ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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7/28 巨人 11-3 DeNA 久々の快勝!これが呼び水になるか?いや、ならないとね

巨人 11-3 DeNA → 対 DeNA:6勝8敗0分 愛媛 松山坊っちゃんタジアム

勝利投手:マイコラス 14試合 7勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:久 保 17試合 7勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→高木京→香月 捕手:相川→小林

DeNA:久保→小杉→福地 捕手:黒羽根→嶺井

本塁打

巨人:長野10号2ラン、阿部8号ソロ

DeNA

日テレG+ にて観戦

解説:水野雄仁 実況:佐藤義朗

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松山で行われた横浜DeNAベイスターズとの14回戦。巨人は初回、阿部のタイムリーヒットなどで2点を先行、二回には立岡、片岡の連続タイムリーヒットなどで3点を加え、序盤から試合を優位に進める。さらに四回には長野、阿部に連続ホームランが飛び出すなど打線が爆発、終わってみれば今季最多タイの11得点でDeNAを圧倒した。先発マイコラスは7回無失点の好投で7勝目。片岡は巨人移籍後初となる1試合5安打、この日33歳の誕生日だった亀井は3打点を挙げる活躍を見せた

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野球は流れのスポーツだとよく言うけれど、今日はまさにそれを感じさせるゲームだったと思う

初回1アウト1、2塁で筒香を三振におさえ、無失点スタートしたマイコーとピンチながらもゲッツーで無失点で終わらせるはずだったのに守備の乱れから失点スタートとなった久保

ただでさえ前回登板で炎上していた久保は、以降自分を見失ったかのように失点を重ねて行き、2イニングで5得点と援護をもらったマイコーは自身は調子が良くなかったと言いながら、安定したピッチングを続けてゆく・・・・

終わってみれば、初回の攻防がもしも逆だったとしたらと考えるとゾッとする

5点のリードだったことで、DeNA打線も1点を取りにゆく野球ではなく、フリーに打たせる事になり、選手にも何とか強い打球を!スイングにも力がはいって、結果的に雑なバッティングになっていったのも助かった。マイコーとの対戦が始めてだったこともあっただろうし、今日のマイコーは積極的にストライク先行で投げていたので、相手も早いカウントで打たざるを得ず、7イニングで70球というペースで投げることにも繋がった

良い時は良いイメージのままでということなのか、7回で降板することになったが、あのまま最後まで投げさせても、100球以内でおさまっていたかもしれないな。これから6連戦が5週連続で続くので、個人的には今日に関しては最後まで投げさせて欲しかったところだけど、まぁ原監督には原監督の理由があったんだろう

ただ、それならば後を受けたピッチャーは(特にこういうゲームは)すんなりと終わらせなければならなかった。急な準備では無かったはずだけど、香月はボール先行でカウント悪くなって打たれて・・・というのが目についた。3点くらいは取られてもゲームの勝敗に大きく影響することはないのだけれど、香月の置かれている立場を考えれば、大量リードだろうが、大量ビハインドだろうが、緊迫した場面だろうが、常におさえて良い防御率を維持してゆかないと、すぐに下の若い選手と交代させられてしまう

どんな状況でもメンタルを一定に保ち、淡々とおさえてゆくことが1軍に居続ける事に繋がるし、何よりも今日はDeNA3連戦の初戦だったので、明日につながるイニングを作らせないことが大事だった。

とまぁ愚痴はそれだけにして

(村田については敢えて今日は触れません(笑))

何と言っても今日は打線爆発に尽きるでしょう!

昨日一日空いて、さらに地方球場ということで気持ちがリセット出来たのか、先週までのゲームを忘れさせてくれるかのような猛打でした

何よりも良かったのが多くの選手がセンター返し中心のバッティングで基本に立ち返っていたこと。チームとしての指示なのか、選手個々が考えてのことなのかわからないけど、ストライクを打とうという意識と合わせての素直なスイングが今日は冴えていた。

特に片岡は復帰してから、これまでの鬱憤を晴らすかのような元気の良さを見せてくれていた。井端がベンチからも外れていることもあり、彼の存在がチームにとって非常に大きなウェイトを占めている。立岡が頑張って出塁し続けていることもあって、さらに片岡がバッティングで結果を出せば足を使える選手が坂本も含めて並ぶので、相手チームにとっては非常に嫌な打順になってくることになる。

さらに今日の片岡は守備でも良いプレーを見せてくれたし、完全に今日のゲームの中心にいたと思う。その片岡に釣られるように坂本、亀井、長野、阿部が結果を出し、久々の猛打爆発となった。

中でも一番嬉しいのは長野の3本かな

3本の安打全てがセンター方向で、さらにホームランは綺麗なセンターへのホームラン。前目でボールを捉えながらもあそこまでバックスクリーンへ飛ばせるのは長野の握力ならではの打球。あの意識をこれから先も持ち続けてくれるなら、多少の波はあれど、これから先も期待できる。

ただ、良い攻撃が続かないのが今シーズンの巨人なので、大事なのは明日と明後日のゲーム。今日は久保の調子が悪かったというのにも助けられて打てたけど、明日の番長はゾーンの高低左右を巧みについてくる。そんな中でもボール球に手を出さずに我慢して、甘いストライクをしっかり捉えられるかどうか、そんなバッティングが出来るようなら、次の試合、さらに次の試合も期待できるかもしれない

そんな気になる明日の先発は内海

杉内が離脱し、ローテが1年目の外国人、さらにルーキーに若武者、若きエースと熟練者がいなくなってしまった。ここで相性の良いDeNA戦をきっかけに内海が蘇ってくれると、浮足立ちそうな投手陣に頼もしい精神的支柱が戻ってくれることになる

後半戦、巨人が抜け出せるかどうか、内海の調子が鍵を握りそうな、そんなゲームになるだろう。逆に、また内海が炎上して再度離脱するようなことになれば、経験豊富な投手は心優しいグッさんだけ(笑)ということになり、精神的に引っ張る存在の選手が不在になってしまう。なので、明日は何が何でも内海には内容的にも結果としても良いピッチングをしてチームに勝ちをもたらせてもらわないと困る

最後に相川の離脱だけど・・・

左手2箇所の骨折ということで、長期離脱が必至になってしまった相川が抜けることはチームにとって本当に痛い。キャッチャーとしてもはもちろんだけど、何よりも攻撃面において、ひょっとすると現在チームで一番勝負強いのではないかと思われる存在だっただけに、貧打にあえぐ巨人としてはかなり厳しい状態になってしまった

今日をキッカケに打線が奮起してくれればいいけれど、単に夏の日の珍事で終わってしまった場合は、好守においてハンデを背負うことになる。

片岡が復帰して井端を楽にしてくれたように、相川が抜けても小林が好守にわたってフレッシュな働きを見せてくれるのであれば、それはそれで追い風にもなりえるのだけれど、ファームから上がってきてから、それなりに頑張ってくれてるとはいえ、相川の代わりとなると、さらなる結果を求められるだけに、これから先のキーマンとして内海とともに小林の存在に注目することになるだろう

追記

最後、村田にファーストを守らせてたね・・・解説の水野氏は特に意味は無いでしょうと言っていたけど、これって新外国人のカステヤーノスの加入に備えて、ファーストを阿部と併用させるためのちょっとした練習???とかってことではないよな?

いや、村田の話は今日は触れないつもりだったんだけど、今日に関しては、守備以外は完全に空気だったね(涙)

今日のような流れの時に、釣られて打っちゃわないと・・・ねぇ(汗)

管理人:みんぐ

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