ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/30 巨 2-6 広 → 同じ10安打なんだけど・・・・ねぇ(涙)

巨人 2-6 広島 → 対 広島 5勝16敗1分 東京ドーム

勝利投手:岡 田 21試合 7勝 5敗 0S
セーブ :
敗戦投手:田 口 15試合 2勝 7敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→宮國→上原→中川→池田 捕手:小林→大城
広島:岡田→ジャクソン→一岡→フランスア→中崎 捕手:磯村→會澤
本塁打
巨人:
広島:バティスタ21号(二回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:上重聡
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの22回戦。巨人は約2か月ぶりの一軍登板となった先発・田口が二回までに3点を奪われる。田口は5回3失点で降板し、打線は五回に小林の左翼線二塁打と重信の犠飛で1点差に詰め寄ったが、その後は1点が遠い。六回一死満塁、八回一死一、二塁の好機も生かせず、逆に九回、広島に3点を追加された。2対6で敗れた巨人はこのカード3連敗を喫し、チームの連敗は4となった
(http://www.giants.jp/G/result/201808301index.html)
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オーダーを見た瞬間「惜しい!」って叫んでしまった

1番坂本よりも1番重信の方が、割と自由に打てるし、野村謙二郎氏の言うとおり、重信がランナーとして出た時のバリエーションが増える。ただ、個人的には1番坂本に固執しないのであれば、
1重信
2山本
3坂本
という選択肢も見せて欲しかったというのが正直な気持ち。
やはり坂本の勝負強さは得点力に反映させたいし、今の山本は追い込まれてからもしぶといバッティングが出来るようになっているし、逆方向へも強い打球が打てるようになっているので、チャンスを広げる役にはもってこい

 

重信もマギー、岡本が打席に立っている状態では走りにくいが、山本、坂本であれば、仮に何かあっても最悪の事態は防げる確率は高いし、そこからの坂本、岡本、マギーの並びであれば得点への期待も高まる

もちろん、離脱前の好調な吉川尚がいれば、攻守にさらに上を目指せるけれど(何があってもゲッツーの心配が少ない)、現状では下位打線からチャンスを繋いでも、大量得点に結びつくケースがほとんどないので、それであれば、坂本、岡本に打席が回るごとに如何にして点を取れるか、そこに集中出来る打線を組みたいところ


そういう意味で、今日の用兵も悪くなかったが、山本を信用するなら(今日も2安打放っているし)、2番に置いて、坂本を3番に置くという事を明日以降は考えてもらいたいなと…


勝敗に関しては、正直なところ今日は最初から分が悪いと思っていたので、負けたことに対して驚きはもう無い(涙)

田口はギリギリ及第点だったとは思うが、最低でも5イニングを無失点で抑えるくらいのインパクトを持って帰ってきてくれないと、残りのゲームのキーマンにはならないと思っていたし、ファームで圧倒していたわけではないから、良い意味でも悪い意味でも予想の範囲内だった。

むしろ、後を受けた、宮國、上原、中川が頑張っていたことの方を個人的には評価したいが、ラストの池田だけが・・・残念だった。昨日2イニング投げたアダメスは使いづらいし、延長を考えて澤村もとって置きたい、疲労のたまっている投手よりは、池田の思い切りに賭けたのだろうけど、今日もまた代え時が・・・・

宇佐見を抹消したことで、基本的には小林+大城でゆく方針で、最後の最後に何かがあれば阿部の出番という形だったのだろうけど、阿部は代打に出してしまったし、小林にも代打を出した。何が起ころうが大城に最後まで頑張ってもらわなければならないというくらい、腹をくくって勝とうと思ったのなら、池田が失点した時点で、投手についても腹をくくって一人一殺するくらいのマシンガン継投を見せるくらいの覚悟が欲しかった


広島の中継ぎが良いので、たとえ0で抑えたとしても、追いつけるかどうかは厳しいところだったと思うけど、攻撃面で思い切ったのであれば、投手起用に関しても12回までゆくようなことになったらどうすんの?ってこっちが心配するくらい、後のない戦いをする姿勢を見たかったなと思う


プロ野球ニュースでは、得点圏にランナーがいる状態で、2アウトで追い込まれた時に阿部やゲレーロなどの切り札を出すのではなく、1アウトという状態で出さなければ…と批判されていたけれど、そこは結果論なので、どっちが良かったかは断言しづらいし、ただでさえキャッチャーが1枚抜けている状態では、小林のところに阿部を代打で送るのは勇気がいる決断だったかもしれない。

ただ、犠牲フライでも良い場面ということを考えれば、小林よりも阿部のほうが確率は高かったわけで、(小林、阿部のどちらかで点が取れてれば何の問題も無かったけど)先に阿部を出しておけば・・・・と言われてしまうのも仕方ないかもしれない


8回の山本のところでゲレーロを…というのは、ちょっと厳しいかなと思う


個人的に一番残念だったのは、7回の重信、坂本、マギーの連続三振かな。巨人時代に期待をしていた一岡相手で、どちらも応援したくなるくらい今でも好きな投手ではあるけれど、可愛さ余って憎さ100倍というか(笑)昨日から数えて、6者連続三振はやられすぎ

広島に移籍して、一岡は本当に良かったな~と思えたのは、一昨年くらいまでで、特に今シーズンは他の球団では脆さも見せるのに、巨人戦ではキラーぶりを発揮するピッチング。こっちも元同僚として意地を見せてほしかったのに、2日連続で三者三振はキツイ。
結局、タナキクマルに加えて、一岡にもやられてしまったことで、進歩が無いという批判をまた受けることになってしまう


そもそも、重信を1番において、2番に坂本を持ってきて一番やりたかった攻撃を、初回に野間と菊池にやられて先制点を与えてしまった段階で、嫌な予感がして、終わってみれば菊池に2点取られただけでなく、守備で2得点も奪われてしまった状態だから、今日に関しては菊池劇場にやられてしまったと言ってもイイ

走塁の意識の高さと、守備力の高さという広島の強みを見せつけられての敗戦だし、それは今シーズン何度も味わってきた悔しさなので、すっかり耐性がついてしまった(笑)


坂本は好調だし、岡本もヒット打ったんで、それだけでイイかなと思うようなゲームではあったけれど、愚痴ついでに言わせてもらえれば、亀井さんは早出特打をしようが、やはり状態は良くない。バントの失敗は最たるもので、若手への見本となる選手であれば、ボール球は絶対にバットを引いて、相手にプレッシャーを与えるべき

小林もタイムリーは良かったけれど、6回のチャンスの場面では、外スラにしっかり意識を持っていれば見逃せていたはずなのに、何とか自分が!という意識が強すぎてボール球を空振り・・・阿部も同じで、逆方向への意識があれば速いストレートで押し込まれても、阿部ならファールでカットするくらい出来たはず。昨日のデッドボールの影響もあってか、それとも阿部も自分が!の意識が強すぎてか、ちぐはぐなスイングをしてしまったことは非常に残念

 

逆に強引さがほしかったのがマギーで、いかなる場面でも常にセンターから逆方向を意識するのは彼の良さだけど、ここのところそれが災いして、フェンスの手前で失速するケースが増えてきた。5回のセンターフライも、あと3cm手前でボールを叩けていたら、スタンドまで行っていたと思うと、ちょっと悔しいし、それでも強引にならないバッティングがマギーの良いところだと思うと、ちょっともどかしい

さらに、長野の腰の具合も心配だし、ヒットは打ったものの、陽が左腕のシャツをまくってタトゥーを見せてしまうのは、巨人的にはXだし、そもそもボールが当たるかもしれないことを考えれば良くない


何とか意地を見せようと、皆が目の前のプレーに一生懸命になっているのはわかるのだが、采配面も含めてどれもがズレてしまったゲームになったことが残念でならない


これで、2位のヤクルトとも差が開いてしまったわけで、昨日も書いたけど、上を目指しながらもむしろ下を意識して、せめて3位は死守しなければ・・・・というチーム状況になってきたので、明日からのナゴドでの3連戦、そしてそこからの来週末の甲子園での阪神との戦いで何とか3位が見えるような、そんな戦いをしなければなぁ~と思った敗戦でした


すみません、
仕事で色々詰まってて、今日は思いの外、辛口になってしまいました(笑)
まだまだ私も修行が足りないな・・・


管理人:みんぐ
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