ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/10 巨 4-2 De → 正直なことを言うと、めっちゃイイ勝ち方

巨人 4-2 DeNA → 対 DeNA 10勝10敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:高 木 49試合 3勝 1敗 0S
セーブ :デラロサ 21試合 1勝 0敗 6S
敗戦投手:今 永 23試合 13勝 6敗 0S
・投手リレー
巨人:クック→高木→田口→大竹→中川→デラロサ 捕手:小林
DeNA:今永→エスコバー→砂田 捕手:戸柱
本塁打
巨人:岡本27号(六回2ラン)、岡本28号(八回ソロ)
DeNA:ロペス28号(三回ソロ)、柴田3号(九回ソロ)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:佐々木主浩 実況:戸崎貴広
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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの20回戦。巨人先発は来日初先発となるクック。無難な立ち上がりを見せたが、三回にロペスにソロ本塁打を浴びる。一方の打線はDeNA先発の今永に五回まで1安打に抑えられたが、六回に四番岡本が左越え2点本塁打を放ち、逆転に成功する。岡本は八回にも二打席連発となるソロ本塁打を放ち2本塁打3打点で打線をけん引。中盤以降はリリーフ陣がDeNA打線を2安打に封じ込めて付け入る隙を与えず4対2で試合終了。岡本の貴重な二連発で2位DeNAとの首位攻防戦を制し、優勝へのマジック「9」が再点灯した
(https://www.giants.jp/G/result/201909101index.html)
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試合前から

「巨人は1つ勝てればOK」
DeNAは3連勝が前提条件」
「今永 vs クックでもしも勝てたら美味しすぎる」
「とはいえ、初戦で負けたら3連敗もあり得る」
「残り試合を考えたら巨人を意識して中8の今永は
 タイトルへの足かせにならないか?」


などなど取りざたされていた初戦ですが


私の率直な感想としては


「今日は負けてもしゃーない
 同じ負けるならブルペン酷使だけ無ければOK」

って思ってました


その一方で

先発のクックはある意味、初対戦みたいなものだから、
ハマったら面白いことになるな!?
って思ってて、何となくそんな感じがしたので、
すこ~しだけ期待して見てましたが


ロペスにやられ、梶谷にゲレーロの打球を取られてた時点で


「やっぱ、今日はダメか・・・」


って半分あきらめムードになりました

 

先発が今永という時点で、今日のゲームは苦しいということは予想済みだし
実際のところ、5回までは大城の1安打に抑えられていたわけで
(クックが予想外に1失点で終わったことを抜きにしても)
厳しいのは想定内

 

正直なところ
どっちに転んでもおかしくないゲームで、中盤までは分が悪いという流れだったなか
空気を一変したのは岡本でしたね

 

四球の後の初球を狙うのはいいにしても、チェンジアップを予想するか!!!!
ってのに驚かされましたし、それを完ぺきにとらえたことにも
ビックリです


とはいえ、この時点では勝ち越したとはいえ1点差
球場を考えれば、差は無いに等しい状況ですが
次の点の取り方に原監督の執念を感じました


亀井ヒットからの代走、そしてパスボールからの坂本のバント
そこからの丸の犠牲フライ

 

余りにもスムースに事が運びすぎて、うっかりスルーしてしまいそうになるけど
結果的にDeNAにとっては痛い点の取られ方で
巨人にとっては、ヘタな連打よりもベンチに勢いの出る点の取り方だった

 

1アウトでランナーが3塁にいるのに点が取れないってのは
攻撃側からはストレスでしかないし、守る側からしたら攻撃に繋がるので
地味だけど、こういう点の取り方が効いてくるし
それが次の岡本の2打席連続ホームランに繋がったと思う

 

終わってみれば、半分は予想外の勝利
1つ勝てば御の字のところで初戦を取ったのだから、チームとしては最高の形だし
DeNAとしてみれば今永をわざわざ巨人戦に合わせたのに落としたのは
ダメージは大きいし、気が付けば広島とのゲーム差もなくなり
本拠地開催でのCS 1stをいかに死守するかをも考えなければいけなくなった


さらにオマケをつければ、今永を中5とかで使ってれば、最多勝のチャンスも大きかったにも関わらず、間をあけて勝ちが付かなかったことで、山口俊にまた少しタイトルへの希望が見えたことも大きい

 

もひとつオマケを言えば
台風の影響で試合が流れたことによって、高木京、田口が休養出来た形で登板でき、その期待通りのピッチングをしたことも巨人に味方したように思う
そういう点で、もともとオープナーとして考えていたクックがそこそこ投げてゲームを壊さなかったこと、高木京、田口、大竹が流れを譲らなかったことが今日の勝利に結びついたわけで、東京ドームでの試合だったら、ブルペン陣もお立ち台にあげたかったですね

 

極論を言えば、残り2つを仮に負けたとしても、巨人有利に変わりはなく、むしろシーズン2桁勝利に大手のかかる桜井にとっては、プレッシャーではなくモチベーションアップになりそうな状況を作れたことが純粋に嬉しいです
(仮に負けたとしてもね)

 

管理人:みんぐ
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