対 広島 10勝8敗1分 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
勝利投手：床 田 12試合 ４勝 ３敗 ０S
セーブ ：
敗戦投手：山 口 11試合 ２勝 ６敗 ０S
・投手リレー
巨人：山口→高梨→鍵谷→戸根 捕手：小林
広島：床田 捕手：會澤
・本塁打
巨人：
広島：
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎、石原慶幸 実況：小野宏樹
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202109211index.html)
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床田がよかったからしょうがない・・・
そういう試合ではありましたが、「しょうがない」で済む時期ではないので、どうしても苦言を呈したくなりますね。
先発の山口は、まあ頑張ってました。床田がいいから、点は与えられないと、慎重になりすぎて四球が多くなったのは反省ですが、先日の菅野のように味方が早い段階でそれなりの得点をしていたら、もっとピッチング内容も大胆になっていたでしょうし、今日、菅野が投げていたら同じように四隅を意識して苦しいピッチングになっていたでしょう。
負けるわけには行かないという気持ちは双方に同じですが、チームとして置かれている立場の違いが、投手の心理に影響して投手戦の序盤から、先に息切れしたのがこちらだったという事になってしまったと思います。
２，３，４回のどこかで点が取れていたら・・・とタラレバを言いたくなってしまいますが、取れない時ってのはこういうもの。
最短で昇格の中田に批判が集まりそうな気もしますし、事実、２軍で見た中田らしさはありませんでしたが、上がってきた以上、結果を求めてしまい、本来の豪快なスイングがなりを潜め、当てに行くようになってしまったのも致し方ない。
そもそも、絶好調だった坂本が３三振とタイミングを狂わされ、岡本もヒット１本がやっとという状態では、誰か一人をやり玉に上げることも難しく、負けるべくして負けたというのが結果でしょうね。
床田は四球が少ないだけではなく、後ろから見ていてもギリギリでボールを離すので、球速以上に速く感じるタイプですし、その上でほぼすべてのボールを動かしてくるのですから、ただでさえ始動が遅れる上に動いて来たらどうしようもない。
スタミナもあるので、ファールで粘って球数を・・・という作戦が取りづらいだけでなく、というか、そもそもそういうバッターが巨人に少ないこともあり、自滅を願うしかない状況でしたが、だからこそ、足を使えるバッターがいかに出塁するか、そして出塁したらどれだけプレッシャーがかけられるかがカギでした。
その点で、３回が唯一のチャンスだったかなと
日曜の阪神戦で快勝したことで、それを勢いに変えてくれたらと期待していたのですが、一方で「これをきっかけに！」を裏切られ続けてもいるので、快勝の反動が来るのではないかとも予想していましたが、悪い方にあたってしまいました。
宮本コーチは山口を中４で阪神戦へ・・・と考えているようですが、相手の立場からしたら、高橋優、メルセデスではなく、中４で山口となれば、むしろウェルカムなのではないか？と心配になります。
週刊ジャイアンツで、村田元ヘッドが、ここまで来たら、先発ローテを詰めて回転を上げるべし！って言ってましたけど、個人的には大反対ですね。
残り試合が少なく、負けられないゲームが多いからこそ、基本に立ち返ってしっかりコンディションを作れるような環境を作るべきで、６連戦すべてを勝とうとするのではなく、４勝２敗を前提に組み立てるほうがイイ。
開幕から変則ローテでいっていたなら身体も慣れるけど、こういう時期になって始めれば、投手のコンディション作りに変化があるのは当然。
今までは、「今日は負けた、でも来週の同じ日には勝つ！」とコンディション作りを逆算できたのが、「今日負けた、４日後には勝つ！」って身体づくりは難しいのではないかと思います。
そんなこと言ってる立場では無いと言いながら、気持ちのやる気とはうらはらに、身体のリズムは正直なものですから、まるで短期決戦を戦うようなことをいきなりやれと言われても、そう簡単に出来るもんでもないでしょう。
一方で、間隔を詰めた中で結果を出せば、来るべきポストシーズンでは、何があっても力を出せるでしょうから、この作戦を一概に責めることも出来ない自分もいます。
首脳陣としても、半ば賭けに近い運用だと思いますが、良い方に転がってくれるよう、祈るしかないかもしれません。
カードの初戦を落としてしまいましたが、まだ負け越しが決定したわけではないので、まずは今日しっかり勝利して、もう一度、どっしりと構えることですね。
管理人：みんぐ
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