ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/12 巨人 3-1 阪神 → まだ野球が見れる喜びを我々も感じたい…が!心配も…

巨人 3-1 阪神 → 対 阪神:2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:ポレダ 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :澤 村 2試合 1勝 0敗 1S

敗戦投手:能 見 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→マシソン→澤村 捕手:加藤

阪神:能見→岩田→歳内→福原 捕手:鶴岡→梅野

本塁打

巨人:

阪神:福留1号ソロ

日テレG+ にて録画観戦

解説:水野雄仁金本知憲 実況:蛯原 哲、平川健太郎

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの「2015 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」3回戦。巨人は初回、先頭・立岡の三塁打と阿部の犠牲フライで1点を先制。さらに六回、立岡と坂本のヒットなどで一死一、三塁の好機を作ると、阿部のタイムリーヒットで1点を追加。さらに、相手のバッテリーミスの間に坂本が本塁に突入し、リードを3点に広げた。先発のポレダは七回途中まで3安打1失点の好投。後を受けたマシソン、澤村も無失点でつなぎ、3対1で勝利した。巨人はCSファーストステージを2勝1敗で突破。14日から神宮球場で行われるファイナルステージで、日本シリーズ進出をかけてヤクルトと対戦する

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昨日は色々と愚痴ってしまい、このままならいっそのこと負けてしまったほうが…って書いたけど

やっぱり勝つと嬉しいな(笑)

いや、そうはいっても来季の事を考えるのであれば、さっさと負けて、このままじゃダメだ!という気持ちをより一層感じた状態で、主力も含めた全選手が鬼の秋季練習で、自分たちの野球をゼロから作り直す方がイイんじゃないか?っていう自分もまだいます

それでも、やはり負けたままで終わるのも嫌なんだよなぁ(苦笑)

引き分けでもOKな巨人は0-0でスタートした時点で1-0からのスタートのようなものなので、6回に2点とったところで3-0ではなく、4-0と同じ状況(4点取られなきゃいいってことでね)なので、そこまで言って初めてちょっと気持ちに余裕を持って見ることが出来た。

先発のポレダは良かった。福留に打たれたホームランは東京ドームなので、ある程度は仕方ないというかソロホームランなら良いという想定内の失点だった。それを差し引いても、ほぼ完璧なピッチング。相手のほうがポレダに対しての苦手意識があったおかげで、勝負も早く、球数も抑えながら投げられていたのも功を奏したと思う。

打線の方も、初戦は立岡が先頭で出たのに点に結び付けられなかったのとは対象的に、昨日は初回に点を取り、今日は初回、6回と点を取ることが出来たのは大きかった。特に初回は3ベースを打ったわけで、それが点にならないと完全にまた打線が迷走するところだったので、犠牲フライとはいえ4番が打って先制点になったことが、今日の勝利の一番大きなポイントだったと思う

(ポレダ相手に2点以上取らないと勝てないという意識が、阪神打線にさらなるプレッシャーとしてのしかかったはず)

6回の坂本のスチールは思い切りをほめてあげたいけれど、もしもキャッチャーがミットを上からではなく、素直に下へ向かってベースにタッチする形を取られたらアウトだったかもしれない。一か八かのプレーではあるけれど、リードしている展開だったからこそ、あぁいう大胆な走塁が出来たのだと思うと、やはり先制点は大事だなとつくづく思う

(ビハインドだったら、まず冒険はしなかっただろうし)

ただ、相性の良さを買われて先発に抜擢された村田は、やはりダメだね。打てそうなボールを捉えることが出来ず、追い込まれて難しい球に手を出している状態では、不調なバッターの典型的なスランプに陥ってる。井端が好調なだけに、ヤクルト戦では終盤で一発を期待されるような代打でしか出番が無いかもしれない・・・

ただ、今日のゲーム全般を通して言えることは、選手が皆、気合が入っているというか、集中しているというか、攻める気持ちを持っているというか、後ろ向きなオーラを放っている選手がいなかった(唯一が村田)のはヒシヒシと感じた

短期決戦では、綺麗なタイムリーや3ラン以上のホームランで大量点なんてのは、なかなか期待できないわけで、相手の隙を突いたり、一か八かのギャンブルプレーみたいなものがどうしても必要となる。そういう意味では、今日の立岡の3ベースや坂本のツッコミなどは非常に大事で、仮に失敗したとしてもベンチ内に攻める空気感は残ると思う

それをヤクルト戦の直前に出せたことで、神宮で自分たちがどういうプレーをすべきなのかを思い出せたという意味で、価値があったのではないかと思うが、いかがなものだろうか?

(一方で長期間の実戦からの離脱を初めて味わうヤクルトとしては、自分たちに不安を抱えるところもあるだろう。何度も経験している巨人ですら、去年のような事が起こりうるわけだし)

しかし、ファーストステージで表3枚を使ってしまったわけで、ヤクルトとの戦いは、ただでさえ0勝1敗という不利なところからのスタートなのに、余計に厳しい戦いとなってしまうことは否めない。週刊ジャイアンツでは、内海→ハヤトゥー→マイコラス…という流れで来ると予想しているようだが、まぁ私の予想もそんな感じ。

もしも、運良く初戦、2戦目ととれるようなら、3戦目にはマイコラスではなく大竹をあげて使ってくるかもしれないけど…

ってことで、普通に考えれば、内海、ハヤトゥーとも負けて、0勝3敗という状態から、表3枚を使って逆襲してゆくことになる可能性が非常に高いのではないかと思っている。キーになるのは石川、館山という巨人打線にとって顔も見たくない二人を如何にして攻略できるかになりそうだ

(小川も強敵だけど、この二人に比べれば、まだ何とかなりそうな気がする)

もうひとつのキーは内海だろう。今夜の週刊ジャイアンツでインタビューに「肩か肘が痛いのが続いたシーズンだった」と言っていたけれど、ペナントの最終戦でのピッチングを見る限りは、そこはもう克服したのかな?体調が万全なのであれば、少しは希望が持てるし、くぐってきた修羅場の数はチームでも1、2を争うので、そういった経験の差が出てくれればいいと思うのだが・・・</span>それでも、良いと思った次の回にボコボコになったりする事が多く、先が読めない選手の一人(大竹、ハヤトゥーもそう)なので、初戦、2戦目は早い段階でブルペンの準備をしながらの戦いになるだろう

でも、もしも初戦の先発がリーダーの内海で、それを取ることが出来たとしたら、ベンチの雰囲気は非常に良くなるし、ヤクルトにとってはアドバンテージをあっさりと手放したことになって、より大きなプレッシャーがかかると思う。それだけに、ファイナルステージの行方を握っているのは初戦を投げるピッチャーの出来だと言ってもイイと思う

圧倒的に不利な状況の中、何とか日本シリーズの切符を手に入れて欲しい、そんな思いを抱きつつ、今夜は眠ります

管理人:みんぐ

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