ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛 番外」昨年の反省とキャンプ、オープン戦から見えてきたもの

バタバタしている間に、書き溜めた記事候補も既に古い話になり、
ちょっと困った(笑)


本当は戸郷と高橋の対談とか、
元木ヘッド、桑田コーチらの徳さんとの対談話から
見えたことなど色々書いていたのだけど
状況的にはそこから変わってきたこともあるので
ひとまずお蔵入り
今後の中で、ところどころで触れるかもしれません


で、オープン戦も始まり、まだ選手の状態の見極めだと思いますが
開幕2週間前にはある程度、メンバーは固定してくるはずなので
若手にとっては、ここから数試合がラストチャンス


そんな中で、全体を通して今現在見えていること・・・・


そもそも、昨年、後半に失速し、優勝を逃した原因として


1)主力野手(特にサカオカマル)が期待以上という活躍ではなかった
 (岡本も2冠を取ったが、期待値からはもう一歩)
2)新外国人がことごとくハズレ
 (ま、これは見慣れた光景ではあるが)
3)中4,中5ローテの多用からくる中継ぎも含めた投手崩壊


ざっくりと、大きく言えばこんなところでしょうか?


今季は新たにホップ・ステップのホップだと監督は明言していますし、
FAには参戦せず、若手とコーチの育成に明らかにシフト
先日のインタビューでも今シーズンは厳しい、各チームの力は拮抗しているというように
現時点では飛びぬけたチームは無いように思えます。


巨人に関して言えば、まずは大きな離脱者を出すことなく
キャンプを終え、若手のお試し期間中ということを考えれば
まずまずの状態にあるのではないでしょうか?


開幕1軍を目指す選手は開幕にピークを合わせる必要はあるでしょうが、
中堅、ベテラン、レギュラー確約組はこの時期にピークをもってくると
却って不安になる場合もあるので、何となくこんなもんか?
っていうところはありますが

先の1)に関して言えば、


やはりサカオカマルの調子はチームの士気にかかわるだけに
気になるところです、岡本、丸に関しては結果はともかく
打席の内容は悪くないので、あとは怪我だけしないように!
というのが願いではありますが、坂本に関しては、ちょっとバッティングの間が悪い感じですね
まぁこなしてゆく中で、徐々に状態はあげてゆくでしょうけど
守備の動きにしても、まだちょっと身体が重そうです


そして、彼らの前後を固める意味でも、特に春先にはアピールして欲しい
松原、吉川の動きも今一つ。
守備はいいのですが、バッティングに関しては
彼らなりに求められているものはわかっていると思うので
試行錯誤を繰り返している途中のようです
特に松原は昨年までに比べて、かなり逆方向への意識が強くなっているのは
良い傾向だと思っていますが、
取り組みに対して結果が伴わないと
チーム内にライバルも多いだけに焦りもあるでしょうね


2)の新外国人に関していえば、もともと自前外国人で当たりを引く可能性が低い球団なのと、
昨年から契約継続の外国人選手のやりくりだけで枠はいっぱいなこともあり
「当たればラッキー」くらいに今は考えるしかないかもしれません
新スカウトの目を疑っているわけではありませんが、
いかんせん、見てみないことには何とも言えないため保留


ファンの懸念は何といっても3)でしょう


ここまで、育成も含めた若い投手たちが話題にあがるだけでなく
好結果を残しているシーズンも久しくなかっただけに
ファンの期待は非常に大きいですね。
監督、桑田コーチもシーズン前から中5での運用に関しては
今季も継続するというようなことを言っていましたが、
若手投手の今後の成績次第では、中6運用の中で
若手に関しては昨年のヤクルトの奥川方式で登録と抹消を繰り返して
大事に起用するという方法がベストなのではないか?と
ファンの間で話題になることが目につくようになりました。


いずれも実績のない選手たちであり、1年目、故障明け、手術明け

ということもあって期待しすぎるのは禁物
練習試合、オープン戦では通用しても
データが揃えば打ち込まれる可能性も大きいわけで
シーズンという長丁場においては現時点で計算してはいけないのは明らか


とはいえ!
今の若手投手の争いはチーム内に良い競争状態を生み、
隙があれば俺が!という意識にあふれているでしょうし
首脳陣的にも使いたいと思わせていることは間違いない


ホップという年だと考えれば、今年ではなく今年後半から来季以降にかけて
投手王国になるための土台作りという点において
順調に来ていると考えて良いでしょう


あとは桑田コーチの指導力と運用力のお手並み拝見というところですね


少なくとも、山崎、堀田、大勢、赤星に関しては役どころはともかく
体調管理さえしっかり出来るなら、2軍で投げさせる意味は無いと思うので
どんどん経験を積ませて欲しい

(失敗もオケ)


戸郷、高橋が出遅れている感じで、ファンからの厳しい声も聞こえてくるが
彼らなりに課題をもってキャンプに取り組んでいたと思うので
それに対しての答え合わせがうまく行かなければ修正すればいい
ローテが確約されている立場ではないし、
この二人に関しては監督も厳しい言葉を投げているけれど
それは期待の裏返しでもあると思う。


若き投手たちの台頭が刺激になり去年の悔しさを思いだしつつ
もう1段階、階段を上げってくれればさらに分厚くなる


鍵谷、中川の出遅れは懸念材料だが、開幕から彼らがフル稼働するようでは
その先も心もとないし、チームがきつくなるころまでに
万全の状態で戻ってくればいい
中継ぎの中では鍬原のリニューアルはチームにとって大きいので
彼がしっかりと結果を残し、ちょっとヘバってくるまでに
実績組が戻ってくればいいと思ってる


それで足りない部分においても
中継ぎで使ってみたい若手も多いし・・・・・
(戸田、直江、山田、堀岡、沼田あたりなど)

 

若手野手に目を向ければ、今は
中山、秋広、増田陸、岡田にチャンスが与えられているが
オープン戦が進み、相手投手がさらに本気モードになってくれば
今以上に苦しむことは確実
守備力という点でも、終盤の守備固めに使うだけの力はないので
開幕までにどこまで1軍レベルに近づけるかがカギになると思う


まぁ野手の場合は、昼間は2軍、夜は1軍と親子ゲームも可能なので
徹底的に実戦の中で感覚を研ぎ澄ませて行くしかないかなと思う


いずれにしても、松原、吉川にプレッシャーをかける存在になるためにも
若手の成長は必須なので、いい意味で競争が良い方向に行ってくれるとイイ


問題は北村、廣岡、重信、若林、岸田(他大勢)らか・・・
本来なら若手にチャンスを与えないくらい目立ってくれないといけないんだけど(涙)


追記
オープン戦の成績がふるわないのは例年のことなんで
あんまり気にしてなくて、オープン戦最下位でも優勝出来ることも証明したし
それはイイんだけど、主力組が初対戦の投手にてこずっているのは気になる
それはすなわち「データが無いチームとの対戦に弱い」という事に繋がり、
「初物に弱い」という悪しき伝統が続いている・・・ともいえる

(特にBIG BOSSとの戦いでは、データは関係ないとばかりの

 ガムシャラな戦い方が目立っただけに)


リーグ優勝し、CSを勝ち抜いて日本一を勝ち取るためには
過去の対戦からだけでない、初対戦の投手、初対戦のキャッチャーとの駆け引き
これらをどう攻略するか、そこらへんは、そろそろ克服して欲しい
チームとしての大きな課題かな?

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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