対 阪神 7勝12敗0分 東京ドーム
勝利投手:西勇 20試合 9勝 7敗 0S
セーブ :
敗戦投手:山崎伊 15試合 4勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:山崎伊→今村→平内→クロール→鍵谷 捕手:大城→喜多
阪神:西勇 捕手:坂本
日テレG+ にて観戦 解説:石原慶幸 実況:平松修造
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202208191index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今まで見た中でも、この試合の西のピッチングは完璧でしたね。
中田へのインコース攻め、岡本への外角攻め、それも出し入れだけでバッターを翻弄するとか、打てと言うのが難しいくらいで、そもそも打てるボールが無かったです。
あれくらいキャッチャーが構えたところにキッチリ来ると、投げる方も受ける方も気持ち良かったでしょう。
出来ることと言ったら、ファールで粘ってスタミナを削るか、ボテボテでもいいから前に飛ばして、野手のエラーに僅かな期待をかけるくらいしか無かった気がしますが、仮に早期に降板させることが出来ても、阪神ブルペン陣も強力なので、先に1点取られた時点でゲーム的には終了ムードが漂ってしまいました。
まぁ、今の巨人打線はコツコツランナーが出てプレッシャーをかけて・・・という攻撃が難しいので、せめて足が使える選手が四球でもいいから出塁し、バッテリーのリズムを崩したいところでしたが、吉川も久々先発の松原も出塁することが出来なかったので、ただひたすら甘い球が来るのを待って、一発を放り込むのに期待するしかない状態でした。
(それを見透かされたように西にやられた)
終わってみれば3安打で大城と代打の重信しかヒットが出てないのですから、誰が悪いということ抜きに、単純に西の投球が素晴らしかったということで、完敗でした。
選手の入れ替えというところでは、若様、ウィーラー、鍵谷が戻ってきて、中山、メルセデス、ウォーカーがファーム行き。ウォーカーがいなくなるのは寂しいですが、しっかり守備を鍛えてさらに頼もしくなって帰ってきて欲しいですね。
と同時にウィーラーの復帰はベンチのムードを明るくしてくれますし、バッティングでも期待できるので献身的なプレーがチームに良い空気をもたらせてくれるでしょうし、まだ本調子では無いと思いますが、若様は困った時に頼りになるのでチームの風向きを変えてくれることを願ってます。
先発の山崎も西に負けず、序盤は完璧、結果的にはボールが指にかかりすぎて爪を割ってしまったということですので、それくらいキレていたのでしょう。
ストレートとカーブの緩急は完璧でしたし、もともと制球力は良いので、ヒットを打たれても連打を浴びる気配が無かったです。ここのところの安定感がさらに増した感じで、西との投げ合いでさらに成長することを期待していただけに、勝ち負けはともかく、負傷による降板は本当に残念です。
次の登板は様子をみてからということですので、出来るだけ早期に戻ってきてくれることを祈ってますが、中途半端な状態で上がるのではなく、万全を期して気力、体力ともに充実した状態を作りだして欲しい。
今季は区切りの一つである5勝を目標にして、今回のように投げるごとに何か宿題をもらい、一方で手ごたえも感じるような登板を繰り返してくれれば、それでいいです。
緊急登板になってしまったので、今村を責めるのも可哀そうですし、クロールは要反省ですが、常に良いピッチングを出来るわけでもないので、ひとつ勉強になったでしょう。平内の登板はもったいないかなぁ~とは思いましたが、鍵谷もまとまっていましたし、ブルペンのバリエーションはまた少しパターンが増えたかなと思います。
今日は堀田 vs 藤浪のパワーピッチャー対決
堀田には前回の広島戦の反省を生かして、また少し成長した姿を見せてくれればいいでしょうし、藤浪に対しては、ヘタに左打者を並べて・・・ではなく、坂本、中田、岡本にはベースの近くから踏み込んでゆくくらいの気迫ある打席を見せて、相手にプレッシャーをかけて欲しいなと思います。
4連勝を含む3カード連続の勝ち越しからの、ハマスタでの3連敗にこの試合の敗戦を含む4連敗。
借金が返せそうな手前で借金が増えるというもどかしい状態が続きますが、ここで気を抜くとAクラス争いから脱落してしまうので、チームとしてのモチベーションを落とさないためにも、若い力を使いながら、何とかもう一度盛り返して欲しいですね。
復帰してから勝ててないことに一番モヤモヤしているのはキャプテンでしょうから、今日はキャプテンが爆発してくれるといいなぁ~って願ってます。
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
↓良かったらクリックを