ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/24 巨人 2-0 広島 → 出た!坂本の「変態インコース打ち!」いよいよ首位攻防戦だ!

巨人 2-0 広島 → 対 広島:10勝15敗0分 東京ドーム

勝利投手:マイコラス 20試合 12勝 3敗 0S

セーブ :澤 村 57試合 7勝 3敗 34S

敗戦投手:野 村 14試合 4勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→山口→マシソン→澤村 捕手:小林

広島:野村→ヒース 捕手:石原→會澤

本塁打

巨人:坂本12号2ラン

広島:

日テレG+にて観戦

解説:江川 卓 実況:河村 亮

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東京ドームで行われた広島東洋カープとの最終25回戦。巨人打線は三回まで1人の走者も出せなかったが、四回に坂本がレフトスタンドに2ランホームランを放ち、先制点を奪う。先発のマイコラスも7回を3安打無失点に抑える。八回にピンチを招いてマイコラスは降板するが、後を受けた山口とマシソンが好救援。九回は澤村が抑え、2対0で試合終了。4投手の完封リレーで広島を下し、首位・ヤクルトのマジック点灯を阻止した

Yomiuri Giants Official Web Site

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東京ドームでの連勝が続いて、雰囲気は悪くないはずなのに、対広島ということでは、東京ドーム5連敗、さらに野村には0勝3敗と勝てないという厳しい数字が頭をよぎる…

それにしても、1球1球ごとの緊張感がハンパない(汗)

マイコラスが投げるたび、野村が投げるたびに身体に力が入って、ゲームが終わる頃には体中がカチコチだったよ(笑)

ゲームとしては見応えのある投手戦だったんだが、今日は日テレG+の他にNHK BS1でも中継があって、ザッピングしながら見ていたら、G+の江川氏はマイコラスの調子は悪いと言い、NHKの宮本氏は調子がイイという、面白い解説だった

まぁ、江川氏は基本的に斜めから見た解説をするので、言ってることをそのまま真に受けないほうがいいのだけど、私個人の意見としては、多少左右にブレる事はあったものの、高低に関しては大きなズレは無くストレートのキレも良かったので調子は悪くなかったと思う(本人も調子は悪くなかったと言ってたし)。私が感じていたことをプロ野球ニュースフジテレビONE)で片岡氏が言ってたんだけど、マイコラス対策で左を並べてきたカープ打線に対して、巨人バッテリーは高めのストレートと落差の大きなカーブを有効に使っていた、カーブで目線を上下に揺らし、緩急を感じさせたところでストレートを決める、もしくはストレートで押し込んでおいてカーブで三振に取る、その2つのバリエーションを巧みに利用しておさえていたと思う

足のある広島なので、セーフティバントを連発されたり、徹底して逆方向を狙われたりしたら厳しいかなと思っていたのだけれど、連敗でちょっと元気の無いカープ打線が、どちらかというと淡白な攻撃をしてくれたことに助けられたってところも多少はある

ただ、打たれたら嫌なところで、坂本のイレギュラーバウンド処理だったり、立岡の猛烈なツッコミからのセンターフライキャッチだったりと、要所で守備に良いプレーが出たのも大きかった

攻撃面で立岡の出塁からの坂本のホームランがあったように、今日はこの2人が攻守に渡って活躍したことで取れた勝利だと思う。

さらに、今シーズン苦手としている野村に対して、小林、坂本、阿部らが何とかしようとバントを試みたりと、あの手この手で何とか崩そうとしていた、なりふり構わぬ姿がチームに一体感を呼び起こし、一人一殺という継投をさせた原監督の決断が今シーズン16度(だったよな?)のシャットアウト勝利を手にする要因だった

表題にも書いた通り、坂本のホームランは素晴らしかった

野村投手としてはサードゴロに打ち取りたかった球だと思うけど、あの厳しいインコースをうまく身体を回転させてスタンドまで持ってゆくのは坂本しか出来ないんじゃないかというようなバッティングだった

(仮に出来るとしたら、亀井がたまにインコースの変化球を上手くすくうバッティングをするけど…)

先日もインコースをうまく打ったバッティングを見せたけれど、やはり坂本にはインコースは禁物だということを他球団も改めて認識したんじゃないかと思う。とはいえ、アウトコース一辺倒ではおさえるのは難しい、どこかで内を攻めざるをえないわけで、残り試合、坂本が打席で集中して僅かに来るであろうインコースをどれだけ打てるかが、ひとつのキーになりそうな気がする

攻撃面ではマイコラスのバッティングも見逃せない(笑)お世辞にも綺麗なスイングとは言えないけれど、前回登板時のタイムリーと言い、打席でも隙あらば自分が何とかするという気迫は他の投手にも見習ってもらいたいと思う。せっかくセカンドまで行きながら、離塁が大きすぎてアウトになってしまったのはご愛嬌だけれど、裏を返せばそれだけ、塁上でも次のベースをめがけて、常に前へ前へと気持ちが攻撃的になっているということで、走塁面の技術は置いとくにしても、その闘争心はチームにプラスにはたらいたと思う

ただ、阿部のバッティングはちょっと・・・

7回裏ノーアウト1塁だから進塁打を打つために1、2塁間を狙うというのはわかるけれど、対広島戦においては、菊池という変態守備の選手がいるわけで、そのセオリーは通用しない。むしろその逆を突いて、三遊間を狙うつもりでいたほうがボールをギリギリまで見切ることが出来るし、仮にボテボテになったとしてもランナーは坂本だったので、セーフになった可能性もあったかもしれない

セオリーは大事だけど、それも相手によりけりって事で、カープを相手にする時は、とにかく1、2塁間の打球は避けるというのも頭に入れておかなければいけないって事を頭に入れておいて欲しい

(といっても、もう広島との戦いは無いけど・・・いや、CSで会う可能性は残ってるか(汗))

昨日も書いたけど、同じことを言わせてください

4連勝してるのにゲーム差が1つも縮まらないなんて・・・なんてことだ!

本当に優勝争いをしている実感を持っているのか?と言いたくなるようなヤクルトのノビノビ野球には本当に脱帽する。ただでさえ、攻撃面では他球団を圧倒しているのに、今日の秋吉、久古、オンドルセク、バーネットのリレーは何なのよ!と言いたくなるような安定感。こちらもグッさん、マシソンが調子を上げてきているとはいえ、膠着したゲームでブルペン勝負になった時に安心できる材料が無いというのは本当に怖い

まぁビクついていても仕方ない、負けたら終わりというプレッシャーの中で4つ勝ってヤクルトと直接対決出来る事を素直に楽しむとしよう

(ヘタしたら、直接対決前に終わってた可能性だったあったわけだし)

厳しいながらも良い材料を探してみれば、東京ドームではヤクルトに2敗しかしていないという事と、前回立ち上がりに失敗したハヤトゥーもヤクルト戦の防御率は決して悪く無いということ、さらに対山田は巨人としては2割とおさえているということ!

(一方で菅野がヤクルトに1勝もしていないというのもあるが・・・・(汗))

最初の1つを取ることが出来れば、ノビノビ野球のヤクルトもさすがにプレッシャーを感じることと思う、もちろんヤクルトとの残り3試合は1つでも落としたら終わりというのもあるけれど、頭さえ取れれば、3つとも勝つという可能性も無いわけでは無いことを念頭において、トーナメントの決勝戦のつもりで明後日の試合に望んで欲しいと思います

今日はプレ・ポストどちらでもTwitterを読んで貰えなかった(涙)明後日は頑張るぞ!

管理人:みんぐ

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