ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/26 巨 10-5 ヤ → よっしゃ開幕2連勝(実は予想外)このまま3タテ出来たら最高だ!

巨人 10-5 ヤクルト → 対 ヤクルト:2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高木勇 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:石 川 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:高木勇→田原誠→戸根→山口 捕手:小林

ヤクルト:石川→古野→徳山 捕手:中村

本塁打

巨人:クルーズ1号3ラン、長野2号2ラン

ヤクルト:

日テレG+(時々地上波)にて観戦

解説:吉村禎章 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの2回戦。巨人は二回、亀井と小林誠のタイムリーで先制すると、三回にはクルーズが移籍第1号の3ランホームラン。その後も長野の2試合連続アーチとなる2ランホームランなどで加点し逃げ切った。先発の高木勇は7回2失点で今季初登板を勝利で飾った。14安打10点の猛攻でヤクルトを下した巨人は開幕2連勝となった

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨日はエースの力投で勝ち、今日は打線が爆発して勝った

内容の違う連勝に、にやけが止まらないのは私だけではないでしょう(笑)

戦前の予想では、ハヤトゥー(高木)が6回3失点、打線はカツオ(石川)から取れて2点、バーネットのいないヤクルトから8、9回の終盤に追いつき、追い越せるかどうか、そこが今日のキーになると思ってたんだが・・・

いや、こんな結果になるとは完全に予想してませんでした(汗)

終わってみれば10-5という点差での大勝利だけど、内容的には昨日同様、紙一重の勝利だったと思う。初回に長野が四球で出た後、2番立岡から、坂本、ギャレットが送ることすら出来ずにあっさりと攻撃が終了し、2回の表に畠山、雄平に連打を浴びてノーアウト2、3塁というピンチを作ってしまった時、

こりゃ、この時点で2点は覚悟しなきゃ、今日は追いかける展開のしんどいゲームになりそうだ

って、殆どの巨人ファンが思ったんじゃないだろうか?

昨日はピッチャーが菅野ということで、信頼して内野が前目に守り、同じピンチを無失点で切り抜けたが、ハヤトゥーということになったらどうだろうか?と心配していたのだが、昨日も見せた亀井の素晴らしい守備と坂本との連携で3塁ランナーの畠山をアウトにすると、大引をサードゴロに仕留めて無失点で切り抜けた

このイニングで先に点を取られていたら、ハヤトゥーのピッチングは慎重になり、四球を嫌って球が真ん中に集まって連打を浴び、5回持たずに降板となっていた可能性は高いだけに、今日の勝利の立役者は亀井と坂本だったんじゃないかと思う

そのピンチを救った亀井がその裏すぐにタイムリーを打てば、昨日のヒーロー小林もそれに続いて追加点を上げた

先に点を取ってくれたと思っていたカツオが無失点でガッカリし、2点くらいとられることを覚悟していたハヤトゥーが無失点で終わってホッとしたという、このシチュエーションの差が序盤でゲームの行方が決まりかける事態を招いたとすれば、野球とは何と難しい勝負事なのかということを思い知らされる

巨人に出た14本の安打のうち、引っ張った打球は僅かに4本、あとは全てセンターから逆方向という形は、石川を攻略するためにチームがというよりも、個々人がどうしたら攻略できるかということを念頭に置いたプレーの賜物だったんじゃないかと思う

中でも昨日ノーヒットだったキャプテン坂本のヒットはいずれも点に結びつく起点となったもので、やはりこのチームは坂本が打つと得点力が上がるという事を見せつけてくれたし、ダメ押しとも言える長野の2日連続となるホームランと合わせて、由伸新監督が期待する「サカチョーが打てば勝てる」ということを実践したゲームとなったと思う

ギャレットにもヒットが出て、クルーズには3ランホームランが飛び出した

毎年、外国人野手に泣かされてきた巨人にとっては、まだ始まったばかりとはいえ、この2人が早々に結果を出してくれたという例年にない事態(笑)も追い風となり、今年の巨人は相手が後手に回った時の爆発力は凄まじいという事を他球団にも見せることになったのではないかと思う

先発全員に安打が出たことで仲間はずれもいなくなり、明日以降も少し楽に打席に立てるだろうし、2回裏の場面だけど1アウト1塁でバッターがハヤトゥーという場面でも、1番に長野がいることで、ハヤトゥーに躊躇なくバントを命じることができるし、2アウト2塁という局面で長野なら点に結びつけることが期待できる

(これが1番が立岡とかになると、1ヒットで2塁ランナーが帰る確率は、長野に比べると低くなる)

仮にアウトで終わってしまっても、次の回は立岡からスタートすると考えれば、長野→立岡という打順も案外悪くないな…と思う

ハヤトゥーに関しては、まぁまぁだったと思う、先に言った通り、2回のピンチで失点していれば、その後の投球は小さくなってしまって、さらに失点を重ねた可能性は高いし、3回以降はそこそこのリードがあったことで、どちらかというと楽に投げられた部類だったろうから、この結果だけで今シーズンのハヤトゥーは、またひとつ成長していると結論付けるのは難しい。

7回には2回と同じようなミスをして、今度は失点してるし…

それでも、昨シーズン、中盤以降なかなか勝てず、自信を失いかけていたかもしれないハヤトーにとって、早々に勝ちがついたのは、その自信を取り戻すきっかけになっただろうし、本来なら裏ローテで投げていただろう投手が、台所事情が苦しいという条件付きだが、開幕2戦目に抜擢されてチームに連勝を持たらせたことは意味があった

(これで明日の田口も少し気持ちを楽に投げることが出来るだろうし)

戸根がピンチを作ってしまったのは見たくない場面だったが、先頭バッターを四球で出すとこうなるということを改めて感じただろうし、使うはずの無かったグッさんを出すハメになってしまったことも、ポジティブに考えれば5点差という場面で出すことで、まぁ肩慣らしが出来たと考えれば、月曜はゲームが無いし、明日に向けて良い調整になったと言えるかもしれない

明日は田口 vs 原樹理

オープン戦ではバツグンの安定感というか、むしろ今の投手陣の中で菅野に次ぐんじゃないかと期待させるくらい良いピッチングだった田口。昨年はローテの関係で1軍にいたり、2軍へ落ちたりという繰り返しに甘んじてしまっていたが、結果が悪くて2軍に落とされたわけじゃないし、今シーズンはローテに居続けてさえくれれば、2ケタはイケるんじゃないかと勝手に期待しているので、まずは幸先の良いスタートを切ってくれれば、「計算できる投手が菅野とポレダしかないから優勝は無理」と言っていた多くの野球解説者たちの戦前の予想を覆すことが出来る。

一方の原樹理はルーキーだから、失うものは無いという意識で来るだろう。初物苦手な巨人に当ててやろうという作戦が見えなくも無いし、決して与し易い相手ではないだろうけど、恐らくヤクルトの腹づもりの中では、開幕3戦目というしんどいスタートだろうけど、小川、カツオで1つは勝ってるだろうし、うまくいけば2連勝してるかもしれないから、多少は楽だろうという予想もあったかもしれない

だとしたら、そのアテはハズレてしまったかな、超満員の敵地東京ドームでチームの勝ち頭二人が負けて、3連敗は避けたいというプレッシャーがかかるかもしれない。

(まぁ、選手一人一人はチーム状況に関わらず、目の前のことに一生懸命だと思うけど)

逆に怖いもの知らずのルーキーにホームで負けると、苦手投手になってしまう可能性もあるので、ここは連勝の勢いを借りて原樹理投手に「やっぱ巨人怖ぇ~」って意識を植え付けられるように、打線がしっかり結果を残すゲームをして欲しい

何より、今シーズン最初の日曜のスポーツニュースのはしごが楽しくて仕方ないように、出来る時はキッチリ3連勝で開幕カードを締めてください、お願いします

m(__)m

管理人:みんぐ

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