ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/8 巨 0-1 中日 → 1.5と2.5を行ったり来たり…でも緊張感はそのまま甲子園へ!

対 中日 6勝6敗2分 東京ドーム

勝利投手:柳 15試合 7勝 4敗 0S
セーブ :R.マルティネス 21試合 0勝 1敗 8S
敗戦投手:直 江 2試合 0勝 1敗 1S
・投手リレー
巨人:直江→今村→桜井→大江→ビエイラ 捕手:大城
中日:柳→R.マルティネス捕手:木下拓
本塁打
巨人:
中日:
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:佐藤義朗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202107081index.html)
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いやぁ~なかなか打線が渋いですね・・・


今日に関して言えば、柳投手が完璧と言っていいピッチングだったので、手も足も出なかったという表現が正しく、完敗だったわけですが、0-1だったので、攻撃面に関して先に話をすれば、もっと粘って球数を投げさせたかった
確かに柳は奪三振リーグ1位なので、好調時であればお手上げになるのは仕方ありませんが、今日以前の投球内容は決して良いとは言えなかったので、本人は探りながらマウンドに立っていたでしょうから、まずは初回に自身が不安になるような攻撃をしなければいけませんでしたし、打てないまでもファールで粘るなどして欲しかったところ。
ただ、トータルの球数を見てもわかるように、3球で簡単に追い込まれる場面が多く、球種が豊富でどの球に的を絞って良いのかバッターは迷う。甘い球も無いので、仮に打ちに行っても前には飛ばない・・・


八方ふさがりでした


確かに打線は湿りがちな巨人ですが、好調であっても打ち崩せたどうか難しいところ。
手があるとしたら、豊富な球種の中からさらに絞り込み、一か八かでフルスイングして一発長打に賭けるか、ギリギリまで見極めて、カットカットで粘るかしか無かったかも。


チームとしてどちらにするか、その方針を立てられなかったことと、先に点を取られてしまったことが、対処の遅れを誘発し、ズルズルと行ってしまったように思います。その最たる例が4回の丸、岡本、ウィーラーの三者連続三振で、その前の若林から含めれば4連続三振。特に丸は、その前のイニングを打席の途中で終わっているから、余計に球数を見ているにも関わらず・・・です。
ただ、その空振りした球を7回には安打しているので、冷えている中でもかなり状態は良いと言えるとは思いますが・・・


解説の篠塚氏が言っていたように、チーム全体として強引にならず、丁寧にセンターから逆方向を意識して粘り強く、そして状況に応じたバッティングが出来れば違ったのかもしれませんが、連打で点が取れる相手ではない以上、東京ドームということもあって、むしろ強引なバッティングで一振りで追いつこうとしたのかもしれません


惜しむらくは三振ゲッツーの場面でしたが、あれがゲッツーで無かったとしても、その先にさらにチャンスが広がったかどうかは疑わしいので、敗戦の決定的な場面ではありましたが、仕方ないかなと。

 

先発の直江には大きな期待をしていたのですが、直生での表情を見ている限りは、かなり堅い感じだったので、練習の段階から相当緊張していたと思います。前回の初セーブの時のような躍動感に欠け、かなり丁寧に投げようとしてフォームが小さくなっていたような印象。
失うものはないと簡単には言いますが、やっとここまで這い上がって手にした先発のチャンス、しかもホームゲームですから後先考えずに投げろ!というのも少し無理があったかもしれません。それでも、リキみすぎて四球連発で自滅するような形ではありませんでしたから、個人的には次に繋がると思ってます。
柳の状態が良すぎたので、1点勝負となり、3回持たずとなってしまいましたが、こちらがリードしていれば、もう少し我慢してもらえたかもしれません。


ただ、今村が控えていることから、仮に0-0のままでも、余程出来が良くない限りは、最初から3回で交代というシナリオだったかもしれないというのも否定できません。


あとを受けた、今村、桜井、大江、ビエイラは無失点リレーで、この締まったゲームをしっかり演出しました。
1点リードで投げさせるのは怖いところもありますが、ビハインドのゲームを無失点でリレーするというのも難しい仕事ですので、良く投げたと思いますし、9イニングで四死球2個の1失点という結果ですから、投手は本当に頑張りました。


阪神が勝ったことで、またゲーム差は2.5に


1.5と2.5を日替わりで繰り返しているような感じですが、甲子園での戦いを前にして、3ゲーム差以上離されなかったことで、あわよくば首位入れ替え?という期待をもった形で挑むことが出来ます。
天気の具合によって、3試合消化できるかどうかは別にして、阪神は3連敗さえしなければ、巨人は出来れば3連勝したい!という緊張感をもって戦えるのは、8ゲーム差あった時には考えられなかったので、個人的にはよくここまで持ってきたなと思います。


大山の調子が戻りつつあり、外国人選手の動きが軽やかになってきた阪神と、タイムリー欠乏症の湿っている巨人打線とでは、力関係が難しく、前回の甲子園での戦いのようにはゆかない可能性もありますが、週末の表ローテの投手陣に期待し、さらには阪神との戦いということで、野手たちのギアが上がることを願うばかりですね
余り上ばかりを見ると、その後にはヤクルトとの戦いも控えているわけで、勝ち越してもその後がキツイという状況にもなりかねませんから、首脳陣はともかく、選手たちは余り先を考えず、目の前の戦いに全力をぶつけてもらうしかありません。


追う側と、追われる側のプレッシャー・・・どちらが重いかの勝負になりそうですし、だからこそ、初戦が大事になりますので、一回ローテを飛ばした戸郷のピッチングに注目したいと思います。
(同い年の直江の今日のピッチングを受けて、燃えていると思いたい)

 

追記
今日は楽天が岸、炭谷という往年のバッテリーが復活という事で、そっちも気になってみてました。
あぁ言う形で移籍することになった炭谷ですが、素晴らしいリードで生き生きと受けている姿に、安心すると共に、頑張って欲しいと心から声援を送り、何とか優勝を手にして、日本一をかけて戦いたいなという思いもこみ上げてきました。
ソフトバンクに勝利したいという思いと同じくらい・・・)

 

管理人:みんぐ
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