ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/21 巨 3-2 阪神 → 畠ぇぇぇ~正直スマンかった、ナイスピッチング!

阪神 2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:畠 3試合 2勝 1敗 0S
セーブ :ビエイラ 8試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:青 柳 4試合 2勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:畠→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
阪神:青柳→小林→馬場 捕手:梅野
本塁打
巨人:岡本和2号(二回ソロ)、岡本和3号(四回ソロ)
阪神:近本2号(一回ソロ)、マルテ6号(一回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104211index.html)
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初回にいきなり2被弾された時は前日の記憶がよみがえり、どうなることかと思ったけれど、3回のノーアウト3塁のピンチを回避し、宮本コーチのアドバイスセットポジションに変えてからは、無双ピッチング
セットから150km/h近いストレートを連発し、力で阪神打線を抑え込む姿は頼もしく、最初からこうだったら・・・と思わなくもないけど、また一つピッチングの引き出しが増えたのではないかと思えた。
阪神打線の勢いを止めるのは簡単なことではないけれど、4回の三者三振から、プレッシャーがかかっていったのは事実。
終わってみれば、6イニングで被安打5,7奪三振で1失点と立派な数字で2勝目をゲット!中でも1四死球は良かった。
3連敗すら覚悟していた中において、最低限したかった1勝をマークしてくれたのは、チームにとって大きな勝利だったと思う。


それと合わせて、我々ファンにとって最も見たかった若大将の連発からの猛打賞は、ようやくチームに光が見えた感じで、諦めかけていたチームを振り出しに戻し、勝ち越しのきっかけも作ったことで、今日は完全にヒーローの一人。
これまでも記事に書いてきた、阪神戦できっかけを掴む姿を何度か見てきたが、それを思い出させる見事なホームランでした。
欲を言うなら7回にゲッツーではなく、もう1本出ていれば完璧でしたが、前日までのことを考えれば、そこまで求めるのは贅沢というものか・・・少なくとも今日の3戦目に繋がるバッティングだったので、楽しみが増えたのは間違いない。


青柳の球を打つには、点で捉えるのではなく軌道をイメージして、線で捉えるのがいいと思うが、右バッターからすると多くの球がシュート回転してくるので、線で捉えるのは難しい、しかも低めを完璧に捉えて1打席目と同じボールを同じ所へスタンドインさせるバッティングは、私に言わせれば変態打ち(笑)タイミング的には、あそこで打つしかないってところを連続で打てたのは岡本にとって何かに開眼するきっかけになってもおかしくない、いやそうであって欲しい。
どっちにしても今日のゲームの結果次第で、もう大丈夫!って思えるかどうかだと思うので、結果も大事だけど、内容に注目して見たいと思う。


打線は12安打で三者凡退は1度のみ、それで3得点は少なすぎると思いたくなるところだが、相手のピッチングを見ると致し方ないところもある。やはり接戦時の阪神ブルペンは力強いボールを投げるし、ピンチになっても最後の最後は抑えてくる。こちらの戦力としても、まだいない選手もいるし、ここからあとひと押しできるようになって初めて完全体と言えるようになる。求めるべきものが少しずつ見えてきてはいると思うので、焦らずじっくりと各選手が状態とレベルを上げて行ってもらいたい。


ただ、重信の走塁はちょっともったいなかった。せっかく6番という打順を与えてもらい、期待に応えて3安打したのだから、走塁面でも梶谷のように貪欲になって欲しいし、盗塁に関しても、あの鈴木尚広が自分よりも素質があると言っていたわけだから、自信をもって走れるように意識改革は必要


あと、守備は良かった!
昨年、阪神との対戦成績が良かったのは、相手の守備のミスで自滅したこともあったから。今季は中野の加入でセンターラインが安定しそれが攻撃のリズムに繋がっているとは思うが、この試合に関しては梶谷と吉川のファインプレーが巨人のピンチを救い、阪神の守備の小さなミスがこちらに流れを引き寄せた
打ち勝つ野球はまだ出来ないので、ギリギリでいいから守りでピンチを救うことで投手も救われるし、吉川の決勝打のように攻撃と守りが選手自身を盛り立てることもある。今シーズンは細かい守備のミスも多かったから、これから去年のような堅い守備が復活するなら、まだまだ巨人は上がって行ける!

 

この試合は、鍵谷、高梨、中川、ビエイラという勝ちパで逃げ切ったけれど、ちょっとヒヤっとした場面もあった。特に高梨はちょっとリキんでたかな?相手打線の並びを考えたら、ビエイラ、中川という流れになりそうだけど、それよりも8回、9回はこうすると決めることで、投手の準備と気持ちを作ることができるから、相手の左右に関係なく固定することを選んだのだろう。どちらも左右に関係なく投げられると思うし、ビエイラは別に160km/hを連発しなくても充分。157km/hの外角に決まったストレートは素晴らしかったし、ツーシームは暴れていたけれど、スライダーは良かった。
常にMAXじゃなくて、8~9割くらいの力加減でもう少しだけ制球が出来れば、もっと安心して見てられる。
個人的にはある意味デラロサよりも相手からすると、打ちづらそうに見えるので、もうしばらく見てみたいなと思わせてくれる投球だったと思う。
(160km/h越えは1~2球見せるだけで、相手にとっては意識せざるを得ないから、それでオケ)


なんにしても、先取点を取った試合は負けないという阪神のジンクスを打ち破りホームで3連敗だけは避けたいというゲームを2戦目で取れたのは大きい。
今日の高橋優はこの3連戦で唯一阪神打線にとって苦手意識がある(はずの)投手なので、この勝利が相手にプレッシャーとなり、勝ち越し出来るなら個人的には予想以上の結果となるから、こうなったら総力戦で是非とも勝利して欲しいと思う。

 

昼間のイースタンでは、前日に続いてナカジ、若林、丸、ウィーラーが好調。テームズにも一発が飛び出しゲームは圧勝だった。仕事で行けなかったけれど、ある意味で、このメンツをジャイアンツ球場見ることなんて、今後あるかどうかわからないから、球場に来れたファンにとっては貴重な場面だと思う
(東京ドームより入場料も安いし←ココ大事!(笑))
彼らもいつでも戻ってこれるほど、もう復調しているように見えるが、1軍では若手も頑張っているし、入れ替えのタイミングとメンバーの選出は悩ましい。
丸がレフトを守ったりしてるので、場合によっては松原はセンター固定のままで・・・というのもありうるかもしれないと考えると、ちょっと面白い。

 

管理人:みんぐ
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