巨人 0-4 ヤクルト → 対 ヤクルト：10勝8敗0分 神宮球場
勝利投手：小 川 22試合 ９勝 ６敗 ０S
セーブ ：バーネット 44試合 ２勝 ０敗 30S
敗戦投手：菅 野 21試合 ９勝 ９敗 ０S
投手リレー
巨人：菅野→高木京→土田→田原誠 捕手：小林
ヤクルト：小川→オンドルセク→秋吉→バーネット 捕手：中村
巨人：
ヤクルト：
フジテレビONE（録画） にて観戦
解説：田尾安志 実況：塩原垣夫
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの１８回戦。巨人は四回まで毎回得点圏に走者を進めるも、ヤクルト先発・小川から決定打が出ず得点を奪えない。その裏、巨人先発の菅野が二死満塁から小川に痛恨の押し出し四球を与え、先制を許す。さらにこの回、菅野は連続押し出し四球、タイムリー、パスボールで一挙４点を先行される苦しい展開へ。巨人打線はその後も毎回のようにランナーを出すも、あと一本が出ず０対４と、ヤクルト投手陣の前に完封負け。４連敗を喫し、セ・リーグ３位に転落した
Yomiuri Giants Official Web Site
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菅野ですら、ヤクルト打線のプレッシャーに負けてしまったか・・・
というのが第一印象ではあるのだが、その裏には「１点はまだしも、２点とられたら負ける」という無言のプレッシャーが先発投手に対して大きな負担になっているのではないかと感じた
というのも、原監督が試合後にコメントしている通り、菅野の状態は決して悪いようには見えなかった。それでも序盤から球数が多くなってしまったのは、ひとえに打線が不調であるということに対する危機感が、慎重にならざるを得ない状態に追い詰めてしまったのだと思う
っていうか、１アウト３塁で３番坂本、４番阿部という流れで１点も取れないようであれば、いったいどうしたら点が取れるんだろうか？と思ってしまうのもしょうがない。
（初回の１アウト２塁からの坂本→阿部も同じ）
この場面を見させられ、相手がエースだという状況下に置かれたら、そりゃどんな投手だって、慎重にならざるを得ないし、満塁ながら２アウトまで追い込んでも、小川を出したら先頭に回ってしまうって気になってしまうのも仕方ない
あそこで、２点くらい取られても味方が逆転してくれるって思えるのと、２点取られたら、このゲームは終わりだと思うのとでは、球威も配球も全く違うものになってくるわけで、確かに、この若いバッテリーが失点したことで敗戦したのだけれど、それを責められる人はいないんじゃないかと思うくらい、彼らは想像を絶する重圧の中で投げていたのだと思う
（なんせ、あの百戦錬磨の井端ですらまともにバントが出来ない、進塁打も打てないというくらい、ガッチガチになってるような状況だから・・・・）
一方のヤクルト側は、例え菅野相手とはいえ２点くらいまでなら取られても何とかなるという打線への安心感があるだろうし、その中で先に点を取って貰えたら、かなり余裕の展開に持ち込める。そもそも、スコアラーから色んなデータが行っているだろうし、だいたい高低左右にアバウトでいいからボールを散らせば打ち取れるなんて、軽く考えられているんだと思う。巨人バッテリーがヤクルト打線に対してボール１個分の出し入れに気を使う中、ヤクルトバッテリーはボール２個分くらいハズレてもまぁ大丈夫くらいに考えているだろうから、そりゃやる前から不利なのは明らかになるってもんだ
まだ、自力優勝の可能性が残っているとはいえ、実質的には阪神がプレッシャーに負けてズルズルと落ちてくれない限り、自力での優勝はほど遠いし、明日負ければ、最悪の状態の中、阪神に続いて絶好調の中日と戦うことになる
せめてどこかに明るい材料が無いかと色々考えたのだが、今日に関しては、まだ立岡が元気だってことくらいしか出てこない・・・
（土田も頑張ってるけど、これだけ短期間で登板が多いと、逆に心配になる）
ここまで来たら、大田、橋本、立岡の同年代トリオを先発起用して、これからのジャイアンツを背負って立つ若い彼らが、救世主になってくれることを祈るくらいしか無いんじゃないかと思えてしまうのだが・・・
まぁ、完全に優勝の目がなくなるまでは、やらないだろうね（涙）
であれば、以前にも書いた通り、長野、阿部、村田は残り試合全てスタメン起用して、優勝を逃した責任（まだ逃してないけど）は自分たちにあるということを、しっかり認識させて、秋の地獄の秋季キャンプに強制参加させるくらいのことをやらないと、今の貧打は解消しないのではないかと・・・ん？あれ？なんかもうオフの話をし始めちゃってるな（汗）いやいや、まだ優勝は諦めてないからね、これからさき、どんな奇跡が起こるかわからないし
管理人：みんぐ
