ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/18 巨人 6-3 ヤクルト → マジで、本当に、メッチャ良かった!それくらい大事な初戦だった

巨人 6-3 ヤクルト → 対 ヤクルト:11勝10敗0分 神宮球場

勝利投手:マイコラス 19試合 11勝 3敗 0S

セーブ :澤 村 53試合 6勝 3敗 32S

敗戦投手:小 川 25試合 10勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→山口→マシソン→澤村 捕手:小林

ヤクルト:小川→松岡→徳山 捕手:中村

本塁打

巨人:アンダーソン7号ソロ

ヤクルト:バレンティン1号2ラン

フジテレビONE にて観戦

解説:高木豊 実況:谷岡慎一

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神宮球場で行われた首位ヤクルトスワローズとの21回戦。先発は巨人が自身8連勝中のマイコラス、ヤクルトが小川。巨人は1対1で迎えた五回、立岡の2点タイムリ二塁打で勝ち越すと、続く六回には二死満塁からマイコラス、長野の連続タイムリーヒットで6対1とリードを広げる。マイコラスは直後に2ランを浴びたものの、6回3失点で11勝目。リリーフの山口、マシソン、澤村は一人の走者も許さず後半3回を締めた。巨人は7連戦の初戦を勝利で飾り、首位と1ゲーム差に迫った

Yomiuri Giants Official Web Site

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首位ヤクルト相手に神宮球場と悪い予感しかしなかったゲームだったので、本当に勝ててよかった。8月6日から対ヤクルト戦を5連敗していたので、ものすごい相性の悪い相手に見えていたけれど、冷静に考えてみれば対戦成績はゲーム前の状態で10勝10敗の五分だったので、落ち着いてしっかりと今シーズン通してヤクルトとの戦いを思い起こせば、決して苦手というわけではなかった

ま、とはいえ・・・だよな(汗)

大事な7連戦の初戦、もしも負けていたなら、これからの6試合に暗雲が立ち込めるだけでなく、首位との差が開きつつ、明日勝っても元に戻るだけというモチベーションで戦うことになってしまっていただけに、先に勝つという結果は本当に大きい

しかも、今日は1~4位のうち巨人だけが勝つという美味しい勝利

また少しセ・リーグの優勝争いが面白くなったという点でも価値ある一勝。重苦しい空気だった巨人ファンにとっても幸先良い連戦のスタートとなったと思う

今日はマイコラスも小川も本来のピッチングではなかったね、キャッチャーの構えたところになかなか決まらず、この先どうなるか?という不安を抱えた両者だったと思う。制球が悪いとなれば、球威にまさるマイコラスの方が若干有利だったか?というくらいだったと思う。序盤がアンダーソンのホームラン以外おとなしい立ち上がりだったのは、良い時の両投手のイメージを頭に入れていたがゆえのギャップにむしろ攻撃陣が合わせられなかったからだと思う

特に初回の長野のライトフライ、坂本のレフトフライはほんのすこしのズレで、どちらも神宮球場ならスタンドインしていてもおかしくなかった。個人的には立ち上がりの小川の球が総じて高かったので、初回で捕まえられないと、温まってきてからがキツイんじゃないのか?と心配になってた

勝負のアヤとなったのは4回裏のヤクルトの攻撃と5回表の巨人の攻撃だった。1点とって同点にし、尚も1アウト1、2塁で逆転までゆけそうな流れを最少失点で止められたヤクルトと、同じ1アウト1、2塁で長野が倒れた後、立岡のタイムリーで勝ち越し(しかも2点)し中盤でリードした巨人、この差が大きかった。

3回にもチャンスで川端を打ちとって無失点にした場面があったけれど、2番に抜擢された立岡との2番バッター争いで今日は立岡に軍配が上がったことが勝利に繋がったと思う。

そういえばゲーム中に解説の高木豊氏が立岡が規定打席に達したら首位打者争いも面白くなるんじゃ?ってなことを言っていたけど、残念ながら立岡が規定打席に達するには100打席以上足りないので、今シーズンに関しては打率で争う事はないです(T_T)

その立岡がヒーローインタビューを受ける形になったけれど、ゲーム全体を通してみれば投打に活躍したマイコラスがヒーローか・・・(笑)なんせ貴重な2点タイムリーを打ってるもんなぁ。あの場面、堂上が代打の準備をしていたけれど、堂上を代打に出して点が入る確率とマイコラスを降板させることで、その先に失点する確率とを天秤にかけたんだろうね。原監督は迷いなく打席に送ったと言っていたけれど、もしも小林が四球ではなくヒットなどで1点入っていたら、堂上を送っていたんじゃないかと思う

結果的にはマイコラスのタイムリーで4点差となり、その空気が続く長野にもタイムリーを打たせて5点差となった

まぁ、その後のバレンティンへの2ランホームランはアウトローへ投げるはずが真ん中より、しかも少し高く入り、トドメに若干シュート回転したという最悪の球だったので、自分で取った点を次に吐き出してしまったということで、その点は反省しなければいけないけど(笑)

今日はほんと~~~に久々にグッさん、マシソン、澤村のパーフェクトリレーが見れた。点差が3点差だったこともあるかもしれないけれど、特にグッさんとマシソンがヤクルト打線相手に投げるとなると心配しか沸き起こってこないので、本当にコレは収穫だった。とはいえ、グッさんのストレートのキレはまだ戻ってないのは気がかり、今日は変化球がしっかりとストライクからボールになっていたので相手が振ってくれたし、マシソンも打ちとった打球はボール球を相手が振ってくれたことに助けられた部分もある。まだまだ本来の姿というのとは違うけれど、自信をなくしかけていた二人にとって、首位チーム相手にパーフェクトリレー出来たことは復活のきっかけとしては申し分なかったかもしれない。

バッテリーに関して言えば、言おうと思っていたことをプロ野球ニュースで谷沢氏に言われてしまったので、繰り返しっぽくなってしまうけれど、今日は小林が山田に対してインコースの厳しい球をしっかりと投げさせて、本来のバッティングをさせなかったことが大きかったと思う。リザルトを見れば分かる通り、今日はヤクルトの1~3番には全く仕事をさせなかった。事前にチームとして方針建てた結果だったと思うけれど、マイコラスも制球が思うようにゆかないなりに、しっかりと山田のインコースをついていた。一方で対戦のなかったバレンティンには打たれてしまったけれど、畠山、バレンティンの前にランナーを許さなかったことが5~6点取られてもおかしくないヤクルト打線を3点で凌いだことに繋がったと思う

そのバレンティンだけど、これまで彼ぬきで良い感じの流れが出来ていたヤクルトだけに、戻ってくることがプラスに作用するのかマイナスになってしまうのか、どっちになるのかに注目していた。ゲームとしては2安打、うち1ホームランなので相手にとって脅威となるバッターがヤクルトに戻ってきてしまった・・・という結果になり、明日の戦いが一層厳しく感じられるのだが、一方で立岡のレフト線へのタイムリーの処理の仕方を見ると、やはり守備には穴があるということも再認識させてもらった

大事な局面で、レフトに打たせたくないというヤクルトバッテリーの気持ちが、明日の戦いにどう影響するのか、その辺も注目することになるだろう。もちろん、ヤクルトにリードを許せば後半には守備固めをされてしまうので、できるだけ早いイニングで彼のところに打球を集中させて、ミスを待つという攻撃をしてゆきたいと思うが…

さて、今日勝ったので、さらに明日は大事な試合となった

数日前に予想されていたポレダが相性の良い阪神戦へ登板することになったため、明日は大竹が投げる。中5日というのが少し気がかりだけど、1軍復帰してからの大竹はキレと制球が安定している。右の強打者が多いヤクルト打線に対して、今日のようにインコースをしつようについて、自分のバッティングをさせないことが出来れば、内容的にも期待は出来る。幸いにも大竹には右バッターのふところをえぐるシュートがあるので、それがキャッチャーが構えたところにバシバシ決まれば、ヤクルト打線とはいえ、そう簡単には打てないだろう。もちろん、失投すれば長打が出やすいことと紙一重なので、大きな賭けになってもしまうが・・・・

原監督も人選や戦術も含め、完全にシーズン終盤モードに入り、選手もそれを理解して動き始めた。外されただのどうのこうので文句を言う選手はいないだろうし、自分の成績よりもチームの勝利に貢献するという意識で統一されていると思う。

ここからはミスをした方が負け、気持ちが落ちたほうが負け、諦めたほうが負け

まだまだ状況は厳しいけれど、完全に希望を失う日までは、前だけを向いて選手には戦って欲しい・・・とにかく応援してます!

管理人:みんぐ

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