ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/23 巨人 3-2 阪神 → 地道な努力は報われる!ナイス寺内また頼むぜ!

巨人 3-2 阪神 → 対 阪神:16勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:澤 村 56試合 7勝 3敗 33S

セーブ :

敗戦投手:呉昇桓 62試合 2勝 3敗 40S

投手リレー

巨人:ポレダ→マシソン→澤村 捕手:加藤

阪神メッセンジャー→呉昇桓 捕手:藤井→鶴岡

本塁打

巨人:片岡10号ソロ

阪神

日テレG+にて観戦

解説:堀内恒夫金本知憲 実況:新谷保志

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの24回戦。初回、巨人は片岡の10号ソロホームランで先制するが、先発のポレダが三回に同点に追いつかれる。巨人は七回に代打・高橋由のタイムリーヒットで1点を勝ち越すが、九回に澤村が捕まり土壇場で同点とされる。しかしその裏、一死二塁から寺内がプロ初のサヨナラヒットを放ち、3対2で劇的な勝利をもぎ取った。首位とのゲーム差は「2」で変わらず、ヤクルトのマジック点灯を阻止した

Yomiuri Giants Official Web Site

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マエケンから打ったり、マー君から打ったり、この時期の寺内はなんか持ってたりするんだよなぁ(笑)

相手投手が良ければ良いほどバットを短く持って、コンパクトにミート中心で振ってゆく。相手も一発の恐怖は薄いから、そこまでギリギリに攻め込んでこないというのもあるかもしれないけれど、今日の一打は、これまで寺内がコツコツ積み上げてきた技術の集大成のようなバッティングだった

大事なところで代打を出されることがほとんどなので、キャリアはあるけれどプロに入っての初めてのサヨナラタイムリー・・・嬉しかったろうなぁ

金本氏の「普通のワンヒットではホームに帰ってこれませんけど」発言があった直後の打球だっただけに「帰ってこれたじゃん!」って思わずTVにツッコミを入れてしまったのが自分の中で大爆笑だった(笑)

阪神戦に相性の良いポレダだけど、いい加減、阪神サイドも色々と対策を練ってくるだろうなぁと思ってた。鳥谷に打たれ、3盗を許してから、ちょっとイラついた表情を見せるなど、今日は足を使って来られてしまった。解説の金本氏が言うように、大和にも足をドンドン使わせるくらい徹底されていたら本当にヤバかったけれど、何とかギリギリのところで踏みとどまれた事が功を奏したかもしれないし、マートンの打球がポレダのグラブをかすめ、ショートゴロでピンチを凌げたことはラッキーも重なって非常に大きかった場面だった

あそこでひっくり返されていたら、今日のメッセの調子から追い越すのは厳しかったので、阪神側の揺さぶりが甘かったこととラッキーとがあいなった勝利だったと思う。

ボークもそうだけど、今さらポレダの細かいところを直すのは難しいので、そういった弱点を踏まえた上で戦ってゆくしか無い。シーズン中にグングンと悪癖を直せたマイコラスとの差は、そういうところにあるのかもしれない。ただ、弱点はわかっているので、来季も契約することが出来るのであれば(確かマイコー共々1年契約だったよな)、オフとキャンプで徹底的に修正した上で、何か上乗せすることが出来れば、かなり計算できる投手となるので、ぜひとも来シーズンも巨人に残って欲しい

ま、多少いらつきながらもゴメスとマートンに仕事をさせなかったし、粘り強く投げていたのは非常に評価は高い

(ヤクルト相手じゃ、こうはゆかなかっただろうな)

ここのところちょっと影の薄かった亀井の存在感が今日は光った

特にメッセから打ったカーブ打ちは、まるでお手本のようなバッティング。あの感触は今でも手に残っているだろうから、今後、カーブを得意とするピッチャーと当たる時には、彼をスタメンで使ってもらいたいと思うくらい、タイミングの取り方が良かった。

由伸のタイムリーと共に、今日はベテランの味が光った試合で、昨日の坂本、小林、長野のタイムリーというのも良かったけれど、今日の寺内のお立ち台のように日替わりでヒーローが出てくるのはチームとしては良い傾向だと思う

それにしてもヤクルトも負けないな(汗)

若い選手の多いチームだけに、追われるプレッシャーから、そろそろボロが出るんじゃないかというのを期待していたんだけど、どちらかと言うと怖いもの知らずの勢いの方が勝ってしまって、今は自分たちが負けるイメージが全く湧いてないんじゃないかと思う。

1~2人が好調で勝っているなら、こちらもマークのしようがあるけれど、全体的に元気で、誰かがその日打てなくても、他の誰かが打てるという状態を継続できているので、こちらとしてもなかなかマークを徹底することが出来ないし、何よりも例年なら故障者が多くて戦力が整わないのが、ある意味恒例となっているところ、今シーズンは大きな離脱者が少ないことも相まって、整った戦力のまま突き進んでいるという感じ

今月は連敗が1度も無いし、こちらが3連勝していても、ヤクルトも3連勝ということで差が縮まらないジレンマにむしろこちらが根負けしてしまいそうな雰囲気さえあって、非常にしんどい。

(3連勝してるんだから1つくらい縮まっても良さそうなものなのに…って思ってしまう)

直接対決が3つあって、しかもそれが相性の良い東京ドームというのが心の拠り所になっているけれど、それでも1つでも負ければ一気にまくられる!という焦りとの戦いもあるので気が抜けない。

せめて巨人が明日勝ち、ヤクルトが負けて1ゲーム差まで詰めた上で週末の直接対決に持ち込めれば、2つ取られたら逆転されるというプレッシャーをかけることが出来るかもしれないけれど、明日も詰められない、もしくは広げられるようだと、むしろプレッシャーはこちらにかかってくるので、ヤクルト戦と同じくらい、明日のゲームが大事になる

それでも、上に2ついたのが1つになったことで、完全にターゲットを絞れるようになったのは大きい。もちろん、阪神との直接対決も残っているし、再逆転される可能性もあるけれど、今は後ろを見ずに、たった1つの前だけを向いて戦えるので、モチベーションの上がり方も変わってくるだろう。

巨人ファンとしては胃が痛くなる毎日だけど、これだけ1試合ごとに一喜一憂できることも、そうそう無いので、難しいけど、この状況を楽しみたいと思う

管理人:みんぐ

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