ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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5/14 巨 7-1 ヤ → 逆転、中押し、ダメ押しと久々の快勝だった!

巨人 7-1 ヤクルト → 対 ヤクルト:6勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:今 村 8試合 2勝 1敗 0S

セーブ :

敗戦投手:山 中 4試合 2勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:今村→マシソン→田原誠 捕手:小林

ヤクルト:山中→中澤→久古 捕手:中村

本塁打

巨人:亀井2号2ラン、ギャレット7号2ラン

ヤクルト:

解説:吉村禎章 実況:平川健太郎

日テレG+にて観戦

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの11回戦。巨人先発の今村は初回に先制を許すが、二回以降は好投。打線は二回に長野のタイムリ二塁打で追いつき、亀井の2ランホームランで勝ち越した。その後もギャレットの2ランホームランなどで効果的に得点を重ね、ヤクルトを突き放した。今村は今季最長の7イニングを投げ、1失点の好投で2勝目。投打がかみ合った巨人は3連勝でこのカード勝ち越しを決め、首位を守った

Yomiuri Giants Official Web Site

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全体的には表題の通り

先発が7回まで1失点で投げて、攻撃陣は先制されるもすぐに逆転、さらに中押し、そしてダメ押しと展開としてはこれ以上ない形での勝利で、文句の付け所のない快勝だったと思う

こういう試合だからこそ、あえて難癖をつけさせてもらうなら、先制された後、たまたま逆転出来たから良かったものの、もしも序盤で追いつけなかったら、ズルズルと失点を重ねる展開になっていたと思う、そういう意味では点差の上では快勝だけど、実際は紙一重の勝利だった感じ

先発の今村は前回の反省から、序盤は慎重になりすぎて球数も多く、不安定だったけれど前回も炎上した後、冷静になって何とか抑えたように、尻上がりに調子があがるタイプなんだなと改めて感じさせる登板だったように思う

確かに中盤以降はテンポよく投げていたけれど、ボールの一つ一つを吟味すると、結構甘い球も投げていた(というか、結構な確率でベルト付近の微妙な高さのボールが多かった)

昨日のレポートで、右の強打者が多いヤクルト相手に左投手、特に菅野のあとは心配だと書いたけれど、よくよく調べてみると、意外にヤクルト打線は左投手に苦戦していることがわかって、終わってみれば「あぁ~なるほどね」という結果だった

それでも、前回炎上している今村がヤクルト打線を7回、被安打5、1失点でおさえた結果だけ見れば、前回の炎上こそが「たまたまだった」と思えるような形で、失いかけた信用を一気に取り戻したと思う

投げるたびに(前回は除いて)球数も増え、イニングも伸びているし、勝ち負けは微妙ながら現段階で首位にたっているチームの原動力の1つであることは確かなわけで、ゲーム後の由伸監督の次はありますか?という質問に対しての「は?あるに決まってんじゃん!」的なコメント返しに今村への期待と信頼の深さを感じた

私個人としても、今日のピッチングで「そうだね、前回の事はなかったことにしてあげようね」という気持ちになったことは事実

さて、攻撃に目を向けると、なんといってもギャレットの来日初猛打賞に触れないわけにはゆかないか・・・

冷静に見れば、引きつけて打つタイプのギャレットには、ストレートの球威で押すタイプよりも今日の山中のような、球威の遅いタイプの方が合うわけで、ミスショットしなかったことは評価に値するけれど、相性で言えば打てて当たり前の感じだったと思う

そういう意味では、2回の2ベース、6回のホームランよりも8回の内野安打の方が、助っ人外人なのに必死で走る姿にグッときて、評価は高い。あぁ~結果が出ていなかったことに誰よりも責任を感じて、どんな打球に対しても必死なんだなという気持ちが伝わって「ギャレット、いいやつだな」という思いが強くなるというか…(笑)

これまで、叩かれることの多いギャレットも、思い返してみれば、去年のセペダよりは10倍くらいマシな成績を残しているわけで、正直スマンかった!という思いを強くした今日のプレーだったように思う

とはいえ、優勝を目標にするなら、まだ今の成績では合格点ではないので、今日の猛打賞をきっかけに、明日以降、結果を残せるかどうかが、真価を問われる打席になることは、疑いようがない

もうひとつ気になったのは、今日のような展開で、マシソン、田原を登板させるのはどうかと…ただでさえ、現時点での登板数で言うと、マシソンも田原も澤村も上位に食い込んでいる状態。僅差のゲームを繰り返し、首位に立っているチームだから必然的に多くなるのは仕方ないにしても、7回終わって6-1の状況でマウンドに立たせる事は無いのではないかと思った

勝てるゲームは点差に関わらず、必勝リレーで勝ち切るとでもいった方針は悪く無いとは思うけど、今日の展開なら、メンドーサ、公文、宮國を使いながら逃げ切ることも大事なのでは?と考えたのだが、他の皆さんの意見はどうだろう

まさかの勝ち越しを決めるとは思わなかったので、ちょっとうれしい誤算なのだが、ここまで来たら明日のハヤトゥーにも快投を願って、東京ドーム3連勝で終わらせたい

今村が炎上を返上して勝ちを手に入れただけに、ハヤトゥーも前回の苦い思い出をリセットして、ここから再スタートの気持ちで、明日を投げ切ってくれれば、まだ主力投手の復帰に時間のかかりそうなチーム状況としては、落ち着ける材料のひとつになるのだが・・・

追記

負け越し覚悟の今週で、気がつけば2位に1.5ゲーム差をつけるところまで少し引き離せた状況は本当に計算外。あわよくば下で潰し合ってくれているうちに、悪い悪いと言われながら気がつけば巨人が頭ひとつ抜け出せていた・・・という状況になってくれていると最高

管理人:みんぐ

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