ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/11 巨人 2-1 DeNA → 内容はともかく結果として勝てて良かった(マイコーに感謝)

巨人 2-1 DeNA → 対 DeNA:9勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:マイコラス 16試合 9勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:久 保 19試合 8勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス 捕手:小林

DeNA:久保→三上 捕手:嶺井→高城

本塁打

巨人:

DeNA:ロペス17号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:篠塚和典 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの17回戦。連敗から脱出したい巨人は、三回に阿部の2点タイムリーで先制する。巨人先発・マイコラスは五回にロペスにソロホームランを浴びたが、最後まで安定した投球を続けて1失点完投。被安打4、無四球の好投でリーグトップタイの9勝目を挙げた。1点差を守り切った巨人の連敗は4でストップした

Yomiuri Giants Official Web Site

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月曜一日ゆっくり考えたいと言っていた原監督が、どういう結論を出してオーダーを組むのか、心配でもあり期待もしていた

蓋を開けてみれば、村田のポジションに吉川を入れるという小変更だったのだが、これの意図に関してちょっと考えてみたい。

打線が繋がらない、長打が出ないというのは、そう簡単には変わらないだろう中で、何だかんだ言って終盤にはチャンスを作っているケースが多い。そこで、僅差のゲームの終盤に、巨人の今の弱点でもあり、ここのところ得点圏打率も上がってきた村田を右の代打の切り札として、好きなときに出せるポジションに置いたという風に解釈した。

同時に、坂本がスタメンから外れた時、大活躍した吉川を7番に置き、ガムシャラなプレーを求めるとともに下位打線から上位に繋げるための起爆剤として期待した

と思うのだがどうだろう?

個人的には阿部を休ませ、村田をファーストにコンバートして吉川をサードに持ってくるという選択肢と、アンダーソンをファーストに指名して、レフトに堂上を持ってくるという選択肢の2つを予想していたのだが、阿部をスタメンから外さずに村田の方を外してくるという作戦に出た

阿部も村田も対広島3連戦では1安打ずつだったので、どっちもどっちなのだけれど、その前のヤクルト戦と守備力を考えれば、消去法では阿部のほうが外れると思っていたので、正直なところビックリした。

結果的には阿部の2点タイムリーが勝利に繋がったので、その選択は間違っていなかったことになるのだが、だとしたら最後、8回裏の橋本のところで村田を打席に立たせても・・・と思ってしまった

(恐らく橋本が出たら吉川のところで代打だったのかな?)

と勝手に解釈してみたが、右投手に対して1割9分の村田と2割9分の吉川の違いだと、報道では言われていたので、じゃあ久保相手にはどうなのよ?と調べてみたら9打数2安打で2割2分だった(涙)

(ちなみに去年は2割)

ま、しゃーないか・・・

そうなると、相性の良さから言って今日一番頼りになるのが、今シーズン対久保の打率が11打数5安打で4割5分の長野なのだが、残念ながら今日は長野が全打席でチャンスストッパーとなってしまった

長野が1回、3回、5回のいずれかで1度でもタイムリーを打っていれば、もう少し楽に勝てたし、明日以降にも期待が持てるゲームだったのだが、それが出なかっただけで、結果的に2点しか取れない貧打状態は変わらないというイメージを持ったまま終わることになる

今日の勝利はマイコラスさまさまとしか言えないくらい、マイコーのピッチングが良かった。時折、高めに浮いてしまうケースがあって、ロペスにはそれをスタンドに運ばれてしまうけれど、今日もカーブが要所で決まっていたことで、速いストレートとカーブを両方待たなければいけないバッターとしては、高めに来たとしてもどうしても的を絞れずに打ち損じてしまう。

高めに行ったとしても打ち取れる姿と落差の大きな変化球を見て、ふとホールトンを思い出した・・・ホールトンも高めの変化球をフライで打ち取るのが上手な投手だったけれど、彼よりもはるかに速いストレートを持つマイコーはホールトンの上位バージョンだなと今日のゲームを観ながら思った

9回を投げ切ってくれたことも評価できるけど、なにより四死球0だったことが素晴らしい。この4連敗中、負けた原因のひとつに四死球の多さと守備のミスがあったので、例え打てなくてもミスさえなければ、巨人の投手力なら勝てるということを再認識させてくれたゲームでもあった

今日も奥さん見に来てたし、親戚も来てたことで、かなり気合が入っていたのだろう(お父さんもかなりの渋いイケメンだったな(笑))、その気合が空回りしないところもさすがだし、ロペスに一発を浴びた後のベンチでの悔しがりようも良かった。

(反省したはずの次のロペスの打席でも球は高めに行っちゃってたけど(汗))

何にしても、阪神、ヤクルトも勝ってたので、今日勝つのと負けるのとでは大違いだし、カードの初戦ということもあって、とにかく勝てたことが一番良かった

明日の内海 vs 三浦は前回の7月29日の対戦では内海は6回1/3で3失点。10回裏に亀井のサヨナラホームランでかろうじて勝ちを拾ったゲーム。こちらは番長を打ち崩したとはいえず、勝ったとはいえ安心できるゲーム展開ではなかったし、内海に関してもDeNA打線を0でおさえるようなピッチングは期待できない

個人的にはクリーンアップが仕事できるかどうかのゲームになると思うので、こちらとしては筒香、ロペスを如何にしておさえるか、坂本、長野、阿部がどれだけ仕事できるかの勝負になりそうで、正直なところちょっと分が悪い。

ただ、クリーンアップを意識して全力をだした後のバッター、ひょっとすると、キーになるのは互いの6番バッター、バルディリスと(恐らくだけど)村田が打てるかどうかになるかもしれないと思っている。

(6番はまたアンダーソンかもしれないけど)

とにかく元気なのが立岡だし、DeNAも乙坂が2安打打っているので、1番バッターが先頭打者に来た時に最も気をつけなければいけないのも両チームに共通して言えることかもしれない。

って結局、1番から6番まで気をつけなきゃダメってことじゃんか(笑)

追記

大事なこと書き忘れてた、今日の阿部の2点タイムリー、3ボールになる前のフォークをしっかり読みきって振らなかったあの集中力、アレが素晴らしかった!低めのフォークを見切られ、フルカウントになってしまったことでもう少しボールを上げなければならなかった事が阿部が打てた事に繋がった。長打を捨ててミートに専念し、しっかりとボールを見極める集中力が続くのなら、明日以降も期待できるかもしれない。

7月下旬に 150km/hのバッティングマシンで鍛えなおして、8月初旬に打線に結果が出たけれど、長くは続かず、昨日は 140km/h前後のマシンで練習したという・・・う~ん、その成果が見れるのは明日以降になりそうだな。

管理人:みんぐ

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