ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/12 巨 8-5 De → サカマルオカがマルチを放てばチームに活気が生まれる

巨人 8-5 DeNA → 対 DeNA 11勝11敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:田 口 48試合 3勝 3敗 1S
セーブ :
敗戦投手:平 良 13試合 5勝 5敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→田口→大竹→デラロサ 捕手:小林
DeNA:平良→武藤→石田→国吉→三嶋 捕手:伊藤光→戸柱
本塁打
巨人:丸25号(四回2ラン)、岡本29号(四回ソロ)、丸26号(八回2ラン)
DeNA:ソト40号(二回ソロ)、佐野5号(九回2ラン)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:川口和久 実況:小笠原亘
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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの22回戦。巨人は初回先頭から亀井、坂本、丸の3連打などで2点を先制。先発の高橋は二回、前日3本塁打を許したソトにソロ本塁打を浴び1点差に迫られる。しかし、巨人は三回、田中俊の犠飛で1点追加。四回には丸の2点本塁打、続く岡本のソロ本塁打で6対1と点差を5点に広げる。投手陣は五回に2点の追い上げを許すも、3番手の田口が六、七回を完ぺきに抑える。その好投に応え、八回、丸がこの試合2本目の2点本塁打で突き放す。九回、デラロサが2点本塁打を浴びるも、後続を断ち、8対5で逃げ切った。丸が先制打に2本の本塁打など5打点の活躍を見せ、優勝へのマジックナンバーを二つ減らし、「7」とした
(https://www.giants.jp/G/result/201909121index.html)
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やっぱり今日は丸に触れないわけにはゆかないね、阿部から教わったというツイスト打法がハマり、昨日、今日と素晴らしいバッティングでした。ニュースサイトやテレビでも、ツイスト、ツイストと言っているのだけど、個人的には原監督の2次政権時代に阿部のバッティングを「二枚腰」と表現していた方がしっくりくるかな?


丸の場合はまだ完全に会得したというよりも、模索しながらだと思うので、今日のような変態打ちに近いスイングになってるけど、それでもあれを実戦で使えるセンスはスゴイ。体への負担も大きそうだけど、ボールを今まで以上に引き付けられるし、それでいて球威に差し込まれることが減るから、この試合のように右へ左へ強い打球を打つことが出来る。
誰にでも出来るというものではないが、丸に新たな引き出しが加わったことはチームにとっても大きく、この先も期待が膨らむ


一方でソトに5本差をつけられた坂本も、本塁打を狙ってないわけではないだろうけど、後ろの丸が好調なら、出塁することに意識を大きく持てるし、岡本も不調というわけではないから、ここにきて、坂本、丸、岡本という並びの本来期待されていた形が作れてくるかもしれない

(今シーズンは坂本のホームランが多くて、ちょっと描いていた形とは違ってたし)


その点で、丸のホームランのあとの岡本の1発は、全体の中では地味な印象だけど、相手に与えるダメージは大きかったと思う
坂本、丸がやっと終わったと思ったら、岡本がいるという並びはやはり怖い


先発の高橋優は相変わらず球数は多くなってしまうものの、カウントをすべて使って打ち取るのがスタイルなので、ある意味では仕方ない。今日はストレート、変化球とも腕が振れていたし、ソトに打たれた一発は、カウントが悪くなりそうなところでその前の2球よりも少し甘く入らざるを得ず、半分は仕方なく、半分は打ったソトがうまかったとも言える。そのかわり、2打席目で仕留めたゲッツーはお見事でした
(その前のワイルドピッチで筒香がセカンドへ行ってなかったことが幸いしたとはいえ)


点差を考えれば、5回を投げ切っても結果は変わらなかったと思うけど、原監督は相手へ流れがゆくのを嫌ったんだろう。あそこで2失点くらいまで我慢してもらえるようになるかどうか、来季への高橋優のテーマになりそう。


今日は平良ということで先発起用されたと思う重信だが、4、5打席目の三振の印象が悪いけれど、その前の1打席目の打点、内野安打から盗塁など、持ち味を十分に発揮した活躍で勝利に貢献した


そして、相手に流れそうだった勢いを完全に止めたのが田口、大竹の二人。
前日に使わなかったことで、身体のキレも良かったし、相手の追撃をしっかり止めたことも大きかった。7連戦の中盤という事で、残り試合での起用が心配にはなるけれど、DeNAとのカードが最も大事だという事を考えれば、特に田口の2イニングは本当に貴重だった
同時にDeNAにとっても巨人との3連戦は優勝を狙う上では最も大きな戦いだったので、ビハインドであってもあきらめるわけにはゆかず、勝ちパターンをつぎ込んできた。これが次の戦いにどう影響するかわからないが・・・って書きながら、あ、13日は試合無いんだったわ休めるな(汗)

 

さて、
DeNAが優勝を狙うためには3連勝が必須だったカードで、初戦を取ることが出来て相手の気を折り、2戦目にソトが爆発して少ない可能性に賭ける勢いが生まれつつあったところで、3戦目をしっかり勝ち切った。
直接対決がまだ4試合残っているので、あきらめることはしないと思うけれど、チーム状態的には上を見るよりも広島との戦いを意識せざるを得なくなったと思う
今日から巨人が広島と戦うわけで、皮肉にも優勝を狙うなら広島に勝ってほしいし、2位を死守するには巨人に勝ってほしいという、難しい状況になったと思う


一方で巨人は苦手としていたDeNA、しかもハマスタでの戦いに勝ち越し、トータルの対戦成績も11勝11敗の五分に戻した。CSで戦うかもしれない相手だけに、この時期での勝ち越しは気分的にも違うし、残りの直対を全敗しても差がひっくり返られないという状況を作り出せた。
もちろん、DeNA以外のチームに大きな連敗をするようであれば、その位置も怪しくなってくるが、残りマジックも7となったことで、より目の前の戦いに集中できるようになったと思う。


ファンとしては一日も早く優勝を決めて、主力選手を休ませ、若手にも出場機会を与えて欲しいところ。
久しく味わってなかったカウントダウンを長く味わいたい気持ちと、何が起こるかわからないから、一気に決めて欲しいという願いが交錯してる(笑)

 

管理人:みんぐ
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