ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/2 巨 3-2 De → 先発左腕で3連勝!今日はベテランが光った

巨人 3-2 DeNA → 対 DeNA 7勝9敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:メルセデス 4試合 3勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ウィーランド 12試合 4勝 7敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス 捕手:宇佐見
DeNA:ウィーランド→パットン→砂田 捕手:伊藤
本塁打
巨人:亀井11号(六回ソロ)
DeNA:桑原7号(六回2ラン)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:三浦大輔 実況:小笠原亘
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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの17回戦。巨人は初回、マギーの適時二塁打で先制に成功すると、四回には長野の右前適時打、六回には亀井の2試合連発となる11号ソロ本塁打で追加点を奪い、3対0とリードを広げた。援護を受けた先発メルセデスは、六回に桑原に2点本塁打を浴び、初登板からの無失点記録が25回1/3で途切れたものの九回を投げきり、来日初完投で無傷の3連勝。メルセデスの好投で3対2で逃げ切り勝ちを収めた巨人は、敵地でカード3連勝を飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201808021index.html)
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初戦は吉川尚、重信の活躍、昨日は岡本、そして今日はマギー、長野、亀井さんの活躍と3戦を通じて若手、ベテランが日替わりで機能した3連勝でした

そして、山口俊のノーノーの勢いで!と意気込んだものの、菅野、高田で落とした悪い流れを裏ローテでスイープして断ち切るという形の左腕トリオの連勝はチームにとっても大きい

ヤングマンが抜けた穴をどうするか、吉川光のところはそのままでいいのか?ってのが当面の課題ではあるけれど、そこはチャレンジ枠にするということであれば、若手、ベテランにとって悪いことではないので、あとの4人がどれだけ安定してゲームを作れるかってのが重要になってくる

明日からの表で負け越しとか、今度は許されないので、その点ではこの3連戦、内海の完封とメルセデスの完投で中継ぎを休ませることが出来たのは意味があったと思う


さて、そのメルセデス

今日もテンポの良さと低めへの徹底した制球は良かった。基本的には打たせて捕るタイプなので、ノーノーは難しいと思っていたから、変な空気になる前に、どっかで2アウトからシングルヒットくらい打たれたほうが・・・なんて思っていたけれど(汗)、ちょっと2ランは余計だったかな

ただ、桑原に打たれた球が激甘だったくらいで、あとはDeNA打線が夏バテ気味だったことを差し置いても安定感のあるピッチングだったと思う

初登板からの無失点イニングも25で止まった形になるけど、そんなのはいつか止まるし、記録が長引けば長引くほど、本来のピッチングができなくなってゆくんで、これもまたヨシ。
今日はマギーに加えてマルティネスも内野で守っていたから、打たれた後、すぐに二人が駆け寄って声をかけるシーンも良かったし、それが効いたのか、そこから崩れることなく最後まで投げきった事をそれまでの無失点イニングよりも評価してあげたいと思う


となると、考えたくなるのは次をどうするか

ヤクルト、阪神DeNAとゲームを作ってきたわけで、彼を広島に当てたらどういう結果になるだろうか?ってのはどうしても見たくなる。そのままゆけば、来週の東京ドームでの阪神戦の順番になるのだが、それをずらして、来週末のカードにメルセデス、山口俊、菅野という形でスライドさせるのか、それとも今のローテのまま、馬なりで広島と戦うのか悩みどころ

もしも、明日からの中日戦でも3連勝でもするようなら、セ・リーグの戦いを少しでも面白くするために、スライドしてもらいたいところだが、それもこれもこの週末次第かな?


打線の方は10安打だったんで、もう1~2点ほしかったところだけど、ウィーランドもナイスピッチングだったんで、あと一歩のところで打ち崩すまでは至らなかった感じ。
吉川尚の離脱により昇格し即スタメンだった山本が期待以上とは言わないまでも、攻守に渡って無難にまとめ、犠打からのマギーのタイムリーに貢献したのは不安の方が大きかった立ち上がりでは大きかった。5回のホームでのアウトは、最初に突っ込むのを止めた3塁コーチャーが責任の半分以上だったので責めるのはかわいそうだし、もったいなかったとはいえ、何よりもヒットが1本出たことを素直に喜んであげるべき

田中俊、吉川尚の台頭で出番をもらえなかったとはいえ、私の推しメンの一人ではあるので、このチャンスを最大限に活かして、一日でも長く1軍ベンチに居続けられるように躍動してもらいたいなと思う
(逆に言えば、このチャンスを逃すと吉川尚復帰後は、なかなか出番をもらえなくなる)

ま、そんなのは本人が一番わかっているだろうから、目の色変えて頑張るだろうけど


亀井さんがインコースよりの低めが大好きなのはわかっているので、ホームランは出来すぎでも連夜のアーチはとても心強い。週刊ジャイアンツのインタビューでも、今シーズンはコンディションがずっと良いという話をしていたけれど、毎年、良いと思ったら故障(or 不調)で離脱というのを繰り返してきた経験が、ここに来てやっと花開いた感じ。才能あふれる選手なのに、上と下とを行き来していた経験が晩年に来て実ったというのが嬉しいし、頼もしい

開幕からずっと調子を維持しているベテランが最後までいてくれたら、これほど心強いことは無いので、若手にとってのお手本となるためにも、残りも体調管理に気を使いながら頑張ってほしい

そして今日ただ一人の猛打賞だった長野。
重信が頑張っている関係で、亀井、陽岱鋼とともに外野手枠争いをこの歳で経験している危機感は本人も感じているだろうけど、去年までの外スラをくるくるしていた長野とは今シーズンは別人になっている。キャリアハイと言っていい最多安打の年のイメージが今も脳裏にやきついているので、期待値のハードルは高いけれど、今シーズンは目立たないながら頑張っていると思う。昨日が休養日だったことあってか、リフレシュした感じで1打席目のショートゴロ以外はしっかりボールを捉えている。

うまく休養を絡ませることで、陽岱鋼を含めた3人がうまく機能するのであれば、重信の今の頑張りはとても意味があることだし、まぁもう一人くらい若手に上がってきて欲しいけれど、何とかバランスが取れているので、コンディションや相手投手の相性を考えながら、うまく使い分けて欲しいなと思う


その重信も今日も三振はゼロ、あくまでもチャンスメーカーなので、奇跡のおこり用のない三振がなく、常にバットにボールを触れさせているバッティングは、この先も絶対に彼を救うはずなので、今の状態を維持し続けて欲しい。

その先に、ファール連発で相手を疲弊させながら四球を選ぶという高等技術を絡ませた嫌らしいバッターになってほしい(特に巨人にはそういうタイプがいないので)。

鈴木尚広に自分の後継者は重信だと言わしめた足があるわけだから、上がってきてからの好調さを自信に変えて、しっかり躍動してくれることを期待してます

 

管理人:みんぐ
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