ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/1 巨人 1-8 阪神 → エースとキャプテン不在をどう乗り越えるか?

阪神 4勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:西純 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 4試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:高橋→デラロサ→高梨→菊地→鍬原→大江→平内 捕手:大城→岸田
阪神:西純→岩貞→加治屋 捕手:梅野

本塁打
巨人:ウォーカー4号(二回ソロ)
阪神

日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:梅澤廉
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202205011index.html)
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初戦はともかく、2戦目と3戦目のゲーム終盤の乱れ方は、昨年終盤の失速中を思い出した
ブルペンが粘れず、打線も沈黙、リードされると投手はプレッシャーからか四球を連発、嫌がって甘いところを痛打。攻撃は足を使えず、チームとして相手を攻略できず、淡泊な攻撃が続く・・・って感じ。


唯一良かったところは、シューメーカーも高橋優もゲームを作るという点では、課題はあるものの何とか責任は果たしてくれたこと。打線も少ないとはいえ、先に点をとる形だけは作れているのはイイ。


エースとキャプテンを欠き、ブルペンにも野手陣にも多少の動揺はあると思うし、チームとしての形が少しいびつになってしまうのは仕方ない。元木ヘッドの言葉ではないけれど、これをチャンスと若手が目の色を変えなければいけない。その意味では、廣岡、香月は今以上に好守にハッスルする必要がある。
また、ここから先は、悪ければすぐに2軍との入れ替えが頻繁に行われる可能性もあるため、立岡、松原、湯浅、上がってきたばかりの中山、八百板はわずかなチャンスで結果を出さなければ、容赦なく落とされるだろう。


下では増田陸、秋広も悪くない状態(二人とも守備に難ありだけど)なので、1軍定着は厳しくても、状態が良い時に上でちょっと使ってみるか?と思うこともあるだろう。


とはいえ、この2戦に関しては、次期キャプテンとなるであろう岡本が、ベンチ内でも打席内でも結果でチームを引っ張らなければならなかった。それは本人も重々承知しているはず、バッティングの状態そのものは、決して悪いわけでは無いと思うが、この試合に関しては、自分が何とか!という重いが強すぎて、ちょっと強引になっているように見えたし、良い時は我慢出来ている外スラやボール気味のフォークにも、身体が反応してしまっている。
これが続くと、それこそスランプになってしまうので、何とか闇落ちする前に修正してもらいたい。


まぁあえて自分を慰めるとするなら


もともと交流戦までは5割でオッケーと言ってました(って毎年言ってますけど(笑))。
ここまでが出来すぎというのも、何度も言ってきたので、そろそろ落ちてくるターンになるかな?というのは感じていたので、チーム状態が悪くなってくるのは想定内。
同時に阪神の状態がそろそろ上がってくるのも想定内なので、ある程度は覚悟していたのですが、想定外だったのは3連敗してしまったことと、菅野、坂本の離脱


ただ、出来すぎ期間だった間に、ある程度貯金を作ることはできました。3連敗してもまだ8個の貯金があり、順位的にも2位に2.5ゲームを離しての首位に立っている状態です。
大型連敗は困りますが、交流戦まで残り6カード。1カードで1つずつ借金を重ねたとしても、何とか交流戦には5割強で挑める計算です。


こういう時のための貯金ですから、チームを立て直すために、有効に使いましょう
どのみち、菅野を最後までローテで、坂本を残り全試合先発出場ってのは無理な話で、どこかで休ませなければシーズン終盤にまた苦労することになることは予想できたことですから、開幕から一か月たったところで休ませると考えれば、気持ちも楽になります。


問題はブルペンってことになりますが、そこはもう、桑田コーチとグッさんの調整能力に賭けるしかありません。本当は打線がある程度援護して、投手たちもギリギリではなく大胆に攻められるような展開にしてあげたいところですが、それには両外国人と岡本、丸の状態が今以上に上がらないと厳しい。
ど真ん中で勝負できるパワーピッチャーの若手も増えましたが、彼らが本当の意味で戦力として計算できるのは、まだ先の話ですので、うまくやりくりしながら、これ以上連敗しないように勝てる試合を落とさないようにするしかありません。


とにかく気をつけて欲しいのは、目先の勝利に惑わされて、大勢や鍬原をはじめとした若い選手を酷使しないようにすることと、もっとデータを駆使して、チームとして細かい野球をすることでしょうか?
この3連戦、こちらのブルペンが乱れたことは言うまでもないことですが、阪神打線はチームとして意図をもって攻略しようとしていたように見えましたし、こちらは淡泊に見えてしまいました。
同時に足を使ったプレッシャーも連敗中の阪神は出来ませんでしたが、今はすっかり去年のように攻撃の中に絡めてきています。


守備の綻びも目立ったカードではありましたし、改めて基本に忠実にしつつ、臨機応変な細かい野球が出来るように意識を修正しないといけないかと思います。
(そんなことわかってるでしょうけど)


とりあえずマツダに乗り込んで、もう一度、元気を取り戻しましょう。


追記
西純矢投手、いいですね。一緒に観てたカミさんは「イケメンで爽やかで人気出そう!」って言ってましたけど、まぁその通り(笑)
出身は広島ですが、高校は私のふるさと岡山ですので、入団時から個人的には気になってました。
制球力が課題だと思ってましたが、今日のフォームを見る限り、1年目の宮國のフォームに似ている気がしました、とても綺麗なお手本のようなフォームで、このまま成長したらやっかいな敵になるなと・・・
ライバルチームではありますが、いずれはチームの柱になれる逸材だと思うので、この先が楽しみな投手です

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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