ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/25 巨 5-3 広島 → 中継ぎと若大将、そして守備がもたらせた勝利!

対 広島 9勝6敗1分 東京ドーム

勝利投手:中 川 34試合 3勝 2敗 1S
セーブ :ビエイラ 40試合 0勝 0敗 14S
敗戦投手:コルニエル 38試合 0勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:直江→大江→高梨→畠→中川→ビエイラ 捕手:大城→小林
広島:玉村→島内→コルニエル 捕手:坂倉

本塁打
巨人:岡本和31号(八回2ラン)
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202108251index.html)
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序盤の互いの攻防を見る限り、初回だけで直江も玉村も30球近く投げ、こりゃどちらも早いイニングで降板することになる、継投勝負になるか、派手な打ち合いになる・・・って思ったんですが


直江は2回持たず、玉村は6回を投げ切りQS


という結果になりました。
結果的に勝利したので、早めに見切って、後続に託し、その期待に応えた、大江、高梨、畠、中川、ビエイラが素晴らしかったということになるのですが、中でも大江と高梨のピッチングは頼もしかったです。
普段は1人、もしくは1イニングで終わるところ、二人で4 2/3イニングを無失点で凌いだのですから、勝利投手は中川に転がり込みましたが、前述の2人の内容が勝利に大きく貢献したことは間違いない。


直江は前回ダメだったけれど、再度チャンスをもらったわけで、ここで結果を残せば、次に繋がることになり、チームの救世主になりえる可能性もありましたが、かなり残念な結果となってしまいました。
上から投げ下ろす綺麗なフォームですが、前回登板の時にも書いたように、いかんせん球威不足。
この試合も、ねじ伏せるというよりも置きに行くような感じで、しかもそれが全体的に高いため、相手からすると打ちごろになってしまうのでしょう。上から投げ下ろすストレートとカーブで翻弄したいところストレートも変化球も制球が出来ないため、どうにもなりませんでした。


良かった時は、ストレートが低めにビシビシ決まっていたので、それが出来ない時点でアウト。
これまた大きな宿題を貰うことになりました。
個人的には、制球がアバウトになるのであれば、ストレートの球速ではなく回転数を増やす努力をした方が良いかなと思います。リリースの瞬間の力の入れ方を工夫して今よりもさらに回転数をあげれば、たとえ高めに行っても空振りが取れるでしょうし、その球との対比で変化球が甘く行っても打ち損じてくれる確率があがる。
今は、空振りが取れるボールがないので、相手バッターに打席内で粘られるし、無駄に球数を増やすことにつながってしまう。
初セーブや壮行試合の時は、それが出来ていたので決して実力不足では無いと思うのだけど、まだまだ自分のものになっていないかな。
病み上がりという事もあり、身体作りもまだまだこれからなので、もう一回り分厚い投手になって欲しいところです。


戸郷、直江、沼田、横川の2000年生まれのミレニアムカルテットは、これから先、巨人の投手陣の柱になって欲しい投手たちなので、戸郷の活躍が刺激になり、同年代投手たちが切磋琢磨して1軍のベンチに名を連ねる時、新たな黄金時代が始まると思っているので、この試合の悔しさをバネにもう一度、足りてないところを磨いて欲しい。
8月の終わりに大きな夏休みの宿題を残した感じですが、これを飛躍のきっかけにして欲しいと思います。


一方の玉村は投げっぷりが良かったですね、初回のウィーラーの押し出しも微妙なところでしたし、キッチリコースに投げていた感じ、浮いた球があって3回にはやられましたが、そこで崩れることなく6回を投げ切ったのは見事でした。
左対策で今日は1番に若林、8番に廣岡を抜擢しましたが、廣岡は論外、若林に関してはやはり左打席の方が結果が出るという事で、右打席では課題の多い結果になってしまったかと思います。


ネガティブなことを言えば、重信の誘い出されてたアウトも痛かった。
最終的に勝利したので問題視されていませんが、気持ちが前に出るのはいいのですが、あそこで中田に代えて送られたわけですから、そんなにギリギリのところで走らなくても良かった。


中盤以降膠着したゲームにケリをつけたのは若大将の一発だったわけですが、コルニエルの速球を一発回答でスタンドに持って行ったのはお見事!
その前のタイムリーも含めて3安打3打点とHRキング単独に返り咲き、打点もさらに伸ばしました。
打率もじわじわと上げてきていますし、打球も5回のレフトフライも含めて上がってきました
さらに3回のタイムリーは技ありのバッティング。暑ければ暑い時ほど躍動する、若大将の真骨頂という感じですね。

さらには守備での貢献も大きかった!

(守備と言えばウィーラーのあのプレーでのテンションの上げた方はチームを鼓舞しますね。最後の松原も素晴らしかった!)

 


丸が少し調子を落としているように感じますが、それと反比例して若大将が元気であれば、チームの勢いは落ちないと思います。
サカマルの二人に関しては、どちらも柔軟に対応できる選手ですから、場合によっては入れ替えて2番にして丸には出塁だけを意識させて、坂本、岡本で返すという形にフォーメーションチェンジして、気分転換をすることもアリだと思います。

 

さて、阪神が負けたことで1ゲーム差となり、今日、巨人が勝って阪神が負けか引き分けで首位奪還ということになりましたが、ここまで迫れば首位かどうかはあまり重要ではないかもしれません。
僅差の中で戦うことで、緊張感のある毎日を過ごすことが、リーグを盛り上げて、チームの力を育成することになるわけで、Aクラス3チームがタフな連日の試合の中で息切れせずに勝ち残ることが大事になります。最終的には選手層の厚さがキーを握ると思ってますが、目の前の試合で無理をしてあとで息切れすることが無いよう、バランスよく采配を振るえるかどうかがポイントでしょうか?
一番大事なのは主力に離脱者を出したところが脱落するという争いになると思うので、巨人としてもコンディション管理を徹底して欲しいですね。
その点で、最後に中田がいなかったのがちょっと気になります。


そして今日はエースの登板です
苦手としている九里相手で厳しいゲームが予想されますが、今月のホームでの最後の試合ですし、2連勝しているわけですからどうしてもスイープしたい。
次のバンテリンでの中日との戦いは、本当に厳しくなりそうなだけに、尚更勝ちたいですし、菅野がここでおかしいという事になれば、以前にも書いたように今季はもう期待できません。
一方で復活を予感させるピッチングをしてくれれば、他球団にとっても脅威になるでしょう。


ある意味、この先を占う大事なゲームになるので、仮に負けることになったとしても、菅野はしっかりゲームを作った!という結果を残せるかどうか、勝敗以上に内容の問われる試合になりそうです。

 

追記
今月は今日でホームは終了、直生もプレゲームも投稿しまくる予定です(笑)

 

管理人:みんぐ
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