ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/20 巨 9-4 De → 最高の内容で連敗ストップ、リーチ一発と行きたい!

巨人 9-4 DeNA → 対 DeNA 12勝11敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:山 口 25試合 15勝 4敗 0S
セーブ :
敗戦投手:平 良 14試合 5勝 6敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→大竹→中川→澤村→田口→デラロサ 捕手:小林
DeNA:平良→石田→三嶋→エスコバー→国吉→櫻井 捕手:伊藤光
本塁打
巨人: 坂本38号(2ラン)、大城5号(ソロ)、重信2号(ソロ)、坂本39号(ソロ)、岡本30号(ソロ)
DeNA
TBSチャンネル 2 にて観戦 解説:佐々木主浩 実況:新タ悦男
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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの23回戦。巨人は初回、坂本の中越え2点本塁打で先制。同点に追いつかれた直後の二回に亀井の左翼線適時打で勝ち越すとその後、九回の坂本のこの試合2本目の本塁打や岡本の2年連続30号到達となるソロ本塁打など、5本の本塁打を含む14安打9得点、DeNA投手陣を打ち崩し、9対4で勝利。先発の山口は15勝目を挙げた。巨人は連敗を3で止め、優勝へのマジックナンバーを「2」とし、21日のDeNA戦に勝てば5年ぶり37回目のリーグ優勝が決まる
(https://www.giants.jp/G/result/201909201index.html)
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前日までの巨人打線の湿り具合とDeNA打線の集中打を見ていた側にとっては、不安しかなかった今日の試合だったけれど、表題の通り、最高の内容(花火大会)で連敗を止め、ついにリーチをかけるところまできた


まずは山口俊、最初と最後だけバタバタしたけれど、それ以外は非常に安定した内容で、集中力も高く、ナイスピッチングでした。
7回は投げ切って欲しかったけれど、連敗ストッパーを託された緊張感の中、しっかり投げたと思います
菅野がこういう状態なので、エースとしての役割の重みを感じていたと思うし、どうしてもハマスタだとブーイングは避けられない中、それを力に変えて頑張ってました


これで、最多勝はほぼ手中に!奪三振はまだわからないけれど、少なくとも一歩リードしたことは本人にとってもモチベーションが上がる状況でしょう。優勝を決めた時、MVPを坂本と争うことは間違いなく、ファンとしてはただただ感謝しか無いです

 

そして、そんな山口俊のピッチングを援護するかのような打線が今日は良かったですね
原監督がどんな魔法で硬さをほぐしたのかはわかりませんが、ベンチのテンションをあげたのはキャプテンの初回の一発でした
恐らく今も体調が万全では無い中で、1試合2発の活躍。さらには最多安打を争っている中での貴重な送りバント。個人記録よりもチームの勝利に邁進する姿にちょっとウルっと来たファンは私だけではないと思います
(それにしても、良いバッターはバントも上手いね)


とはいえ、はるか遠くに行ってしまったかに見えた本塁打争いも、残り試合を考えると、今日のように1試合でマルチホームランが出るなら、僅かながらにワンチャンあるかも?と思ってしまいます。その一方で優勝が決まるなら、とにかく休ませたい気落ちも強いですし、起用が難しいところですね。
個人的にははえぬき内野手前人未到の40本が見れたなら、それだけでお腹いっぱいな感じですし、ここまでの働きを考えれば、個人記録よりもMVPを坂本にあげたい気持ちが強いですから、明日の試合で40号を決めて胴上げ、そこからの休養がベストな感じでしょうか?

 

今日のゲームのポイントはやはり7回ですかね?

山口俊が足をつったような感じになって制球を乱したあと、大竹、中川とさらにピンチを広げた形になり、DeNAベンチ、ファンも前日の逆転劇を予想していた中でのソトに対しての澤村の登板
プロ野球ニュースでも触れられていましたが、対ソトに対しては山口俊のフォークが効いていたこともあり、攻め手としてはインハイと落ちる球しかなかったところで、初球のインハイを完ぺきに投げ、決め球のフォークもコース、高さ、キレとも最高と言える形で三振に切って取りました

もしも、キャッチャーが大城なら、アウトコースに外れたボールはパスボールとなり後ろにそらしていた可能性は高いですし、アウトコース一辺倒で逃げの勝負になっていたような気がしますから、この勝負は小林の配球とキャッチングがハマりましたね。
そして、前日の悔しさを引きずりながらも、逃げずに投げ切った澤村も見事でした。次の田口がこれまた前日の嫌なモードを払拭させる完ぺきなピッチングだったことが、その後の追加点に繋がったことを考えれば、一番大事なゲームの終盤で流れをDeNAに渡さなかったばかりか味方に引き寄せた、澤村、田口のピッチングが今日の勝因に繋がったのは間違いないでしょう

 

一方で制球が定まらず、ピンチを作った中川は、体調不良からの復帰後、良い悪いが両極端で印象としてはむしろ悪い感じですが、これまでの登板数と貢献度を考えたら、とても責める気にはなれません。っていうか、中川の成長が無ければ、今頃優勝ではなくAクラス争いをしているのがやっとでしたでしょうから、これまた感謝しかありません。優勝争いの経験も初めてですから、いま、CSそして来季へ向けての貴重な経験をしている最中だと思えば、ここからさらに一皮むけることを期待する気持ちのほうが強いですね

 

相変わらず、ツイスト決めてからの丸が迷走しているのは心配ですが、それをカバーする岡本さんの活躍は見事でした
2年連続となる30号ホームランを決めた時の、バットを投げる姿はカッコよかったですし、本人も上がったり下がったりの調子にモヤモヤしていたであろう鬱憤を晴らすかのような当たりは完ぺきでした
ハードルを高く設定していた今シーズン、他球団からのマークも厳しい中で打率よりも4番として大事なホームランに関して、区切りの1本を打てたことで、本人の中でのプレッシャーから少し解放され、ここからほんの僅かでも気楽に打てるようになるなら、残り試合でさらに躍動する可能性もありますし、100打点もまだ可能性はありますので、今日の一発をきっかけにここからは岡本劇場になってくれるとCSへ弾みがつきますね

 

さて、マジック再点灯からの足取りは重かったですが、とうとうリーチをかけるところまで来ました
出来ればライバル相手に敵地でリーチ一発とゆきたいところですね
さすがに東京ドームまで引っ張るというのは窮地に立たされるということですから、したくありません
主力を休ませるためにも、サクっと決めて7連戦の残り3試合はゆる~い試合を見たい気持ちが強いです

 

初先発の戸郷には願っても無い大舞台ですし、奇しくも18年ドラフト同士の若武者同士の投げ合いです
本人は楽しみだと言っているようですけど、いざ、マウンドに立てばハンパない緊張感に襲われることでしょう、初登板が優勝を決めるかもしれないゲームで、もしもそこで快投することになれば「持ってる投手」って看板がつきますし、いきなり自信にもなるでしょう。
プレッシャーに弱いのか強いのか、戸郷本人のベンチへの印象を決める大事な登板となりますから、願わくば良い印象が付くように、ただただ思いっきり投げてもらいたいですね

 

追記

炎上覚悟でもう一度言います

「**倒せ~!」とかブーイングとか、野球ファンとしてはやはり悲しい

 

管理人:みんぐ
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