ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/17 巨 2-5 ヤ→ 余りにもフラフラしすぎてて、使うのが怖いなぁ>大竹

巨人 2-5 ヤクルト → 対 ヤクルト:14勝11敗0分 東京ドーム

勝利投手:村 中 50試合 7勝 3敗 0S

セーブ :秋 吉 67試合 3勝 4敗 18S

敗戦投手:大 竹 15試合 6勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→山口→田原誠→西村→戸根→長谷川 捕手:小林

ヤクルト:杉浦→松岡→村中→平井→ルーキ→秋吉 捕手:西田

本塁打

巨人:

ヤクルト:

解説:赤星憲広 実況:町田浩徳

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの25回戦。巨人は四回、村田のタイムリーヒット小林誠の押し出し死球で2点を先制する。しかし1点差に追い上げられた六回、先発・大竹が連続タイムリーで逆転を許すと、リリーフ陣も踏ん張れず、2対5と追う展開となった。その後はヤクルト投手陣の細かい継投の前に得点を奪えず、2対5で敗戦。巨人は、ヤクルトとの今季レギュラーシーズン対戦を14勝11敗で終えた

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負けた原因は大竹だけのせいではないけど、それにしてもちょっとなぁ…

立ち上がりに失敗すると途中で立ち直り、無難なスタートをすれば途中で捕まる。良いと思ったら次のイニングでは別人になる・・・正直言って大竹は使いづらい。本来、上下左右を上手く使って投球術でおさえるタイプなので、多少球数が多くなるのは仕方ないにしても今日は多すぎ。

これでは守ってる方もリズムが作れないし、打つ方にも影響する。守備のミスやもったいないバッティングも敗因の要素だけど、それを招いたのもピッチングのテンポの悪さだと言えるので、ちょっと今日は弁護してあげるところが見当たらない。というか、いくら疲労があるとはいえ、昨日内海があれだけ頑張っていたわけで、言い訳は通用しない。

シーズン終了が近い時期に、こういうピッチングだと、正直なところクライマックスシリーズのように短期決戦で取り返しができないゲームでは怖くて使えないかなぁ。見ているとメンタルがフラフラしすぎてて、さっきまであんなに良かったのになんで泣きそうな顔なの?というシーンが多々ある。キャリアも実績もあるのだから、もっと自信を持って上から見下ろすくらいに投げればいいのに、いつも「自分は崖っぷちなんで…」と言いながら、良い所を見せようというよりは、コーチの顔色と戦っているように見えてしまうのが残念で仕方ない

ローテ枠がなかなか埋まらない中、それなりに頑張ってくれていたとは思うけど、投げてみなければわからないというのであれば、まだファームで結果を残している若手にチャンスを上げたほうがマシ。もう1度くらい投げるチャンスはあるのかもしれないけど、ファンのかたスミマセン、大竹に関しては私はもうお腹いっぱいです

攻撃面では序盤なかなかチャンスを作れなかったけれど、坂本の盗塁やギャレットの2ベースなど、足を使って1つでも次の塁を!という意識が見れたのは良かった。辻の盗塁失敗は(恐らく自分の判断だと思うが)状況を考えると、なぜ?というところもあるけれど、百歩譲って成功していれば1アウト2塁で小林という場面だったので、結果的に投手で終わったとしても意味はある。まぁ失敗してしまった上で、小林でイニングが終わったので愚策だったという事になってしまうのだが…

ただ、気持ちは買う

辻ついでに言うと、4回の1アウト2、3塁の場面での辻の四球。これまではチャンスで「自分が何とか!」という気持ちが強すぎて、自分のヒッティングゾーンじゃないボールに手を出して凡打という場面が多かったので、四球を選んだのはお見事!って最初は思ったのだが、状況を考えると3ボール0ストライクという状況だったので、(バッテリーは4球目は半分外しにかかってたけど)思い切り空振りしてカウント3-1にして、ちょっと勝負したくさせておいた上で、球種とゾーンを決め打ちして打ちにゆくという手もあったのではないかと、いやそういう姿を見せても良かったのではないかと思った

結果は満塁から次の小林が死球で押し出しとなり、2点目が入るのだが、1アウト2、3塁だったら小林の打率を考えれば満塁にしてもゲッツーで終わる可能性もあるし、外野フライ、ボテボテの内野ゴロでも得点するチャンスがある(といってもランナーは村田なんだよなぁ)ので、この場面こそ「自分が!」という気持ちを出してアピールしても良かったのでは?と後になって思わなくもない

1~6番まで何となくヒットは出てるんだけど、それが連続しないために点につながらない。いざチャンスを作ると凡打で終わる・・・負け試合ってのは多かれ少なかれストレスがたまるもんだけど、こういう間の悪さみたいなものが続くんで、余計に見てて疲れるんだろうな。解説の赤星氏は阿部、村田の調子は良いと言うんだけど、いや、確かに村田に関して言えば昨日も打点を稼いだし、今日も先制打を打ってるんだけど、それ以上に初回だったり、7回の満塁の場面のようなところで打ててないもんだから、そっちの方が目立っちゃって余り好調なように見えないのが悲しい

あとは監督コメントにもあったように守備のミスがねぇ…

坂本とギャレット、坂本と長野って感じで、トライアングルでミスが出てしまった。現状では打ち勝つゲームはやりづらく、本来は投手力と守備力で守り勝たなきゃいけないチームなのに、こうも守りのミス(投手のいたらなさも含めて)が多いと、勝てないわ雰囲気は悪くなるわで負の連鎖になってしまう。

そういう雰囲気が、火消しに入ったグッさん、田原もが傷口を広げてしまう原因にもなったのか?

守備に関しては今さらどうにもならないので、オフに徹底して鍛えてもらうしかないのだが、せめて意識の上だけでも何とかしてもらいたい。特に坂本と外野手がボールを譲り合ってしまうような場面は、予め決め事を確認しておけば済む話なので、普段のミーティングの中でしっかりと話をしておいて欲しい。

個人的には期待している辻と長谷川だけど、辻に関しては先の打席もだけど、守備面ではまだまだレベルが足りない。一見ナイスプレーに見える守備も、一歩目が早ければもっとイージーだったりとか、状況が見えてないせいで余分な動作が増えてしまったりで、ちょっと危なっかしい。その後の寺内がさすがなプレーをしただけに余計に比較されてしまうが、いずれ巨人の不動の内野手になろうと思うのであれば、バッティングだけでなく、守備、走塁ももうひと頑張りが必要(まぁ今はそういうのも含めて、自分のレベルを知る良い機会になっていると思う)

長谷川もナチュラルにタイミングが取りにくいフォームをしているのに、まだまだボールが高い。極端な話、全部低めに投げて四球で出してしまっても、それは構わないくらいの気持ちで投げないと、球威で押すタイプではないので、慣れられたら簡単に捕まりそう。その独特のリリースポイントがファームでは効果的なのかもしれないが、1軍レベルだと通用するのは最初の対戦だけって事になってしまうので、これまたもう1段階レベルを上げないと1軍定着は厳しいかもしれない。

負けてしまったものは仕方ないので、愚痴はこの辺にしておくけど、せっかく続いていた東京ドームでのヤクルト戦の無敗が最後に来て終了してしまった。こういうジンクスめいたものは1度終了すると、一気に逆転したりするので嫌な気持ちになるのだが、幸いにもヤクルト戦は今日で終わりなので、少しホッとしてる

同じことが明日からの甲子園での3連戦にも言える。ここまで無敗の甲子園で、初戦で負けたりすると一気に立場が変わって、逆に甲子園で勝てなくなる…なんてことにもなりかねないので、ここは気を抜かずに一気に3連勝して来週末のDeNA戦を前に少しでも早く2位を確保しておきたい

移動日なしのデーゲームなので、体力的にキツイかもしれないけど、11連戦とはいえまだ5試合目なので、移動のキツさ以外は言い訳に出来ない、折り返しに来たので、もう一度気を引き締め直して、残り全部勝つつもりでビシっとしたゲームを見せてください

(雨らしいけど、甲子園ならゲーム出来る感じっぽいので)

管理人:みんぐ

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