ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

対外試合も始まって、段々とテンションも上がってきます

キャンプもいよいよ大詰め、対外試合が行われました。やっぱり紅白戦と違って対外試合はいいですね

時期が時期ですから基本的には若手中心・・・と思いきや、今シーズンは阿部も含めてレギュラークラスもしっかり出場してくれて嬉しい。

とはいえ、結果が伴わなくても目をつぶっていられる選手と違って、ポジション争い真っ最中のポジションの選手、1軍にしがみついていたい若手、外国人枠を争う助っ人選手など必死なチーム内争いが見れて、その辺が要注目です

まぁ、サムスン・ライオンズとの試合は・・・(汗)

試合後のイ・スンヨプと談笑する坂本の姿がほのぼのしててイイな・・・くらいしか感想は無いのですが(笑)

先発メンバーにクルーズ、ギャレット、マギーが3人とも入るなんてシーズン中ではまずあり得ない状況だと思うので、貴重なシーンというか、もしも実現したらと想像すると複雑な心境になります。この2試合で個人的に注目したのは野手では重信、投手では吉川、カミネロ、戸根でしょうかね。今シーズンもこれまで同様、1、2番をどうするかというのは大事なキーポイントになりそうですが、中でも2番を誰にするかはシーズンを戦う上でとても重要です。由伸監督は1、2番は足を使える選手を…と言っているので、普通に考えれば1番は出塁率が高く、2番は走者を得点圏にというオーソドックスなスタイルを取りたいところです。現状では積極的に足をアピールしている重信が、ピースとしてそこにハマるとドンピシャなのですが、果たしてこの先、どこまで頑張ってくれるか

以前、由伸監督は重信を鈴木の後継者にという類の質問の時に、重信を使うのであれば基本的には先発出場をさせる形がベストと言ってました。ただ、そうなるとセカンドで使う場合はクルーズが使えなくなり、レフトで起用する場合はギャレット、岡本が出場できないという形になってしまいます。レフトはともかくセカンドで使うには(過去に経験があるとはいえ)余りにも守備が心もとなく、長野、陽岱鋼の状態が上がらないといった場合にライト、センターで起用するしかない?というのが今考えられる選択肢でしょうか

去年はオープン戦でアピールしたものの1軍で活躍する事はかなわず、ただそれを経験値として今年は1軍にしがみつくために自分がどうするべきかをしっかりと理解して練習、実戦に取り組んでいるように見えます(インタビューでもそういってましたね)。

韓国代表との試合でも見せたように、とにかくボテボテでもいいからバットに当てさえすれば何かが起こり、塁にさえ出れば相手バッテリーは坂本を前にして、最大限にケアしなければいけない走者としてプレッシャーをかけられます。個人的にはきれいなヒットはいらないので、あくまでも三振しないことだけを心がけて、ファールを打つ技術を手に入れることが出来れば、理想的な1番打者、2番打者としてレギュラーになれると期待しています。オープン戦にはWBC組はいませんので、出場する機会も多くなるはずですから、明日の楽天戦はもとより、この先の対外試合でどれだけ結果を残し続けることが出来るか、今は失敗を恐れずに塁に出たら100%走るくらいの感じで盗塁の成功率もあげていって欲しいですね。その内容次第では、由伸監督も前言撤回でゲーム終盤の代走要員として1軍に居続けさせることが出来るかもしれません

(ま、本人のためには1軍で代走のみよりも2軍で試合に出続けるほうがレベルアップになるのかもしれませんけど)

今年入団の吉川も今のところ持ち味をしっかりとアピールしてていいですね。内海、杉内が万全でローテに入り込んでくれば、吉川の立場も厳しいことになりますし、ベテラン枠では無いので結果を出し続けなければいけない状況だということをしっかりと認識して、順調に調整していると思います。

戸根もグッさん、森福がいる状況で左のセットアッパーという立場をなんとしても手に入れるため、結果を出し続けなければいけないという意味では、ここまでうまくアピール出来ている感じです。森福の入団はあくまでも去年結果の出なかったグッさんの穴を埋めるためだと思っているので、今季は60試合以上登板なんて無茶をグッさんにはさせず、状態を見ながらうまく二人を併用してゆく感じでやりくりするものと思いますが、そこに戸根がビハインドゲームだけでなく、僅差のリードでも任されるような信頼を勝ち取って、いずれはグッさんの後継者として不動のリリーバーを手に入れるため、まずは開幕までの登板の全てで結果を出し続けるくらいの気迫を見せて欲しいところです

そして、まだまだ未知数のカミネロ。やはりこの試合でも徹底的に低めを意識したピッチングをしてましたね。これ、開幕まで少しずつ球速を上げながら、あくまでも低めにブレるというピッチングスタイルを貫いてくれるのであれば、かなり戦力として期待できるかもしれません。もちろん、セットポジション、投内連携、クイックなど課題はあるのでしょうが、マシソンだって入団当初はバタバタしてましたし、細かい技術を教えるのは外国人投手を迎えるにあたって基本なので、コーチ陣がしっかりとやってくれるでしょう。

最速164km/hという数字だけが独り歩きしていて、ちょっと心配でしたが、思いの外、器用な投手かもしれないというのが少しずつ見えてきているので、これから先が楽しみです

明日はマギーの古巣 楽天との練習試合。多少メンバーに変更があるとはいえ、懐かしい顔と談笑する姿が見れるといいですね。

坂本は今日で巨人での練習は終了となりますが、菅野と小林は明日の練習試合を最後に代表に合流するようなので、とりあえず合宿前の実戦登板ということで、ここまでの仕上がりを楽しみに見てみたいと思います

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/