ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/18 巨 0-1 De→ 出すべきタイミングと人選を間違えるとこうなる(たとえ結果論と言われようが)

巨人 0-1 DeNA → 対 DeNA:3勝4敗1分 福島県営あづま球場

勝利投手:石 田 8試合 4勝 1敗 0S

セーブ :山崎康 17試合 1勝 2敗 9S

敗戦投手:田 口 8試合 2勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:田口→山口 捕手:小林→實松

DeNA:石田→三上→山崎康:戸柱

本塁打

巨人:

DeNA:梶谷3号ソロ

解説:中畑 清 実況:佐藤義朗

日テレG+にて観戦

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福島で行われた横浜DeNAベイスターズとの8回戦。巨人先発の田口は打たせて取る投球で、五回まで3安打に抑え得点を与えない。一方の打線は、DeNA先発の石田を打ちあぐね、五回までクルーズの単打1本に抑え込まれる。田口は六回、ソロホームランを浴びて先制を許してしまう。すぐさま追いつきたい打線だが、その後も石田から得点を奪えず、代わったDeNAリリーフ陣も捉えることが出来なかった。結局、0対1のまま試合終了。田口が8回1失点の好投をみせたものの、完封負けを喫し、「東北シリーズ」は連敗に終わった

Yomiuri Giants Official Web Site

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さすが12球団一のチーム防御率を誇るチーム。巨人打線では相手になりませんでした…

根本的に打てなかったことが敗因ではあるけど、今日の石田は非常に良いピッチングをしていた。打線が好調なら反応で打てたかもしれないけど、今の状況ではチーム一丸となって崩しにゆくような極端な作戦でも取らないかぎり、無理だろうなぁ~~って思いながら見てた。

だが、ゲーム中に入ってくる情報は「個々で狙い球を絞って、打ち損じないように一球で仕留めて欲しい」という何とも他人任せなコメント…そんなことが出来るなら、こんなに1点を取るのに苦労してないんですが…

チェンジアップに的を絞るとか、低めを徹底的に捨てるとか、ゾーンを狭めるとか、ファールで粘るとか、データを元にチーム単位で何かをしないと崩せない空気だったと思う

昨日のモスコーソ相手にもそうだったけど、ちょっと淡々と攻め過ぎな気がするのは気のせいか?積極的に打ってゆくのは悪くないけれど、それも時と場合によりけりだろうと思うのだが、今はそういう柔軟性もないんだなと…

そんな中、7回に先頭のギャレットが3塁打を打つという大チャンスが生まれた

「おぃおぃ3塁まで行っちゃうのかよ!?」と実況を聞いた時は心配になったが、このプレーに関してはギャレットの何とかしてチームの力になりたいという思いと、真面目な性格が浮き彫りになって、ちょっとウルっと来そうになり「これで点を取れば絶対に流れは変わる!」と確信するほどのシーンだったと思う

ノーアウト3塁で打順は5番~、かなりの確率で得点を期待しても良い場面、仮にここで追いついても延長になる可能性もあるし、まだノーアウトだったので、個人的には代走を出すのは反対、もしも出すのであれば雰囲気を一変させるためにも地元の声援が一段と大きくなる鈴木を出して、一気に逆転という空気感を演出するべき!って思ったのだが、由伸監督の決断は寺内だった…

もちろん、寺内だって足は速い、サードからホームへ駆け抜ける単純な速度で言えば、鈴木とそれほど大きくは変わらないだろう。ただ、私が期待してたのは、そんな事じゃなく、鈴木が出ることによって相手バッテリーがまるで逆転されるんじゃないか!?とでも言うようなプレッシャーを与えられるからだった

(特に今日の球場ならなおさら)

結果はクルーズの浅いライトフライでタッチアップさせて、アウトになり2アウトランナー無しになるという悲しい結末

仮にアウトになってもランナーがサードに残るなら、1アウト3塁で次の亀井、村田に期待が残る。次のバッターが小林とかだったら仕方ないかもしれないが、五分五分ではなく、四分六で難しい状況で無理に走らせることは無かったんじゃないだろうかと、悔しい気持ちでいっぱいになった

(送球が逸れることを期待したのかもしれないが、そんなギャンブルを犯す場面では無かった)

寺内も寺内だ、走りながら完全にアウトだということはわかったはずなのに、あそこまで何の工夫もなく正直にホームへ突っ込むとは…前日に倉本の突入を目の前で見ているはずなのに、「やられたらやりかえせ!たとえ失敗しても」という気持ちにはならなかったのだろうか?もしも、あれが鈴木だったら…タイミングはアウトでも何とかしてかい潜ろうというプレーは見せてくれたはず、走らせる方もおかしいが、走る方も集中力を欠いていたと言われても仕方なかったと思う

皮肉なことに次の亀井がレフト前にヒットを打つという、典型的な悪循環。

さらには8回に脇谷が四球で出塁した場面で、やっと鈴木を出すが、實松に送りバントをさせるのだったら、それこそ鈴木で無くても良かった。7回にギャンブル的なタッチアップを指示するくらいなら、鈴木に盗塁をさせてノーアウト2塁にしてから送りバントをさせるような作戦も取れたのではないだろうか?その方が7回のアウトよりも「鈴木でアウトになったのなら仕方ない」という諦め方も出来る

しかもせっかく送ったのに、最後は立岡に回ってくるというこれまた悪循環…

(大田に代えたら野手が乏しくなるんで、しょうがなかったか…?)

終わったことだから結果論だと言われるかもしれないが、↑がこの時の私の正直な気持ち。

もちろん、それまでに点を取れなかった打線全体の責任なんだけどね…

先発の田口は本当に良かった!特に3回表のノーアウト1、3塁からの石田、桑原の連続三振と梶谷をセンターフライに打ちとった場面は胸アツ。ピンチになっても動じないメンタルの強さ、8イニング投げて四死球0という安定感、去年は変化球で腕が緩む場面もあったけど、今はストレートとほぼ同じ振りでスライダーが投げられているから、相手バッターからすると本当にやっかいな投手となった

ストレートのキレ、球種の豊富さでは菅野には及ばないけれど、あのポーカーフェイスな表情で淡々と投げるメンタリティと、左腕という利点は十分に表ローテの風格が漂っている。本当に高卒3年目か!?と思わせるほど…

なのに、悲しいほど援護に恵まれない。決してテンポが悪いわけではない、むしろ四球を出さないというだけでも野手にとっては守りやすいはずだ。無駄な四球を出さないから球数もそれほど多くないし、援護に恵まれない理由が見つからない…しいて言えば対戦相手となる投手に恵まれないということか

(勝ち負けの付いてない試合はジョンソンだったり、黒田だったり、吉見だったり…だった)

まだ21才だから、ベンチ内で下っ端なのはわかるけど、今日あたりは降板後に満足した表情でいるのではなく「1点取られてすみませんでした!」なんてデカイ声で言って、野手陣にプレッシャーを与えるくらいのことしちゃってもイイんじゃないの?って思うくらい、素晴らしいピッチングだったと思う

梶谷に打たれた球も、決して気を抜いたわけではないと思う、打たれた瞬間は「えぇ!あれ打っちゃうの!?」って思ったし・・・・

(ま、リプレイ見直すと、あぁボール1個くらい高かったか…とは思ったけど(汗))

でも、失点はソロホームラン1本だからね、誰も責められないな、これでめげずに次こそ快勝を手に入れて欲しい

ほんの小さな幸いは、田原、マシソン、澤村と登板過多だった投手を明日も含めて4日間休ませられるってところか…

僅差のゲームになるとは予想してたけど、負けることまで想定してなかった(いや、したくなかった)ので、今日はちょっと愚痴の多いレポートになってしまいました

もちろん、あくまでも私の感想なので、賛否あることはわかってます(汗)

むしろ、色んな方の意見を聞いてみたい

あ、最後に、立岡ぁ~頑張ってるのはわかるし、積極性が持ち味なのも十分にわかってるけど…

明後日からボール球打つの禁止ね!(笑)

(ストライク打って凡打になるのは、まぁそれも嫌だけど許す、でもボール球に手を出すのは絶対にダメ!)

追記

明日は久々にG+でファームのゲームを生中継する、ホントは行きたかったけど、都合がつかないので録画して後で観戦しよ。岡本、重信、阿部の状態をチェックしなくちゃ

管理人:みんぐ

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