ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/22 巨 2-3 De→ 筒香怖ぇ~よぉ…でも、そこを抑えないといけないね

巨人 2-3 De → 対 DeNA :7勝7敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:ザガースキー 20試合 2勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:山 口 39試合 0勝 4敗 1S

投手リレー

巨人:菅野→マシソン→澤村→宮國→山口 捕手:小林

DeNA:石田→三上→山崎康→須田→加賀→田中→ザガースキー 捕手:戸柱→高城

本塁打

巨人:長野5号ソロ

DeNA筒香27号ソロ、筒香28号ソロ

解説:中畑清 実況:小笠原亘

TBSチャンネル2 にて観戦

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの15回戦。先発は巨人が菅野、DeNAは石田。菅野は初回、筒香のタイムリーで先制を許すと、六回にも筒香にソロホームランを浴び2点差とされる。しかし七回、巨人は長野のソロホームランで1点差に迫ると、八回に相川の犠牲フライで同点に追い付き、試合はそのまま延長戦に突入した。延長十二回、5番手の山口が筒香にこの日2本目のソロホームランを浴び、サヨナラ負け。巨人の連勝は4でストップした

Yomiuri Giants Official Web Site

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順位に関係なく、いち野球ファンとしてみれば、こちらのエースと今や日本の4番とも言ってイイ筒香との力勝負が見れて、1点を争う緊迫したゲーム展開の中、結果として負けてしまったけど、満足度の高いゲームが見れて良かった!ってことになるんだろうけど…

エースで負けて良いわけ無いじゃん!

ってことになるよね(涙)

実際のところ、前カードの両チームの戦いを見ると、勝利をもぎ取って連勝したDeNAと、半ば相手のミスによっていただいた連勝の巨人との差が出てしまった感じのゲームになってしまった。

特に延長に入ってからの投手リレーと代打の層の暑さには現状では歴然とした差があって、勝敗を分けたのは筒香の一発だけど、その層の暑さの差が最後の最後で重くのしかかってきたような気がする

前回のレポートで、対筒香に関してはソロだったらしょうがないくらいで向かってゆくしか無いと書いたけど、今日の石田の出来だったらソロも許されないくらいの慎重さが必要だった。ストレートとチェンジアップのコンビネーションも見事だったけど、何よりもコントロールが良くて、7イニング投げて四死球0個だったし、本人も今季一番と言っているくらいの内容だったので手も足も出なかったのは仕方ない(涙)

わりと大味なゲームをするイメージのあったDeNAだったので、巨人サイドも1~2点くらいは跳ね返せると思っていたのだろうけど、あれだけのピッチングをされてしまっただけでなく、先に点を取られてしまうとどうしても後手に回ってしまう。今にして思えば、初回の梶谷のヒットは不注意だったし、1回、4回の筒香のバッティングを見た上での6回に打たれたソロホームランは悔やまれる。

DeNAというか、筒香には、ゲーム前までで相性は決して悪くなかった菅野だけど、3/31のホームランと前々回の対DeNA炎上から、心の片隅で苦手意識を持っているのではないかと思えるくらい慎重なピッチングだった、それなのに筒香に関しては力勝負を挑んだりして、ちょっと平常心では無かったのか?と邪推するような感じで、今日の敗戦に関して菅野には何の責任も無い(むしろ敗戦の責は攻撃側)のだが、筒香が現在手を付けられないほど絶好調だという事を冷静に分析できていれば、もう少し違った形の対処法があったのではないかという後悔が頭をよぎる

だからといって、逃げのピッチングで勝っても、それは菅野にとって勝ちにはならなかったのかもしれないが…

広島を追撃するため、次の広島戦で投げてもらうことを考えれば、理想的な展開は序盤で大量リードをして5回くらいで菅野には早々に降板してもらい、そこから継投で逃げきる事だったのだが、その目論見が崩れたばかりか、菅野で敗戦するというダメージの残る結果になってしまった

本当なら後ろを振り返ることなく、前だけを見て欲しかったのだが、今日の敗戦で否応なしに前を見るのも大切だけど、よりゲーム差の近い直近の相手に対して冷静かつ強い気持ちで向かわなければいけないことを思い知らされた

しかし、正直なところグッさんはかなり厳しい

先日の阪神戦も勝ったから話題には上がらなかったが、ホームランを打たれているし、今日も本来なら筒香対策を講じるために、あの場面で起用したようなものだったにも関わらず、シングルヒットならともかく、サヨナラホームランを打たれるという最悪の結果になってしまった。

菅野で抑えられないのだから、ある意味しかたないとも言えるけれど、奇跡の優勝を成し遂げるという偉業を成し遂げるためには、あの場面でしっかりと抑えて、翌日に勢いを残さないという火消しが必要だったと思う

悲しいけれど、今はかつてのグッさんではなくなってしまっていることを認識し、左のワンポイントに関しては、もっと適任を起用しなければいけないことを真剣に考えなければいけないのかもしれない。そういえば、桑田氏も「山口くんもそろそろモデルチェンジすべき」と言っていたが、これから先の事を考え、どういうピッチングスタイルにするべきなのか、考えなくてはいけないタイミングに来ているのかもしれない

唯一良かったのは、自らが招いたピンチとはいえ、絶体絶命の場面で宮國が、昔の優しすぎる性格を払拭して、強気にピンチを切り抜けたところだろうか?11回の桑原、エリアンを連続三振に切って取った宮國は非常に頼もしく、かつての弱々しいイメージは全く感じさせなかった

さて、苦労して縮めた広島とのゲーム差も、一夜にしてあっさり取り返されてしまったわけで、こうなるともう上を見ている場合では無いってことになる。明日の大竹で負けることがあれば、日曜には広島への挑戦権をひとまずDeNAに譲り渡すことにもなりかねなくなるので、ここはもう一度足元を見つめて、目の前のゲームをひとつひとつ勝ち切ることを優先することが重要だと思い直し(いや、チームははなっからそういう気持ちだったと思うけど)、後先考えず、ガムシャラに明日のゲームに勝つことに全選手が立ち向かわないと、奇跡はおきないという事を考えさせられた

残り2試合、今日の展開を見ていると、広島のほうが負ける姿が想像出来ないので、こちらはその先の事を考えることなく、多少の無理は承知のうえで立ち向かわなきゃいけない

色々あって、このレポートが明け方近くになってしまい、私自身て平常心で書けているかどうか判断がつかない愚痴になってしまったので、その辺を少し差っ引いて読んでもらえると幸いです

m(_ _;)m

管理人:みんぐ

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