ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/4 巨 7-1 阪神 → 大江凄スギ!戸郷とチームを救い連勝!


阪神 14勝5敗0分 甲子園

勝利投手:大 江 32試合 3勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:秋 山 13試合 6勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→大江→鍵谷→高梨→ビエイラ→中川→田中豊 捕手:炭谷→小林
阪神:秋山→藤浪→谷川→齋藤→横山 捕手:原口→梅野→坂本
本塁打
巨人:丸18号(二回ソロ)、若林2号(九回2ラン)
阪神
GAORA にて観戦 解説:岡田龍生 実況:結城哲郎
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの19回戦。巨人は、先発の戸郷が制球が定まらず三回途中1失点で降板するが、その後は6人のリリーフ陣が阪神打線を無失点に封じる。一方の打線は、二回に丸のソロ本塁打で先制に成功する。2点リードの三回に戸郷の押し出し四球で1点差に詰め寄られるが、七回に松原の2点適時打などで3点を加えると、九回には若林にダメ押しの2点本塁打が飛び出し、7対1で快勝した。前日に続き敵地・甲子園で阪神を下した巨人は、貯金を今季最多の29とした
(https://www.giants.jp/G/result/202010041index.html)
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12安打放って、四死球1個もらった巨人が7点
7安打打って、四死球9個の阪神が1点


ホームラン2本の違いはあれど、得点に結びつかない残塁の数が試合の結果に表れてる


四死球が多すぎて、巨人ファンとしてはピンチの連続でイライラが募るゲームだったけど、度重なる満塁のチャンスの中、結果的に押し出しの1点しか取れなかった阪神の方がイライラはMAXだったかもしれない。


ゲームの勝敗を分けたのは、やっぱり3回のノーアウト満塁からの大江でしょう。
流れ的にも2点くらいは覚悟していた場面を無失点で終わらせたんですから、文句のつけようがない。ここまで巨人が独走している要因にブルペン陣の信頼の厚さがありますが、その中でも大江と中川の両左腕の存在はとても大きいですね。高梨、鍵谷、デラロサも数字は悪くありませんが、どうしてもランナーを出してしまうケースが多く、「結果的に抑えている」という面がちょこちょこ見られるので・・・

その中でも、いつもピンチのしびれる場面でゲームを締めてくれる大江は、個人的には中川以上の貢献度だと思ってます。満塁で抑える投手といえば、巨人には高木京がいましたが、今はこの場にいないので、彼が担っていたピンチピッチャーを十二分にこなしてくれているのがホントに頼もしい。


考えてみれば、彼は21歳で戸郷と1つしか変わらないんですよね。今シーズンの新人王の資格も持っているので、僅かながらの望みを持ちたくなってしまいます。なかなか中継ぎが手にすることは難しいのですが、かつてのグッさんは新人王取りましたからね。奇跡のワンチャンがあってもいいと思います


きがかりなのは、なんだかんだいって、今年になってフォームチェンジしたわけで、今までとは身体の使い方が違う中で、ここまで投げていますから、肩ひじ腰などに去年までにはない負担がかかっているかもしれません、とにかく体調を整えて故障だけはしないようにして欲しいですね。

 

それと今日は吉川尚、松原の同級生アベックヒットx2でしょう。
特に7回は炭谷が出塁してからの代走増田大、そこから若林、吉川尚、松原のスーパーカーカルテットの連打は素晴らしかったです。しかも相手は藤浪ですから。


クリーンアップではない彼らの連打は見ていて気持ちがいいですし、特に吉川尚、松原は去年の日本シリーズでは戦力になっていなかった選手ですから、9月からの活躍を見ていると、「今年は違うぞ!」という気持ちにさせてくれます。

 

戸郷が3回持たずで降板になってしまったのは残念でしたが、大江と野手の頑張りで負けがつかず、さらに防御率が大きく跳ね上がることもなかったわけで、今日はお兄ちゃんたちに感謝感謝ですね
体力的にも今シーズン2度目か3度目くらいのしんどい状況にあるかと思いますが、残りを無理して2桁勝って新人王を手にしたけれど、日本シリーズにはいない・・・ってのが最悪なので、タイトルは手にして欲しいけれど、そこが選手としてのゴールではないわけですからあのフォームは故障しやすい!っていう評論家をギャフンと言わせるためにも、故障知らずで長く投げて欲しいところです


1つ勝てばOKの阪神との4連戦を2つ取り、2日間でマジックを4個も減らしました。
出来れば明日も勝利して3連勝と行きたいところですが、この2勝の代償は大きく、中継ぎを結構使ってしまいました。3連投はさせないという原監督の方針通りなら、大江、高梨、鍵谷は使えないわけで、出来れば中川、デラロサも使いたくないというのが本音。

先発の桜井は何点取られようが、最低6回、出来れば7回までは投げて欲しい。
火曜からは東京ドームに戻れるとはいえ、移動日なしで10連戦最後のカードを戦うわけだから、展開によっては捨て試合とするのもやむなしかもしれない。
出来れば野手の大量援護で桜井にも久々のQSからの勝利!ってのを期待したいけれどもね

 

あと、岡本が元気にゲームに出て、攻守に動いていたので良かった。
1打席目のライトフライは惜しかったし。


追記
スポーツウォッチャーで澤村の特集をしてました。
泥水を飲んででもはいつくばって勝つ!を信念に、これまで拒んできた変化を受け入れ、スライダー、カットボールを交えながら「しなきゃいけない」を捨てたところが今の活躍に繋がってるんだなと…
だったら、巨人時代にやれよぉ~と言いたくなるところだけど、それが出来ず、出来るようになったのは環境の変化、自分への期待値の高さの違いなのだとしたら、改めて今回のトレードは良かったなと思えます。
(香月も環境変わって2軍で爆発してますし)

長野、内海、澤村・・・&大田。かつてのドラ1が意図しない形もありながら、違う球団で新しい選手生活を送っているのは巨人ファンとしては複雑ではありますが、今までプロ野球ニュースくらいでしか見れなかったパ・リーグの試合も録画して見るようになったし、同リーグに移籍して手ごわい相手となった、一岡や平良なども巨人戦以外で活躍すると嬉しいです。

9/30には駆け込みで各球団でトレードが行われると思ってましたが、結局なく…最後は田中捕手の金銭トレードでしたね。
日本ではトレードのイメージが悪いですが、今年の原監督の積極的なトレードと、移籍先での選手の活躍を見て、少しずつイメージが変わってゆきそうな気がします。やはりファンは自軍の選手が他球団であっても活躍してくれると嬉しいもので、私のように贔屓球団以外の試合を見ることが増えるようになれば、野球界全体のファンが増えることにもつながりますし、決して長くない野球人生を一日でも長く必要と思われるところで全うするには良い制度だと思うので、来年はもっと積極的に行われるといいですね

 

管理人:みんぐ
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