったが、回跨ぎながら久保が素晴らしいピッチングをした

投手に関しては完封リレーなので、誰もが良かったのだが、今日の久保に関しては勝ち投手となるだけでなく、最後を締めたという意味で1勝プラス1セーブをあげたいくらい(笑)

その投手陣だけど、先発の菅野は何度なく先頭打者を出しながら、ピンチになるとスイッチが入るというピッチングで本人が言う通り粘り強く投げたと思う。運もあったけれど、間違いなく天国から原貢氏が菅野にパワーを与えていたんじゃないかと…

菅野に勝ちこそつかなかったけれど、マエケンマー君、今日の金子と球界を代表ピッチャーと相対する時の菅野はやはり良い結果を出すなと感じると共にそういう大事なゲームで負けない姿がエースへの道をまた一歩進めたと思う

9回表、2アウト2塁で阿部が打席に入った場面、あと30センチ打球が上がっていれば勝ち越しとなったに違いないライナーを安達にスーパーキャッチされた場面・・・今日の巨人に勝ち運は無いと感じさせられ、その裏に先頭打者の安達が内野安打で出塁したところでは「今日のキーマンは安達だったかぁ~~~この流れではやられるかもしれん」**と思ったのは私だけじゃ無いはず

ただ、そこで金子に代打を送ったことで、ここを凌げば少なくともノーヒットノーランは無くなるし、劣勢だった流れがこっちに傾くこともあるかも?と思ったのも事実

延長に入ってからはどっちに転んでもおかしくない場面の息詰まる戦いとなり、見応えがあると同時に「ホント心臓に悪いわ」と手に汗握る展開に何度も一喜一憂してしまった

終わってみれば良く勝てたな・・・と思うし、内海に1勝がついて良い空気になったところで、菅野が相手エースと投げ合って負けなかったという事、終始劣勢だったゲームを投手陣が踏ん張って完封リレーして最後に勝利に結びつけたことは間違いなくチームにとって追い風になるに違いない。

パ・リーグ首位のオリックスがエースを投入して勝てなかったわけで、相手にあたえるダメージも大きいだろうし、これで同率ながら交流戦首位に踊りでた。

まだまだ厳しい戦いが続くけれど、これもエース内海が勝った効果だと思うことにして、この勢いを明日につなげて欲しい

その明日のゲームだけれど、杉内 vs ディクソン

勝利数、防御率を見ればあきらかに杉内に分が悪い。痛めた足の具合も気になるし、ミスターメイの5月も終わった。今日の金子と戦ったとの同じくらい明日も苦労させられそうだけど、初戦を取ったことだし、連勝してヤフオクドームに乗り込みたい

今日の亀井の思い切りの良いスイングが、他の打者に伝染することを祈る・・・

管理人:みんぐ

*何かリニューアルして、このブログ、文字の色がつけられなくて不便になったような・・・見にくいなと思った方、どうもすみません