ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」5/10 巨 19-7 ヤ → 2試合連続の逆転勝ち!岡本師匠の4安打は胸アツ!


巨人 19-7 ヤクルト → 対 ヤクルト 4勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:野 上 7試合 1勝 1敗 1S
セーブ :
敗戦投手:小 川 7試合 1勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:ヤングマン→高木→野上→田口→アダメス→戸根 捕手:炭谷→大城
ヤクルト:小川→大下→風張→中尾→坂本 捕手:中村→松本直
本塁打
巨人:岡本8号(五回ソロ)、亀井4号(五回ソロ)、田中俊2号(七回満塁)
ヤクルト: 西浦4号(二回2ラン)、渡辺1号(六回ソロ)、山田哲9号(七回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:江川卓 実況:蛯原哲
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの7回戦。巨人は5点を追う四回、亀井の適時打などで一気に同点に追いつく。五回には岡本、亀井に連続本塁打が飛び出し勝ち越し。終盤も田中俊の満塁本塁打など今季最多の23安打19点で打ち勝った。坂本は第1打席の中前打で開幕からの連続出塁を「34」として、球団新記録を更新。巨人は5点差をはね返して首位攻防戦に先勝し、3連勝で勝ち越しを「9」とした
(https://www.giants.jp/G/result/201905101index.html)
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さて、色々あったこの試合、どういう書き出しで始めるか…

坂本の球団新記録?
岡本・亀井の奈良県人アベックホームラン?
田中広輔・田中俊の兄弟同日ホームラン?

う~ん、どれも魅力的なトピックだけど、私が最初に言いたいのは…


東京ドームで応援していたファンの皆さん、
手は腱鞘炎になってないですか!?

ってことでしょうか(笑)


顔を見るのも嫌だった小川に4/12に黒星をつけ、ちょっと自信をつきかけてきたけれど、その後の3試合で徐々に小川らしいピッチングを取り戻し、今日も0-5と突き放され、半ばあきらめかけていた中での大逆転劇

もう一度、自信を取り戻すとともに、小川にとっては非常に嫌な印象を与えることが出来たかもしれないと思うと、単なる1勝以上の効果のある、インパクトがあった勝利になったと思う


先にあげた今日のトピック以上に、今日のゲームで私の琴線に触れた言葉が2つ

ひとつは亀井選手のヒーローインタビューでの「僕と(岡本)和真がしっかり打てばチームが勝つので」という言葉
坂本、丸の出塁率がすごいのは確かにいわずもがな。今日で首位打者争いの1位、2位を二人が占めているわけで、岡本、亀井の前にランナーが出ているケースが多いのは周知の事実。必然的に岡本や亀井(もしくは5番を任された打者)が打てば得点になるわけで、シーズン通して4番、5番の重責が大きいのはこれから先も変わらないと思う

毎打席打てとはもちろん言わないけれど、今日のように二人がマルチを打てば、得点が入るということを改めて感じさせてくれた、そして、そういうプレッシャーを二人が感じているということも認識できた、貴重な言葉だったと思う


そしてもう一つの言葉は原監督の4回の代打攻勢に関して「動かなければ動かない」というキーワード。結果的には相手の守備のミスなどもあって追いつくことになったわけだけれど、4回という状況であの決断は、由伸前監督はもとより、他球団の指揮官でもなかなか決断できなかったんじゃないかと思う

もちろん、あの場面で点が入らず、控えの層が薄くなって、終盤に抵抗できないまま負けていれば、原監督の決断が非難されることになるんだろうけど、そうなった時の責任をすべて背負う覚悟で決断し、さらには選手たちが(結果はともかく)ヤングマン、高木京が打たれた時点で、自分の出番があるかも?と準備していたであろう(と想像できる)ことが、今日の結果に繋がったし、小川の焦りを引き出すことに繋がったのではないかと思う

チームとしては球団新記録のかかる坂本が初回にあっさり記録を塗り替えたってこともあったし、その前の新潟で1イニングに7得点して逆転した勢いや自信が芽生えたという裏付けもあっただろうけど…

それ以上にヤクルト側も序盤の小川のピッチング内容、4回で5点差というリードを考えれば、多少の抵抗はあるだろうけど、ヤクルトの打線も考えれば「今日は勝てるだろう」という油断が無かったか?と言われれば、微妙なところだったろう

そういう向こうの計算をも狂わせたという点で、原監督の思い切った決断がうまくいった勝利になったのだと思う


個人的には田口の打たれた2本のホームランは余計だったし、山田を起こしてしまったかもしれないところはあるけれど(今日のDeNAの宮崎、ロペスのバッティングを見ると、巨人はよく寝た子を起こしてしまうなぁと…(笑))、2試合連続の逆転劇と久々の4番のホームランは、こちらにも勢いを与えることになるので、明日につながるかな?

 

勝利したとはいえ、7失点していることは忘れてはいけないし、せっかく代打で結果を残して1番先発というチャンスを与えてもらった重信に良いところが無かったのは痛かったけれど、それだけに山本の粘り強さが際立って見えたし、石川、陽が亀井に負けず劣らず結果を出したことで、外野手争いは活気づいてきた

外国人野手二人をファームに落としてから、チームが波に乗るというのは悲しいことでもあるけれど、ベンチの雰囲気は非常に良さそうなので、ちょっとやそっとの結果では1軍に戻れないというプレシャーをゲレーロとビヤヌエバに与えたということを前向きに捉えたい


それと、戸根は相変わらず良いし、点差を抜きにしてもアダメスは悪くない。
前回のレポートでも触れたように、中継ぎ問題がほんの少しずつだけど、解消されようとしている兆しが見え隠れしているだけでもチームにとって良いことだと思う


ん?ヤングマン
え~っと、そこは宮本コーチに任せることにしましょう(汗)


ニュースZEROでの松井、由伸の対談は面白かった

過去の映像で流れていた、仁志、二岡、由伸、松井という1~4番の打線は確かに強力だったなと思い出し、今に照らし合わせてみれば

吉川尚(or山本)、坂本、丸、岡本という1~4番も岡本の成長次第では、決して引けを取らない打線だなと思える。そのあとのオガラミ&阿部時代ももちろん強力ではあるけれど、決して近づけない打線ではないなと感じさせてくれる、今日のゲームだった


追記
こういうゲームのあとの反動が怖いので、明日が大事!

 

追記2

蛯原アナぁ~5回裏、2アウトから大城にヒットが出たとき「三者凡退では終わりません!」って言ってたけど、岡本、亀井のホームラン出てたから、その時点で三者凡退は無かったよ(笑)

 

管理人:みんぐ
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