ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛 番外」さぁいよいよ開幕!スタートダッシュを決めたいが・・・

いよいよ今週末に開幕するプロ野球、熱くなる日が続きますね。
ここまでのオープン戦成績はふるいませんが・・・まぁ、慣れました(笑)


長いシーズンのことを考えれば、必ずしも開幕にピークを持ってくる必要はありませんし、新外国人に関しては合流間もないってことで、エンジンがかかるのはまだ先の事だと思えば、オープン戦の勝敗に一喜一憂することは無いのですが、アピールが必要な若手が結局1軍に残れず、固定されていないポジションを争う中堅選手の成績が伴っていないのは残念です。


勝つに越したことは無いですが、オープン戦で好調過ぎるってのも過去に痛い目にあってますから、試合ごとに課題が見つかるくらいがちょうどイイ
個人的には開幕して、各チームとの対戦が一回りするくらいは何とか5割でゆき、調子が上がってきたところから前半戦の戦い方の形を作り、良い状態で交流戦に入る。そこがまずは第1の大きなミッションとなると思う。


原監督はオーダーはガラっと変わるかも?って行列で中居君に言ってましたが、収録は結構前だと思うので、野手では秋広、中山がまだいた頃でしょう。
結果的には野手に関して言えば、新外国人と中田以外は去年の開幕と大きくは変わりそうにありません
残念ではありますが、1軍での経験とエースクラスの投手の球筋を脳裏に刻みながら、2軍でさらに牙を研いで欲しいですね。シーズン通して決してチャンスが無いわけではないでしょうから、結果を出して川相監督に推薦してもらえるように頑張ってもらいたい。


吉川、松原がまだまだ元気がないけれど、体調面に問題がないのであれば、特に吉川は徐々に調子はあがってゆくでしょう。とはいえ、結果が出ていないのに開幕スタメンに起用するのは考えにくいので、明日の最終戦も廣岡が打つようなら廣岡が、立岡も状態が悪くないので、立岡がライトを守ることは十分考えられます。
捕手に関しても、とにかく振りまくったという効果が出ているのか、小林のバッティングが悪くないので(まぁ、春先だけバッティングがイイってのは、過去にもあったので判断が難しいですけど)、小林がスタメンとして出ることも十分考えられます。


初戦が大野ということを考えれば、廣岡、小林で途中で吉川、大城という流れもありえそうですね


岡本、中田のON砲が好調なので、いかにして彼らの前にランナーを貯めるか?ってのが、しばらくは点を取るための王道パターンなので、1~3番の出塁は大事なポイント
(ま、普通に考えれば当たり前か?(笑))
出来れば坂本に負担をかけたくないのですが、オープン戦後半は少しずつ新しいバッティングにも慣れてきて悪くない打球が飛んでいるので、使わないわけにはゆかない。現時点では立岡の状態も良いですから、廣岡が結果を出し続ければ、1番廣岡、2番立岡、3番坂本なんてのもあるかもしれません。


ウィーラーはやはり安定感がありますが、新外国人に早く慣れさせるために、ウィーラーは代打でとっておき、ポランコ、ウォーカーを代わりばんこで起用するかもしれませんし、どちらか状態が良い方を残して、片方は2軍で経験を積ませる可能性もある。

 

投手に目を向ければ、チーム防御率が良くないのは懸念材料ではありますが、菅野、山口が炎上して失点を重ねてますし、ゲーム終盤は若手のお試しモードになり、守備のミスが失点に繋がっていることを考えれば、ある程度は許容範囲かと。
菅野が一発の被弾が多いのが心配ですね、去年も近本に打たれてありゃりゃ、なんてことがありましたが、コンディションは悪くないと本人が言う割には打たれてるのは、むしろ問題が大きいのではないかと・・・投手としてのピークは確かに過ぎているかもしれませんが、それをカバーするだけの経験値は持っていますし、技術的な伸びしろだってまだあると思っていますので、桑田コーチとしっかり会話して、新たな菅野のピッチングというのを作り上げて欲しいところです。


本来であれば、菅野、山口、戸郷、高橋、メルセデスというのは固定だと考えていましたが、現状だと実績組は菅野、メルセデス以外は白紙に近い状態でしょう、明日、再調整した戸郷がどういうピッチングをしてくれるか、2軍で好投した高橋優をどのタイミングでローテに組み込むか、そこは大きな注目点になります。
一方で若手組は巨人ファンが久しぶりにワクワクするくらい元気です


現状だと、堀田、山崎伊、大勢、赤星は確定。
開幕は抜きにして、シーズンのどこかで1軍で使われる可能性が高いのは、戸田、直江、堀岡、沼田、鈴木、笠島が私の注目ですし、平内もファンの中での評価は今一つですが、もともとの能力は高いと思うので、制球力と相手バッターから見てボールが見にくくなるような工夫を手に入れれば、十分に力になれると思ってます。


この週末の3試合が、菅野、山崎、赤星というメンバーでしたので、普通に考えれば開幕カードはこの3人が投げることになるかと思いますが、変更も考えられますし、この3人が表ローテで投げ続けるということはないでしょうから、交流戦くらいまでは選手の状態を見ながら変則ローテで回すことになるでしょうか?
出来ることなら、間隔を詰めての変則ローテではなく、メンバーだけは揃っているので、余裕を持った間隔でのローテ編成をお願いしたいですね。
特に若手組は故障明けもいますし、初対戦が多い最初のうちは抑えるかもしれませんが、疲労がたまり、データも取られれば必ず捕まる時がきますから


ブルペンは中川、鍵谷が間に合わないのは心配材料ですし、デラロサ、ビエイラはもう少し暖かくならないとエンジンがかからないでしょうから、それまでは今村、畠、高梨の実績組と鍬原が中心になって相手に合わせて組み合わされることになりそう。
延長12回まで行われる今シーズンは、特に今村、畠は回跨ぎでの登板が期待されるので、コンディション調整だけはしっかりして欲しいですね。

 

まぁ、開幕メンバーでシーズン最後まで戦うことは無いですから、シーズン最終戦はどういう選手がベンチにいるのかを楽しみにしたいと思ってます。
願わくば、巨人が優勝し、さらに上を目指せる戦い方になっていること、新たな可能性のあるチーム構成になり、その後の数年に期待できるような期待を持たせてくれるような状態であることを願ってます。


今はこんな余裕持った書き方してますけど、優勝のハードルは決して低くないと思ってます。
岡本はともかく、坂本、丸の状態にいつまでも左右されるようではいけませんし、菅野の状態がチーム状態と直結するようでもいけません。解説者の意見も優勝するには新しき若武者が1人や2人では厳しいという話も出てます
原監督は我慢が足りないとよく言われますが、我慢をして使い続けても負けが込めば、今度は何故**を使わない!って言われてしまう。そんな周りの声と戦いながらチームを優勝に導かなければいけない立場の難しさは巨人ファンなら身に染みて思っていること。
だからこその「今年はホップの年」という発言は本音であり、保険でもあるのかな?って最初に聞いた時は思ったくらいです。
これまで何度も言ってきましたが、原監督の言う「ホップ」は選手だけのことではなく、コーチや裏方も含めたことだと私は思っているので、若きコーチたちの成長も含めて総合的に見てゆかないといけないなと思います。
もちろん、1試合ごとに一喜一憂するのはファンの特権ですから、言いたいことを言わせてもらいますが、自分の価値観では選択しなかったからといって感情的に批判するのではなく、その真意を探ろうとすることも今シーズンは今まで以上に必要になりそうだな、その理由を知りたいと想像力をはたらかせたいなと、開幕を間近に控えて、思った次第です。

 

だからこそ、これを見てくださっている皆さまにも、幅広く意見を聞かせていただけると嬉しいです。

 


管理人:みんぐ
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