ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/20 巨 6-2 阪→ やっと1つ縮めることが出来た…しんどいけど続けるしか無いね

巨人 6-2 阪 → 対 阪神 :10勝5敗1分 甲子園

勝利投手:田原誠 40試合 3勝 2敗 0S

セーブ :

敗戦投手:青 柳 6試合 2勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:田口→田原誠→宮國→マシソン→山口 捕手:小林

阪神:青柳→高橋→安藤→マテオ→島本 捕手:梅野

本塁打

巨人:ギャレット13号3ラン

阪神:狩野2号ソロ

解説:湯舟 敏郎 実況:中井 雅之

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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの16回戦。先発は巨人が田口、阪神が青柳。巨人は二回、相手のエラーの間に1点を先制するが、その裏、西岡のタイムリーで同点とされる。六回、巨人は村田のタイムリーで勝ち越すと、続くギャレットに13号3ランホームランが飛び出し5対1とする。九回には中井のタイムリ三塁打で1点を追加。田口は五回途中でマウンドを降りたが、リリーフ陣がリードを守りきり4連勝で貯金「2」。田原誠は3勝目となった

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前回1安打しか打てなかった青柳から何とか勝利!

打ち崩したとは言えないけれど、今日負けていれば対阪神2カード連続でスイープのチャンスを潰されたってことで進歩がないと思われるだけでなく、青柳に対して苦手意識を持ってしまうし、青柳からは投げやすいというイメージを持たれてしまうので、青柳からは4安打しか出来なかったけれど、結果的に勝てたというのは単なる1勝以上の重みがあったと思う

先発の田口は本人も言っている通り、思ったところに投げれていない印象で、終始ボールが高めに行っていた。連勝を止めてはならないプレッシャーだったのか、体調面で問題があったのかはわからないが、本来四球の少ない投手なのに制球がままならなかったのは珍しい

本来なら、あの時点でまだ勝ち越されていたわけではないので、田口の成長を即す意味でも続投が本人のためだったんだろうけど、チームが一敗も出来ないという状況なので仕方ない。今日見つかった課題を次回は克服して、またひとつ成長してくれればいい

しかし、今日は流れがあっちにいったりこっちにいったりと目まぐるしく変わるゲームだった。青柳は本当に打ちにくそうなピッチャーで、特に右バッターはシュート回転してくる内角のストレートに外角のスライダーと両極端な球種を持っているだけでなく、適度に荒れているためにどうしても踏み込むことが出来ず、なかなか狙い球を絞れない

じっくり待って、四球を選べればいいのだろうけど、それでも真ん中近辺に甘い球が来たりするので待ちきれない。待ちきれないけど、本来は前でさばかなきゃいけないボールに踏み込めないので凡打になってしまう…恐らく、皆んな対策は練ってきたんだろうけど、頭でわかってはいても、いざ実践するとなると難しいというのが、画面からも伝わってきた

中でも長野は全くタイミングが取れてなかったな…(涙)

同じようにタイミングが取れてなかった坂本だけど、長野とのあきらかな違いは、外角のボールをしっかり見極められていたこと、もともと長野には外スラ投げときゃ平気!ってあきらかな弱点があるのだけど、打てない時はバットが止まらない…今日の青柳は右バッターの外角に来るときはシュート回転せずに、そのまま外に逃げてゆくので、それをしっかりと頭に入れて打席に入れていれば、坂本のように我慢が出来たはず。4番だから何とかしなきゃという意識が先に立ってしまったのか、面白いように空振りする姿を見て、ちょっと悲しくなると同時に、阿部と村田が好調なので、これで長野が粘り強いバッティングが出来て、日による波を少しでも小さく出来たら本当に繋がる打線になるのに…と歯がゆい思いで見てた

(勝ったから良かったけど、負けてたら4番として責任を背負わざるをえないような4打席だったと思う)

スコア的には6-2と圧倒したような感じだったけど、今日も相手の守備のミスに救われた部分と、頑なに送りバントをしない金本監督のこだわりに助けられた勝利だった

絶不調の鳥谷に初回送りバントされていたら、高確率で先制されていた可能性は高いし、3回も2者連続四球のあと、原口に送りバントされていたらヤバかった。同じように送りバントを余り命じなかった由伸監督も今では局面や相手投手によって主力にも送りバントをさせるように方針転換しているわけで、頑なに拘るのもいいけれど、特に不調に悩んでいる選手には送りバントやエンドランなどをさせて、吹っ切れさせる事も必要だなと、相手の采配を見ていて感じさせられる部分が多かった

西岡のアクシデントは可哀想ではあるけれど、ゲームのことだけを考えれば、巨人にとっては大きな出来事だったと思う。今日勝てた原因のひとつに、福留を帰す人ではなく、帰る人にできたというのがあったと思うけど、西岡があのままプレーを続行していたら、中盤から終盤にかけて、西岡からの福留でやられていた可能性は高い。昨日、今日と好調だった西岡だけに、阪神としては頭を抱えるほどの事態になってしまい、敵ながら同情してしまいそうになるが、申し訳ないけど、そのことでゲーム展開が楽になった事は否定出来ない

あとギャレットには謝らなければ…(笑)

高橋にピッチャーが変わった時点で、守備固めも含めて、ここは代打に大田だろ!って思ったのだが、まさか3ランとは…

本当に申し訳ない m(_ _;)m

先制に繋がったファーストゴロもボール自体は上からコンパクトに叩けているし、実は何気にしっかりと勝利に貢献している。守備でやらかす事もあるけど、7番というポジションで考えれば、この数試合は実によくやっていると思う。今日は小林がノーヒットだったけど、復帰してからバッティングが向上しているので、ギャレット、小林の下位打線の存在感は少しずつ相手投手にとって休めない相手としてプレッシャーになっていると思うので、今の状態を今後も継続してもらいたい

(今日のようにホームランだと、阿部や村田の足の遅さも気にならないし(笑))

あとは、橋本、山本が長野と同じく、日によって当たり外れが大きいという課題さえ克服してくれれば、広島への追撃体制が整う。私の山本評は肘と手首が柔らかくて、なかなか三振しないというところだったんだけど、昨日、今日は三振が目立ってしまう結果になってしまった。まだまだ初対戦の投手が多いため、贅沢を言ってはいけないのだが、出来れば連勝のキーマンになって欲しいので、とにかく三振しない事を念頭に、しっかりと予習をして打席に立ってくれると嬉しい

(あ、それは橋本も同じね!(苦笑))

ザッピングで見てた広島 vs 中日も最大4点差あったので、少し安心して見ていたのだが、気がついたら同点、延長に…「おぃおぃマジかよ!今日も差を縮められないの!?」と半ば嘆き節になっていたけれど、やっとというか、ついにというか、ここに来て一つ負けてくれた。

ゲーム差1つ詰め寄るために、3連勝しなきゃいけないのかよ!って思うと、この先も気が遠くなってしまうけれど、とにかく1つでも詰められたのは本当に良かった。「いつまで続く10ゲーム差」って長いトンネルに入り込んでいたので、かすかな、本当に針の穴ほどの光だけど、それが垣間見れただけで今日は満足

ただ、次のカードは巨人は筒香爆発中のDeNAが相手で、広島は絶不調の阪神

イメージ的に2勝1敗で勝ち越してもゲーム差が広がりそうな予感がしてならないのだが、来週の広島との直接対決に希望を持たせるためにも、大型連勝狙いでDeNAを3タテして、阪神にはマツダで出来れば広島に勝ち越して…なんて都合の良い夢を見て、明日の休養日を過ごしたい(笑)

セパ共にゲームが無いのは寂しいけど、今の時期は都市対抗あり、甲子園の予選ありで、野球好きにとっては暇な日が無いので、全然OK!

管理人:みんぐ

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