ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/5 巨 2-4 楽 → 接戦でミスが出りゃそりゃ負ける


巨人 2-4 楽天 → 対 楽天 1勝1敗0分 楽天生命パーク

勝利投手:ブセニッツ 10試合 1勝 0敗 0S
セーブ :松 井 30試合 1勝 2敗 17S
敗戦投手:田 原 18試合 1勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→宮國→高木→田原→吉川光→鍬原 捕手:小林→大城→炭谷
楽天:古川→高梨→森原→宋家豪→ブセニッツ→松井 捕手:堀内
本塁打
巨人:坂本20号(六回ソロ)
楽天
JSPORTS 2 にて観戦 解説:聖澤諒 実況:中田浩
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楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの2回戦。悪天候のため30分遅れで始まった試合は、2点を追う六回、坂本がセリーグ最速となる20号ソロ本塁打を左中間に叩き込むと、八回に岡本が遊撃適時内野安打を放ち、同点に追いつく。しかし、その裏に救援陣が1安打4四死球で2点を勝ち越され、最終回は楽天の守護神・松井の前に三者凡退、連勝は3でストップした。今季初先発の田口は、4回7安打2失点の内容だった
(https://www.giants.jp/G/result/201906051index.html)
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ざっくり言えば、今の巨人は5点取って、4点以内に抑えなきゃ勝つのが難しいチームなわけで、4点取られるのはある意味、想定内だから5点取れなかった時点で負けなんだよなぁ~

っていうのが総評なんだけど

実際のところは、ちょっと違う。


与えた4点のうち、3点はあきらかにこちらのミス。こちらの2得点のうちの1点も相手のミスでもらった点だから、しっかりとしたゲームをしていれば、本来は1-1でどちらに転んでもおかしくないゲームだったと思う

わかりやすいミスだけでも、山本の2つの捕球ミス、大城のフィルダースチョイス死球と四球による押し出しなどで、もったいない点を与えてしまった
特に8回裏の2点はゲームを決定づける点だったし、追いついた後の失点だから、これはもういいわけが出来ないと言ってもいい

(その意味では山本のミスは慣れない球場だからとか、大城も慣れないポジションだからとか、鍬原の押し出しも経験少ない投手に満塁で投げさせなきゃいけないシチュエーションを作った投手が悪いだろ!とかかばってやることは・・・できなくはない)


かばうついでに言えば、あれほど、田原の回跨ぎはやっちゃ行かんと言ったのに・・・
(って、もちろん伝わっているわけはない(笑))
恐らく、ウィーラー、ブラッシュに対しては、田原が効果的だと判断しての投入だったんだろう。勝ち越せていたなら、8回は一人一殺で細心の継投で9回を中川に任せることもできたのだろうが、8回表が同点どまりだったのが、(延長を考えなければいけなくなった)計算外というか、銀次のところでも田原を送らざるを得なかったことに繋がってしまうのだろうと思う

百歩譲って回跨ぎは仕方ないにしても、ウィーラーを打ち取ったところで、銀次には吉川光、そしてブラッシュに鍬原投入で、もしも勝ち越しがどこかで来たら中川投入、出来なくて延長になったとしたら澤村と(残り3イニング)心中ってくらいの割り切りをしないといけなかったと思うってか、そうして欲しかった


まぁ、一番の誤算は吉川光の「え?何しに出てきたの?」って登板ではあったのだけど、それでさえ、銀次に対してのワンポイントで行くって決めていれば、あそこまで制球が乱れることもなかったのではないかと思う

あくまでも個人的にだけど、田原の回跨ぎ以降は予定外が続きすぎて、各投手が本当の意味で心の準備が出来ていたのか、ちょっと怪しいなと思った

もちろん、田原には左バッターに対しての武器ももっとけよ!とか、鍬原は打たれても自分の責任じゃない場面なんだから、ど真ん中でもいいやくらいの図太い神経をもって欲しいとか言いたいことはあるけれど、宮國、高木京が良い感じでつないでいただけに、土壇場でのチグハグさというかバタバタ加減に自滅してしまった印象は強い


待ちに待った阿部のDHも3回のチャンスの場面で、投手が3度も首を振ったら、7割がたストレートだろうなってところで、(おそらくその読みはあったんだろうけど)ボール球を振ってしまう三振・・・
8回の岡本の内野安打は完全なラッキーだったけど、その後、絶対に内野ゴロだけはダメってところでまんまとショートゴロを打ってしまうビヤとか
ストレスたまる場面が多くて、仮に勝てたとしても反省点の多いゲームにはなったかと思う


良かったのは坂本と宮國、高木京くらいかな?

先発の田口は4イニングしか投げさせてもらえなかったけど、個人的には悪くないと思った。こちらがリードしている展開ならば、6回くらいまでは投げさせられたと思うし、もう少し大胆に投げられていたとも思う

もともと球威で抑えるタイプではないので、僅かでも甘くゆけば危ない投手で、今日はその甘く入ったところをやられてしまった感じではあるけれど、仮に6回まで投げていたとしても3失点くらいでQSは出来ていたのではないかと推察する


宮國はファームで調整してストレートに自信が持てるようになりましたと本人が言うように、ストレートの威力は以前よりも増したと思うし、まずはストレートを軸にカウントを作るピッチングが出来ていたと思う。それがあるからフォークやスライダーも効いていたし、それで何かを思い出してくれるなら、今後も期待できそう
(ただし、宮國の場合はそれが続かないことも課題)


坂本キャプテンは、見ているこっちが心配になるくらいの満振りで、今日も腰は大丈夫なのかと心配になる。まだ6月が始まったばかりでの20本塁打は、今シーズン何本打つ気なの?って聞きたくなるが(笑)しんどいのはこれからなので、本当は丸や岡本、ゲレーロ、ビヤが攻撃面でカバーし、途中で坂本をベンチに下げて増田あたりが守備固めで入るような場面を少しは作って欲しいと切に願いたくなる

まさに孤軍奮闘という状況なので、明日こそほかのメンバーの奮起に期待したい

 

と、割と今日は愚痴の多いレポートになってしまったけれど、初戦をとっているからか、そのうえで3連敗も予想していたから、実は今日はそこまで悲観してない(汗)

負けた原因もはっきりしているし、良かったところが無いわけではないので、切り替えて明日頑張って欲しいなと思う


圧倒的な力負けをしている敗戦ではなかったというのもあるかな?

明日勝てば、交流戦最初のカードを勝ち越しで終わらせることもできる可能性があるわけで、まだまだ下を向く時ではない

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/