ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/29 巨 4-5 広 → とうとう対戦成績がトリプルスコアに…

巨人 4-5 広島 → 対 広島 5勝15敗1分 東京ドーム

勝利投手:中 崎 53試合 2勝 0敗 29S
セーブ :フランスア 33試合 1勝 3敗 1S
敗戦投手:アダメス 16試合 0勝 2敗 3S
・投手リレー
巨人:吉川光→上原→澤村→アダメス 捕手:小林
広島:九里→ジャクソン→一岡→中崎→フランスア 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:新井4号(六回3ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況:田辺研一郎
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの21回戦。4対4で両軍一歩も引かず迎えた延長十回、巨人は九回から回またぎで登板したアダメスが3四球で二死満塁のピンチを背負うと、田中に押し出し四球を与えノーヒットで勝ち越しを許す。打線はその裏、二死一、三塁のチャンスを作ったが、最後は代打・大城が左飛に倒れ試合終了。巨人は坂本の復帰後初の猛打賞の活躍などで同点に追いつく粘りを見せたが、14残塁とあと一本が出ず、3連敗となった
(http://www.giants.jp/G/result/201808291index.html)
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上原、澤村がピンチを迎えながら、何とか粘ったと思ったら、今度はアダメスか…だけど、アダメスはちょっと責められないかなぁ

イニング跨ぎをするのであれば、個人的には宮國じゃないかと思うんだけど、そんなに宮國は首脳陣に信頼がないのかな?まぁ10回、11回、12回までを考えれば、9回の内容が良かったアダメスを引っ張って、宮國にはその後を託したいと考えたんだとは思うけど、12回までゆく形になったらもう負けで、10回、いや11回までに決着をつけるくらいの気持ちでゆくなら、宮國だったんじゃないかなぁ~と結果論を言いたくなってしまうのは私だけだろうか?
(もちろん宮國が滅多打ちくらって失点する可能性だってあるけど)


それにしても、今日は両チームとも四死球が多かった


互いにクリーンアップを警戒するのは普通なことだけれど、丸と鈴木誠也に対してのビビリ具合は半端ないなと…


ただ、先発の吉川光は良いピッチングをしていたと思う。とにかく投手有利なカウントを作って、球威で押し込み、外野フライに打ち取っていた。ピッチングに幅が無いために、3回り目になって慣れると同時に、スタミナがつきかけて丸、鈴木に連続四球を出してからの新井の3ラン…ってのは大きな反省点。その前の九里にうたれたタイムリーも痛かったが、それ以上に新井さんの一発は堪えた

あれがホームランではなく、同点タイムリーくらいであれば、先発の役割としては十分だったし、その後の展開を考えれば、こちらにも勝機がぐっと近づいていたかと思うとそれだけが残念だった


いずれにしても、打ち勝つ布陣を取った以上、5失点くらいは想定内だとは思うので、それ以上に点が取れなかった攻撃陣が悪かったという他はない

その中では、亀井さんがやっぱり状態が悪いってことと、7回のゲレーロのゲッツーが今日のゲームに関しては響いたような気がする


亀井さんの後に、坂本、重信にタイムリーが出て、追いついたから良かったけれど、今シーズンの亀井さんの勝負強さを考えたら、亀井、坂本、重信のコンボで逆転していなければイケない場面だったし、状態が悪いなら、ちゃんと抹消して回復の期間を与えつつ、下で結果を残している若手を使って欲しい


それとゲレーロのゲッツーは、想定内とはいえ、さすがにちょっとショックだった。ベンチからのサインが進塁打を打てなのか、思い切って打って勝ち越しを狙えなのかわからないけれど、解説の山本浩二氏の言葉を借りるなら、本来はランナーを送って1アウト2、3塁の場面を作り、長野の犠牲フライやその後の代打攻勢で点を奪うべき

ゲレーロにバントはもとより、細かいケースバッティングを命じるのは難しい場面だからこそ、好きにやらせたのだと思うが、進塁打どころか併殺になってしまったところで、終盤の駆け引きに暗雲が立ち込めたのは間違いないと思う


ま、何をいっても愚痴になるから、このへんにしとく


ただ、良かったのは岡本の3四死球

自分が打って決めなければ!って意識は相当強かったろうと思うけれど、だからといって強引に打ちにゆくのではなく、ちゃんと冷静に見極めて四球を演出するあたりは、本当に高卒4年目の若武者か?ってくらいに落ち着いていて、頼もしく感じた

今のような丁寧な打席を積み重ねるなら、仮にノーヒットで終わる日があったとしても、翌日に期待できるくらい自分を見失ってないということで、相手から自分がどういう形でマークされているのか、どういうボールを投げようとしているのか、ちゃんと判断出来ているわけで、今後にますます期待がかかる

功を焦って打てるはずのないボールに手を出して、バッティングを崩すのが一番やってはいけないことだから、それをしないだけで、本当に頼もしい打者に育ちつつあると、微笑ましい思いで見れている


この3連戦、勝機があるとしたら、今日だったと思っていたので、明日の田口が去年並みのピッチングをしない限りは3連敗が濃厚で、現時点で5勝15敗という屈辱的なシーズンになってしまったことは(まだ終わってないけど)、首脳陣が反省しなければいけない

残り試合が少ない巨人は言い換えれば、9月は7連戦が1度あるだけで、あとの日程には余裕があるから、休養を取りながら戦えるとポジティブに考えたいが、もしも明日、負けたとしたら2位を目指すよりも3位を死守しなければいけないという考え方に変えざるを得なさそうな気もするし、そうなるとターゲットとなる球団も変わってくるので、ローテを含めたやりくりを根本的に見直す形になるだろう


下の球団は逆にターゲットを巨人にしてくるだろうから、それを跳ねのけてAクラスを死守できるか・・・不本意な形なれど、どう割り切ることが出来るか、方針を決めざるを得ないキーとなる明日の試合になりそうだ


管理人:みんぐ
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