ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/15 巨 3-2 ヤ → 神宮の借りをキッチリ返して4連勝!なのに何故か…(汗)

巨人 3-2 ヤクルト → 対 ヤクルト:7勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 木 8試合 3勝 3敗 0S

セーブ :澤 村 19試合 3勝 0敗 10S

敗戦投手:原樹 8試合 2勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:高木→マシソン→澤村 捕手:小林

ヤクルト:原樹→村中→秋吉 捕手:中村

本塁打

巨人:バレンティン12号ソロ

ヤクルト:

解説:篠塚和典 実況:辻岡義堂

日テレG+にて観戦

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの12回戦。巨人は立ち上がりにヤクルト先発・原樹を攻め立てる。初回、2本のヒットと四球で無死満塁とすると、ギャレットの内野ゴロの間に長野が生還し、先制に成功。二死後、亀井がセンターへ2点タイムリーヒットを放ち、この回3点を奪う。巨人先発・高木勇は7回2失点でまとめ、マシソン、澤村とつないで逃げ切った。ホームでのヤクルトとの「TOKYOシリーズ」を3連勝で飾り、今季2度目の4連勝とした

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

対ヤクルト戦

東京ドーム 6勝0敗

神宮球場  1勝5敗

お互い、どんだけ内弁慶やねん!とでもいいたくなるような戦績

菅野が去年までのジンクスを引きずって神宮で負けていたら、6勝6敗でホームでしか勝てないという現象になっているところだった

振り返ってみれば、確かに菅野、今村、ハヤトゥーのピッチングは良かったけれど、この3連戦のヤクルトの攻撃を見ていると、果たしてこっちが良かっただけか?と首をかしげるような場面がいくつかあったのは事実。

特に川端が13打数1安打、山田が13打数2安打で、こちらがよくおさえたとも言えるけれど、よくよく見れば甘い球も結構いっていて、もっと打たれてもおかしくないのにな?とらしくない内容だった。その分、バレンティンは元気だったけれど、逆に言えばバレンティンさえ抑えこんでおけば、もっと楽に勝てたゲームだった

こちらが神宮で試合をしていると、何か噛み合わなかったり、何となく嫌だなという感じになってしまうのと同様に、ヤクルト側にも東京ドームに対する「やりにくさ」みたいなものがあるんじゃないかと思えて仕方ない

(今年に限った話ではないが)

とまぁせっかく4連勝と無敗で今週を終われたのにネガっていてもしょうがない。ひとまず今日のゲームを振り返ろうかな

先発のハヤトゥーは前回のピッチング後、阿部にゲーム中の佇まい(表情)が悪いとお説教食らったらしく(私も似たような事を前回登板のレポートで書いたけど)、数字的な結果はともかく、どういう表情で今日は投げるのか興味深く見てた

ゲーム後に小林が「強い気持ちで投げていた」とコメントしている通り、今日はこれまでに比べると引き締まった表情で、抑えた後の「よっしゃぁ!」も非常に良かった。バレに打たれた時だけ泣きそうな顔(笑)をしていたが、不満なのはそれくらいで、甘い球もあったけれど気持ちが乗っていた分、相手の打球をつまらせることができたんじゃないかと甘い採点をしてあげても良いのではないかと思う

課題だった投手に打たれてしまう病も今日に関しては無かったし(原樹理の最初の打席はちとヤバいと思ったけど)、7回を被安打5の2失点で終えたのだから、文句を言うのは可哀想だ

今日がたまたまでは無かったと判断するには、来週のナゴドでのピッチングを見るまでお預けにしたいところではあるが、もしも今日また炎上するような事があったら、確実に2軍行きになるところだったと考えれば、少なくとも次へ繋げることが出来たわけで、前回までの悪い点を修正するべく努力し、多少なりとも結果として出せたことは評価してあげたい

小林とどんなケンカをしたのかスゲー興味があるけれど、でもその甲斐はあったんじゃないだろうか?

攻撃面に関して言えば、初回の3点は上出来だったと思うが、2回以降が僅か1安打だったというのは重く受け止めないといけない。ヤクルト打線が神宮での元気の良さを見せていたら、実は確実に負けていたゲームだった

少ない点差(リード)を逃げ切るのが巨人のスタイルではあるけれど、1点ずつじわじわと返されてゆくのは見ていて心臓によくなかった(笑)

そんな中、坂本が調子を落とさず、結果を残し続けてくれているのは本当に大きい。打率も.3643と1毛差でトップに立っているし、ホームラン、打点もベスト10内に入ってくれている。シーズン序盤とはいえ打者部門でタイトル争いに加わる選手が出てくるなんて、しばらく無かったことなので、何とかこのままケガをせずにシーズン最後までクリーンアップの中に居続けて欲しいし、キャプテンとしてチームを引っ張っていって欲しい

(もしも坂本が、ここまで去年並みだったらと想像すると、チームの順位的にも恐ろしい物がある)

今週に関して言えば、10日の甲子園での阪神戦が雨で順延となったことが、巨人にとってツキを呼び込んだ。中日との東京ドーム3連敗をリセットする期間が生まれ、最悪さらに連敗を重ねることまで覚悟していた甲子園での1戦と、ヤクルト打線との3連戦をまさかの全勝で貯金を4つ作って終わらせることが出来たばかりか、2位以下が星の潰し合いをしてくれた関係で、ゲーム差無しの首位から2ゲーム差の単独首位になったのは、完全に良い意味での計算外

チーム状況的に戦力が整わない中での4連勝…野球ってのはつくづくわからない、そして難しく、面白いスポーツだなと改めて感じることの出来た今週だったと思う

久々の日曜勝利をきっかけにサンデーハヤトゥーが復活するのなら、チームにとっては良いことで、17日からは山形、福島、そしてナゴドと東京ドーム以外の場所での戦いとなるけれど、貯金が6つに増えたわけで、少しだけ気持ちを楽にして次週は見れそうだ

追記

今日のお立ち台にマシソン、澤村と普段はなかなか上がるチャンスが無い二人にスポットライトが当たったことは本当に嬉しい光景だった。

マシソンはかなり安定してきたし、澤村も劇場を演出しながら、なんだかんだで10セーブ。グッさんだけが心配だけど、後ろが落ち着いてくれれば、先発も思い切って投げることができるし、僅差に持ち込めば終盤何とかなるって展開に持ち込めるので、離脱組が復帰してくるまでは、何とか頑張って欲しい

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/