ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/29 巨 3-4 中 → 由伸監督!もっと選手にプレッシャーかけていいのでは?

巨人 3-4 中日 → 対 中日 6勝3敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:又 吉 18試合 2勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:澤 村 27試合 1勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:山口俊→マシソン→カミネロ→澤村 捕手:大城
中日:吉見→又吉 捕手:松井雅
本塁打
巨人:
中日:松井雅2号ソロ、平田5号ソロ
JSPORTS 2 にて観戦 解説:谷沢健一 実況:森脇淳
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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの9回戦。序盤は巨人・山口俊と中日・吉見の両先発の投手戦となり、速いテンポで試合が進んだ。1点を追う巨人は六回、二死から山口俊の二塁打と四球で好機をつくると、2番田中俊が値千金の2点適時三塁打を放ち、逆転に成功する。さらに九回、長野の適時打で貴重な追加点を挙げ3対1とリードを広げた。しかし九回裏、3番手のカミネロが本塁打で1点を失うと、代わった澤村も連打を浴び、最後は代打の福田に中前適時打を許し、痛恨の逆転サヨナラ負け。巨人はつかみかけた勝利を逃し、5連敗。負け越しは今季最多の6となった
(http://www.giants.jp/G/result/201806291index.html)
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野手が打てば、それ以上に打たれる
投手が押さえれば、バッターもおさえられる

まさに投打が噛み合わない状態(涙)

広島はまったく逆に打たれてもそれ以上に打つという好循環で来ているのと対象的で、戦力的に勝っているとは言わないが、それでも決して負けてないはずの状態で、こうなってしまっているのは、瞬間的な采配はもちろんだけど、チームの空気の中に何かが足りないからなんだろう

プロ野球ニュースでデーブと松本氏がかつての長嶋監督は、ベンチ内で怒って選手に緊張感を与えながら鼓舞していたという事を言っていたけれど、今の巨人にはそういうの必要かもなと思った。敗戦やミスを選手のせいにするのが良いとは思わないし、公のコメントで間接的にバッシングするのは悪いと思うけれど、外から見えないところで、選手に対して厳しいことを言ったりするのは大事なこと

そもそも、選手と監督の間でしっかりとコミュニケーションが取れているのかどうか、見ていると不安になることも多い


監督就任した時に、現役引退即監督という立場をうまく利用して、選手との間に壁を作らず和気あいあいとした雰囲気を作れば良いとここで書いたのだが、由伸監督は逆の方針を取った。年齢が選手と近いからこそ、なぁなぁにならない空気を作りたかったのかもしれないし、それが結果に結びつけばアリだったのかもしれないけれど、ある程度の年齢を重ねれば選手との差は自ずと開いてくるわけで、若いからこそ作れる一体感みたいなものを全面に出して欲しかったのだが、3年目の今年も距離は遠いまま、投打だけではなく選手、監督、コーチの間に溝ができているかのような微妙な空気を感じながらここまで来ている気がする


という愚痴で始まった今日のレポート

ついに5連敗、しかもオールスターまで中5でフル回転させるつもりの菅野、山口俊で負けてしまったのは相当に計算が狂ったことだろう
菅野、山口俊もチームの期待がわかっているから納得して投げていると思うし、菅野はまぁ残念なシーンもあったが、今日の山口俊に関してはここ数試合の菅野に比べても上を行っていると言っていいくらいの安定感で素晴らしい内容だったと思う

登板間隔や1点差で終盤に打席が回ってきたこともあって、7回で降板することになるわけだが、マシソンが無失点で8回を終了させ、9回に追加点を取ってからのカミネロだから自然な流れで、まぁ1失点くらいしても勝利で終わらせてくれれば、先発が踏ん張り、少ないリードを勝ちパで何とか守りきったゲームとしてシャンシャンという形だったにも関わらず、(恐らく)予定外だった澤村までも投入して逆転されて敗戦するという後味の悪いゲームとなってしまった

カミネロに関しては配置転換も考えているという話のようだが、それより何より、こうまで接戦に弱いチームを作ってしまったことに対する対処の欠片が見えないことに、どうにもヤキモキしてしまうのは自分だけだろうか?

もちろん負けるつもりなんて毛頭あるわけもなく、常に最善を尽くそうとしているんだろうけど、チームに漂う空気は小手先の手を打ったところで変えられそうにない気がしている


ま、采配面で今日の不満をあげるなら、最終回は守備固めということも考えて、小林を出すべきだったんじゃないか?ってタラレバを言いたくなるが、小林だったら勝利で終わっていたか?というのも実は言い切れない状態なので、愚痴をこぼしてもしょうがないか

ここまで順調に来ていた岡本が今は少し壁にあたっているような感じなので、我慢して乗り越えさせるのか、ちょっと気分転換をさせるのか考えどころではあると思うけど、付け焼き刃な事をしても余り変わらないかな?


ヤングマンの昇格が発表され、こちらとしても期待感は高まるが、監督、コーチ、データ分析班、選手との間に乖離があるように見られる今の状況では、一人の選手の存在でチームが大きく変わることは考えにくい

明日の内海、明後日のヤングマンで快勝すればまた変わることもあるかもしれないけれど、漂う空気はまだしばらくは重そうだ・・・


管理人:みんぐ
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