ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/16 巨 6-4 ヤ→ 危なっかしいなぁ~今日は内海完投じゃダメだった?

巨人 6-4 ヤクルト → 対 ヤクルト:14勝10敗0分 東京ドーム

勝利投手:内 海 16試合 9勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:デイビーズ 15試合 4勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:内海→マシソン 捕手:小林

ヤクルト:デイビーズ→松岡→平井→村中→石山 捕手:中村

本塁打

巨人:村田20号3ラン、小林誠4号ソロ

ヤクルト:

解説:山本 昌 実況:田辺研一郎

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの24回戦。巨人先発の内海は初回、早々に2点を失うが、直後に打線が援護。坂本のタイムリーと村田の3ランホームランで4点を奪い、逆転に成功する。二回には小林誠のソロホームラン、五回には村田のタイムリーで6対2とリードを広げ、試合を優位に進めた。九回にマシソンが2点を失うがリードを守り切り、6対4で試合終了。8回2失点の力投を見せた内海は9勝目。巨人は連敗を脱出した

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11連戦初戦の悪夢、そして昨日の嫌な流れを東京ドームで払拭したかったわけで、まぁ勝利して連敗も止め、DeNAも負けたことで2位確保がグッと近づいた…という点では、素直に喜ぶべきなんだろうけど

う~ん、どうにも釈然としないところは残る

1つは最終回

11連戦中で場合によっては中5でもう一度投げてもらわけ無ければいけないし、球数も120球だったので、内海を降板させることはしょうがないとは思うけど(打順も回ってきたので、若手も打席に立たせたいし)、ピッチングの内容だけを見れば、4点差だったし9回も行けたんじゃないかと思う(本人もめちゃくちゃ行く気だったし(笑))。

もちろん、前述のことを加味すれば、交代は至極当たり前の話ではあるのだけど、投手陣のムードメーカーであり、兄貴と慕われる内海が9回を投げ切って連敗を止め、中継ぎを休ませることが出来れば、単なる1勝以上にチームの雰囲気は良くなったと思う

ベテランとはいえ、個人的には内海のスタミナは今でも投手陣の中では1、2位を争うくらい(そもそも練習量が他の選手と違う)だし、連敗を止めて、さらに連勝のスタートとするにはこれ以上ない演出だと思ったのだが・・・

で、交代させたのがマシソン

昨日は投げてないとはいえ、ここまで大車輪のマシソンを4点差のこの場面であえて投げさせる理由がわからない。いや、わからなくはない、他のセットアッパーは昨日投げてるし、ヤクルト打線相手では怖いという理由なんだと思うけど、逆に言えば今のメンバーは4点差でも相手によっては危険だというわけで、こりゃ本格的に台所事情が悪いということを宣言したようなものに見えるのだが…

だったら解説の山本昌氏が言うように、セーブがつかない場面ではあるが、前回嫌な思いをした澤村に自信を取り戻させるために投げさせたほうが良かったのではないかと思う

(ヤクルト打線ということで、さらに自信を無くすこともあり得たが)

4点差でマシソンがどれだけ準備ができていたのかわからないけど、さすがに今日の展開は「マシソンに頼りすぎじゃね?」というツッコミをうけても仕方ないのではないか

それとやはり坂本の交代かな

巨人公式サイトの由伸監督の記載ではカットされているけど、インタビュアーが坂本の交代について質問した時「説明しないとダメですか?」と答えたくないという表情を由伸監督が見せた。まぁ普通に想像すれば、今日は3安打して打率を上げているので、良い所で止めておこうというタイトルを取らせたいという気持ちと、まだ自打球の影響があって身体が万全ではないという2つの見方が出来る。どちらが理由であっても確かに答えたくはないので、あぁいうやりとりになったんだろう

ただ、そうなると、この先、坂本をどうするかって話になってくる

セ・リーグとして初のショートでの首位打者というタイトルは、本人にとっては飛躍の一歩となるし優勝を逃した球団としても、出来ればタイトルを取らせて少しでもファンの声援に応えたいというのもあるだろう。

現在 坂本が .349で2位の鈴木誠也が .340

残り打席数を考えると、そう簡単にひっくり返せるものでは無さそうだけど、打率に関しては下がる事もあので、坂本が連続ノーヒット、鈴木が連続安打を重ねれば短期間で詰まることだってある。一番良いのは、もう坂本を出さないことで、鈴木がこれから先 .349を越えるのは並大抵のことではないので、そうすればタイトルはほぼ確定だろう

ただ、チームは現在2位争いの真っ最中だし、CSに向けてのコンディション造りというものもある。当然、見に来るファンは坂本のヒットを期待しているわけで、簡単に出さないという結論は出せない

あり得るとしたら、2位確保が決まったら休養という名目でベンチから下げ、鈴木の打率の動向次第で出場を決めるという形だろうか?ベンチワークによるタイトル奪取に異論を挟む人もいるかもしれないけれど、可能性があるのなら出来るだけ取らせてあげたいという気持ちもわかるので、その辺の議論に関しては結論は出ないだろう

一番カッコ悪いのは、出場を見合わせているうちに鈴木がドンドン打率を上げてきたので、慌てて出したら逆に打率を落としてしまったというケース。さすがに、ギリギリになってあせったばかりにタイトルを取れなかったとなると、印象が悪いのでそれは避けたい

今の打率だと3打数1安打でも打率は下がってしまうので、先発出場した上で2打席目までにヒットが出たらその日はお役御免にするって手法が現実的?とはいえ、それはやっぱりカッコ悪いし、なんかセコい。個人的にはキャプテンとして最後まで出場し続けて、その上でタイトルを取るという男らしいやり方で首位打者になってほしいなと思うが、さて、由伸監督はどういうタクトを振るうことになるのだろうか?

全体としてはまずまず、最後の2失点は阿部の守備も含めて余計だったくらいで、初回こそバタバタしたものの、東京ドームでの内海はまずまず安定している。もう1度来週、ドームで投げることになるだろうけど、そこでも良いピッチングで2ケタを手に入れることが出来れば、CSに関してはファーストステージの登板はほぼ決まりでしょう。

菅野と内海でファーストをすんなり突破出来るような絵がかければ、ファイナルのやりくりが多少楽になるので、ひょっとすると日本一へのキーマンは内海になるかもしれない

(あくまでも次回登板の結果次第だけど)

管理人:みんぐ

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