ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/22 巨人 3-0 阪神 → エースで勝利して2位浮上、少しずつ詰めてゆくぞ!

巨人 3-0 阪神 → 対 阪神:15勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 24試合 10勝 10敗 0S

セーブ :澤 村 55試合 6勝 3敗 33S

敗戦投手:岩 崎 14試合 3勝 9敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→山口→澤村 捕手:小林

阪神:岩崎→松田→高宮→歳内 捕手:藤井

本塁打

巨人:

阪神

日テレG+(録画)にて観戦

解説:江川卓 実況:田辺研一郎

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ゲーム差なしの2位、3位対決となった東京ドームでの対阪神タイガース23回戦。巨人先発の菅野は二回に一死満塁のピンチを迎えるが、この回を無失点で切り抜けると、その後は阪神打線を寄せ付けず、7回を3安打無失点に抑える。打線は五回まで散発2安打に封じられたが、六回に坂本のタイムリーツーベースヒットで先制に成功。七回に小林、八回には長野のタイムリーで追加点を挙げ、最後は澤村が締めて3対0で阪神を下した。菅野は10勝目を挙げ、プロ入りから3年連続での2桁勝利をマークした

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連戦の頭を勝ったチームだけが連勝する権利を与えられる

そんな当たり前の話しが非常に重く感じられる阪神との2連戦。とにかく初戦を取らないと話しにならないと巨人はエース菅野を立てた。立てた以上は絶対に負けられない、

その菅野は8月以降で1勝4敗、その唯一の1勝が8月20日の阪神

何とか勝利を手にして、自らの借金を返済するとともに、3年連続となる2ケタ勝利を手に入れたいところ

本人も言うように決して調子が良いわけではなく、2回、4回とピンチを作って不安定なところも見せたけれど、ピンチを背負ってからのギアの上げ方は良かった。まぁいずれもピンチで下位打線ということもラッキーだったけれど、それでも他の投手だったらどっちかのピンチで1点は取られていたかもしれないと考えれば、さすがと言ってもイイと思う

とにかく相性の悪い福留の前に、如何にしてランナーを出さないか、おそらく、小林と入念に打ち合わせしてたんじゃないかというような攻めで、今成は3三振、マートンには徹底的な外角攻めと1~3番を打ち取ることに全力を注いでいるようなピッチングに見えた

これがヤクルト打線であったら同じような危機回避はできなかったと思うし、巨人、広島と同じく打線に課題を残す阪神だったからという見方も出来るので、手放しでは褒められないけれど結果的に7イニングを被安打3、奪三振10個でマウンドを降りているのだから文句を言っては失礼にあたるか(笑)

打線はやはり初物、しかも左腕ということで序盤は非常に苦しんだ。特に3回、2回り目だったけれど立岡のレフトフライ、片岡のセンターフライは押し込まれていて、球速以上にキレを感じるピッチングでなかなか快音を響かせることが出来なかった

6回に来て何とかキャプテンの1打で先制点を上げることが出来たけれど、この坂本のバッティングは良かったね。ここのところ結果がでなくてもがいていたけれど、得意のインコースながら差し込まれていたにも関わらずしっかりと振り切って、ある意味坂本らしいバッティングだった。今日の1本が忘れていた何かを取り戻すきっかけになってくれるのであれば明日以降も期待できるけど、阪神バッテリー的にはやっぱり坂本にインコースは危険だと感じて、明日は投げてくれないだろうな

それと長野も良かったね、外寄りのストレートだったと思うけど、高めのボールに逆らわずに素直にセンター中心に打ち返すことが出来た。昨日のレフト線へのヒットのように内へ来たら軽く引っ張り、外へ来たら素直にセンターから逆方向へ、目付けを高くしてボールに逆らわないバッティングを心がけるだけで、長野の握力ならあれくらいの打球は打てるので、明日も忘れずに継続して欲しい

(くれぐれも外角低めだけは手を出さないように・・・)

岡本も良かったよ、ショートへの内野安打だったけど、しっかりと強く押しこむことが出来た分だけ、鳥谷も横に移動しつつ下がり目で取らねければいけなかったので、送球にタイムラグが出来るとともに安定させることも出来なかった。一生懸命走ったこともあって、内野安打となったけれど、同じ打ち方を他の選手がやったらゴロも緩くなって前でさばかれてアウトになっていただろうから、それだけでも価値ある1打だったと思う

守備も無難にこなしたし、やはり1試合ごとに少しずつ成長してるな、若いっていいなってのをしみじみ感じた

ナイターでヤクルトが良い勝ち方をしたために、首位とのゲーム差を縮めることは出来なかったけれど、まずは2位に浮上したということで、残り少ないながらも少しずつ差を詰めて行きたい、いや行けそうな予感をさせてくれる勝利だったと思う

菅野は中4日で日曜のヤクルト戦、そして10月4日のヤクルトとの最終戦に投げることが予想されているけれど、残り4試合の東京ドームでの試合を上手く乗り切ることが出来れば、あの伝説の10.8決戦に続く、10.4決戦というのもありえるかもしれないと、そんな希望を持たせてくれた。

(そう簡単にはゆかないんだろうけどねぇ(汗))

明日のメッセはまた手強い相手だけど、相性の良い阪神との東京ドームということで、何とか勝利をモノにして、続く広島戦でのマイコラスに期待し、週末のヤクルト戦を今よりも少しでも良い形で戦えるように、今日勝ったからこそ、明日を大事に戦って欲しい

追記

今日は昨日書いた通り、朝からジャイアンツ球場に行って、ファームの優勝を観戦してきました。写真付きレポートは9/22 巨人本拠地でファームがリーグ優勝!!!観戦レポートを見てもらうとして、簡単に感想を言わせていただくと

本来、この時期にここに居てはイケないはずの内海が先発、4番にはDHで村田という頼もしいんだか、悲しいんだかというようなオーダーで始まった試合。早々に内海が3失点で降板し、村田はチャンスでサードゴロというブーイングが起きそうな中、今シーズン日ハムから移籍してきた北、期待の若手 和田恋、ここに来て打撃好調の横川らの活躍で終盤に逆転し、見事に本拠地ジャイアンツ球場で岡崎監督を胴上げすることが出来ました

長年ファームのゲームを見てますが、こんなに入ったのは何時以来?ってくらい超満員のジャイアンツ球場で非常に盛り上がりました。

去年最下位だったことを反省し、今年は勝ちにこだわりながら選手を育てるという言葉通りの結果で、この緊張感の中で優勝を手にした若武者達が、残り少ない今シーズンでチャンス手にすることを祈りつつ、来季には今のスタメンを脅かす存在になってくれる成長を遂げてくれることを願ってます

管理人:みんぐ

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