ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

3/25 巨 3-1 ヤ → 重い空気を払拭する良いスタート!今年は相性逆転とゆきたい

巨人 3-1 ヤクルト → 対 ヤクルト:1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :澤 村 1試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:小 川 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→マシソン→澤村 捕手:小林

ヤクルト:小川→秋吉→ペレス 捕手:中村

本塁打

巨人:長野1号ソロ

ヤクルト:

日テレG+にて観戦

解説:江川 卓 ゲスト解説:原 辰徳、松井秀喜 実況:河村 亮、佐藤義朗

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2016年のプロ野球ペナントレースが幕を開けた。東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの開幕戦。3年連続の開幕投手となった巨人先発の菅野は、要所を締める投球でヤクルト打線に得点を与えず、7回無失点の好投を見せた。打線は四回、長野のチーム初ヒットとなる左翼へのソロホームランで先制。七回には、女房役の小林誠の2点タイムリ二塁打で追加点を挙げた。マシソン、澤村のリリーフ陣も反撃を1点に抑え、巨人は3対1で勝利。由伸監督の初陣を見事白星で飾った

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5回か6回あたりにポカンとホームランを打たれて、せっかくのナイスピッチングが台無しになり、勝ち投手の権利を手放した状態で降板

去年までの菅野だったら、そんなシナリオが頭をよぎる

ヒーローインタビューで「泥臭くても良いので、とにかく勝つぞという気持ちを忘れず」という事を言っていたが、その言葉通りの魂のこもったピッチングだったと思う。この日をイメージして体を作り、今シーズンを通してどう自分が活躍するかを想像してトレーニングに励む。

そんな万全の状態で臨んでも、なかなか思うように身体が動かないのが開幕戦

本人の中でも、イメージ通りのピッチングができてないなというジレンマと闘いながらのマウンドだったと思うけれど、ギアを巧みに入れ替えながら、要所を締めるピッチングで去年とは違う姿を見せてくれた

去年1勝も出来なかったヤクルト相手に、初戦で負ければ「今年もヤクルトとは相性が悪いのか?」と自分を疑うことになってしまうし、明日投げるハヤトゥー(高木)にもプレッシャーをかけることになる。エースとして託されたマウンドで、ピンチは作りながらも0点で抑えたという結果が由伸ジャイアンツにとって何よりのスタートだし、見ている我々にとっても「今年の菅野とヤクルトの相性は逆になるかも!?」という期待感をもたらせてくれた

一方で課題となっていた攻撃に関しては、まだまだ上向きの片鱗も出せれてないというのが率直な感想

開幕して一回りは、だいたいエース同士が当たることも多いし、ピッチャーも元気なので、そうそう打てるものではないってことはわかっているけれど、勝利したものの4安打というのはピッチャーが菅野でなければ勝てなかった可能性も高いので、まだまだ心配ではある

特にオープン戦では良かった亀井が、3度のチャンスでことごとく凡打してしまっていたのが寂しい。3つのうち、どれか1つでもモノにすることができていたら、もっと楽にゲームを運べていたし、チームの雰囲気もさらに良くなっていただけに残念

ただ、選手会長の長野の一発は、去年が悪かっただけに、本人としてもホッとする一打だったろうし、重苦しい立ち上がりだったゲームに活を入れてくれた。立岡にもヒットが出たし、盗塁も決めたので、明日以降はさらに楽な気持ちで打席に立ってくれると思う

期待のギャレットはノーヒットだったものの、変にリキむことなくボールをしっかりと見て、低めの変化球を見逃している姿は次に繋がると思うし、結果を求め過ぎない姿勢は頼もしく感じた。

それにしても、1番長野というのは少し驚いた

以前、長打のある1番が好きな原監督が、由伸を1番に据えたシーズンがあったけれど、その再来か?というのが頭をよぎった。

選手会長である長野にまずは口火を切ってもらいたいという思いがあったのかもしれないし、その意味では先制点をもぎ取った長野の一打は由伸監督の思惑通りということで、今日に関しては上手くハマったと言える。明日以降はどうするのかわからないけれど、亀井がスタメンで出続ける限りは、重信、大田には先発のチャンスは巡ってこないだろうから、しばらくはこの形でゆくのかもしれない

長野自身、開幕前に今シーズンは盗塁も積極的に狙ってゆくと言っていたので、足を絡めた攻撃という意味では、長野に関してはヘタに後ろに回すよりも1番、2番の方が相手にとっても嫌かもしれない

今日はジグザグを意識してか、こういったオーダーになったけれど、イメージ的には1番は立岡で出塁→盗塁でチャンスを作り、長野、坂本で返すという形のほうがしっくりくる(長野は右打ちが得意なので、立岡が塁にいる時でもチャンスを広げられる可能性は広がるし)

3~5番は、仮に結果が全く出なかったとしても、一回りくらいは変えずにくるだろう。ここまでの坂本、ギャレット、クルーズを見る限りは、2~3試合打てないからと打線を変えるよりも、耐えながら波にのるのを待っていれば、必ず流れは出来ると思うので、是非とも我慢強くこだわってもらいたい

となると先発出場の機会が減る片岡が可哀想になってくるが、今日のようにクルーズが出てから、足を絡める展開になった時に代走からの出場というのは、いくらでも出てきそうだし、代走に出て、そのまま守備につけるというメリットは計り知れない。逆のパターン(片岡が先発し、途中からクルーズ)は考えられないので、片岡がくさらず、ゲーム序盤からベンチ内でしっかりとゲームに入って、どのタイミングで出ても最高のパフォーマンスを引き出せるルーティンを手に入れた時は、本当に強いチームになるんじゃないかと思う

まぁ何にしても、老川祥一新オーナーの謝罪からスタートし、ちょっと重苦しい感じになった開幕戦をエースがしっかり投げて、選手会長の一発で勝利の狼煙が上がったというのは何よりも大きな一勝になったと思う

一番危惧していたのは開幕3連戦を3連敗することだったので、最低でも1勝2敗で追われる事が確定したって意味で、個人的にはそれが一番ホッとした開幕のスタートとなった

追記

それにしても、原元監督と松井のゲスト解説は豪華だったわ・・・原元監督には、もっと去年までの裏話を喋って欲しかったけど、「いやいや(笑)」ッて感じで、何度となくかわされちゃったな

で、プレ・ポストゲームはヒサノリが参戦か…まぁ、キャンプにいの一番で巨人にヒサノリが来てた時点で日テレが彼を引き込むのは予想していたけど、現役最後は一応DeNAだったわけで、TBSの解説って話は無かったのかな?(大魔神が解説を降りないかぎり、それは難しいか…)

いや、別に嫌じゃないのよ、現役時代から彼のしゃべりは嫌いじゃないし…(苦笑)

ただ、ちょっと宮本とキャラ被るかなって(爆)

管理人:みんぐ

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