ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/10 巨 9-7 阪 → 打ち合いを制したのってどれくらいぶり?(笑)

巨人 9-7 阪神 → 対 阪神:3勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:大 竹 6試合 4勝 1敗 0S

セーブ :カミネロ 14試合 0勝 1敗 10S

敗戦投手:岩 貞 5試合 2勝 2敗 0S

・投手リレー

巨人:大竹→山口鉄→マシソン→池田→カミネロ 捕手:小林

阪神:岩貞→松田→藤川→高橋→岩崎 捕手:梅野→原口

本塁打

巨人:阿部6号2ラン、坂本5号3ラン、マギー6号ソロ、長野1号ソロ、坂本6号ソロ

阪神:中谷3号ソロ

・解説:山本昌 実況:平川健太郎

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの7回戦。初回に阿部の2点本塁打で先制した巨人だが、すぐさま同点とされる。しかし三回に坂本の3点本塁打とマギーのソロ本塁打で4点を勝ち越すと、その後も長野のソロ本塁打、坂本の2打席連続となるソロ本塁打など、クリーンアップ揃い踏みの一発攻勢で阪神を圧倒。五回までに7点のリードを奪う。先発の大竹ら投手陣は六回に4点を失って3点差まで詰め寄られ、九回もカミネロがソロ本塁打を浴びて2点差とされるが、なんとか逃げ切った。大竹は5回3分の2を投げて6失点ながら、ハーラートップタイの4勝目。巨人は9対7の乱打戦を制し、首位阪神の連勝を6で止めた

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今季最高の9得点、クリーンアップ3人の花火を含めてホームラン5本。攻撃面に関しては10安打9得点と非常に効率の良い点のとり方で、文句を言っては失礼にあたるくらい完璧に近かった。

欲を言えば亀井にもヒットが出てれば先発野手全員安打となったところだったが、それはまぁ贅沢な話

不調の立岡を下げ、元気印の石川を1番にもってくるというオーダーを組んだ由伸監督。初回の四球での出塁こそ、3塁でアウトにはなったが、阿部の2ランに繋がったし、3回のヒットでは坂本の3ランでホームへ帰ってくるなど勝利に貢献してくれた

本来は7番で上位に繋ぐ役割を担ってほしいのだが、やはり元気な選手がトップバッターにいるとチームが活気づく。早く立岡も彼のように明るさが全面に出てくるような状態に戻って欲しい

昨日はバットで菅野を援護することができなかった坂本だけど、ノーヒットを次の試合に引きずらないのが去年からの成長したところ。2本のうち1本でも昨日にまわしてくれてたら・・・なんて言いたくなるほど今日は大爆発。とにかく右手と右足の押し込みがハンパなくて、去年までの坂本ならフェンス直撃くらいになりそうなところをスタンドまで運んだパワーはお見事。インコースはもともと変態的に打てる状態な上に、真ん中から外の球は逆方向へ長打が打てるとなると、ちょっと攻めどころが見当たらず、相手バッテリーからすると打ち損じを期待するくらいしか出来ないかもしれない

先日はトリプルスリーを!なんて冗談半分に言いましたが、東京ドームを本拠地にしている利点を考えれば、ひょっとするとイケるかも!?なんて期待したくなります

それと先制の2ランを打った阿部

個人的には好調期にはまだという印象はありますが、80%くらいまで戻ったのでは?と思わせてくれるスイングでした。昨日のヒットもそうですけど、力強さが戻りつつある感じで、このまま少しずつでいいので上向いてくれるなら、マギーの状態が良いことからクリーンアップの攻撃力が上がります

今季初のホームランを打って、本人はやっと貢献できたと思っているであろう長野ですが、今日のホームランに関しては、あの球を前に飛ばせないようでは本当に重症なので、正直なところまだまだ信用できません。ただ、3打席目のレフトフライは悪くなかったので、今日の打点をきっかけにメンタル的なところで自信を少しでも取り戻してくれるのであれば、復調を期待しても良いのかも・・・まぁ最低でも20打席くらいの内容を見てから出ないと、長野の場合は判断が難しい

さて、やはり大竹に触れないわけにはゆきませんか

そもそも9点とってるのに何でストッパーが出てきて、セーブ機会がつくような試合展開になるんだよ!とツッコミたくなるゲームでした。

阪神打線が好調なので、慎重にゆかざるをえないのはわかりますが、それにしてもビビりすぎ。5回2/3で被安打は5本ですが、四死球が6個あれば大量失点は当たり前。2回は四球をきっかけに折角とった阿部の2ランをチャラにし、6回は福留、中谷に連打を浴びてから一気にストライクが入らなくなるという有様。梅野のサードゴロをマギーがうまく処理しなければさらに失点は増えていたでしょうし、5回の糸井のセカンドライナーも中井が飛びついて取れなかったらどうなっていたか・・・

本人も6回、7回を投げきりたいという思いはあるでしょうし、それは前回登板の時も触れましたが、今や完全にトラウマになっているのでは?と思えるほど3回り目の大竹は怖いですね

とはいえ、そんな中でも4勝1敗なのですから不思議

解説の山本昌も言ってましたけど、1度でも炎上して敗戦すると首脳陣の評価も一気にさがるくらい信用の貯金がない状態。よりイキの良い若い投手が出てくればローテ落ちの可能性もありますし、そういう意味では貯金を3つ作りながらも崖っぷちに近い立場ですが、勝ちがついている間は監督も配置転換を口にするわけにもゆかず、なかなか歯がゆい感じですね

(阿部がベンチで大竹に話しかけてたね、大竹も神妙な顔で聞いていたけれど、結構言われたんだろうな…でも、打たれたのはその後だけど)

あとをうけたグッさんも、厳しい場面なので仕方ありませんが、福留、中谷に打たれた球は余りにも高すぎ。こちらも再び信用を手にするには時間がかかりそうです

なんにしても打線爆発で3連敗を逃れたのは本当に良かった。6点差でも諦めない阪神打線に脅威は感じたけれど、明日は無いのでホッとしてる(笑)

とはいえ、再来週には今度は甲子園で戦うことになるので、それまでには何らかの対策は必要になるでしょう。出来れば菅野と3戦目の間に左投手を一枚絡めたいところですね

追記

DeNAに移籍した平良が初勝利!本当なら巨人でも同じような投球は出来たはずですが、ローテのメンバーに入るには乗り越えなければならない壁(選手層)が厚いため、それは仕方なかった。でも、新天地で躍動する元ヤングGを見るのはワクワクしますから、今日をきっかけにDeNAのローテを任されるよう頑張って欲しいですね

(でも、巨人戦で投げる時はお手柔らかに)

管理人:みんぐ

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