対 広島 12勝10敗0分 マツダスタジアム
勝利投手:鍵 谷 10試合 1勝 0敗 0S
セーブ :大 勢 43試合 1勝 1敗 30S
敗戦投手:森 浦 35試合 1勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:山崎伊→鍵谷→高梨→平内→大勢 捕手:小林→大城
広島:玉村→森浦→ケムナ→ターリー 捕手:磯村
・本塁打
巨人:
広島:マクブルーム15号(三回ソロ)
フジテレビONE にて観戦 解説:山内泰幸、緒方孝市 実況:深井瞬(テレビ新広島アナウンサー)
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202208261index.html)
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今日からの3連戦は、ヤクルト vs DeNAの首位決戦が注目を浴びるのはしゃーない
もし今日、DeNAが勝利すれば、いよいよ優勝争いは混沌とするわけで、まったくわからなくなるところだったから、いち野球ファンとして、私も注目してた。
結果的にはヤクルトが勝利して、チームとしてはホッとしている感じ?村上がスゴすぎて、ちょっとあんぐりです。
選球眼の良さに加えて、配球の読みがするどく、ボールを線で捉える、もともともってるパワーに加えて、恐らく今球界で一番スイングスピードが速いんじゃないかと・・・多分、バッテリーからしたら「ラッキー!見逃しだ」って思ったボールをスタンドに運ばれたイメージが強いと思う。
現時点で、まともに勝負にゆくと痛い目を見る打者なのは間違いない。故障なく、メジャーにもゆかなければ、この先、飛んでも無い記録を作りそうな予感を感じさせるスゴイバッターに成長しましたね。
あれ?これ、巨人ファンのためのブログだったな(笑)
いや、岡本だって、まぐれで出せる記録ではない2年連続2冠を獲得しているわけで、こんなことでヘコんでいてもらっちゃ困ります!ってことを言いたかった。年下だろうが、他の選手の良いところはどんどん取り入れて、さらに進化して毎年、二人でタイトル争いをするような良いライバル関係を築いて欲しいと、心の底から願ってます。
まだシーズンは終わってませんが、昨年、村上が悔しさを味わって進化したように、今度は岡本が悔しさを噛みしめて、来季はタイトルを奪取するような、そんなワクワクしたシーズンが見たいです。
ってことで今日のゲーム
世間の注目から外れてしまっているので、プロ野球ニュースでも、さら~っとしか流してもらえないような、今の両チームの立ち位置ではありますが、Aクラス争いという点では、チームと選手のモチベーションはまだまだ高い。
玉村には前回やられているので、何とかやり返したい気持ちが強く、初回に若様のタイムリーで3点取った時には、まさかこんな展開になるとは思っておらず、先制、中押し、ダメ押しの勝利を期待していたのですが、なかなかそう簡単には勝たせてもらえません。
登録→抹消を繰り返し、ある程度、余裕を持たせてもらっていた巨人の若武者投手たちも、中6日のローテの中に入り、調整の難しさやコンディションの維持に関して、色々と勉強することも多いでしょう。
区切りの5勝目をゲットしたかったであろう、山崎伊も先制してもらった直後から、なかなかの試練を味わいました。
5イニングというのは不満でしょうけど、最低限の責任回数は投げました。3失点はしたものの、自責点は2なので先発としての役割はギリギリで果たしたかなと。
少なくても、大炎上しない、ある程度ゲームは作れる、自滅はしない、打線の噛み合い次第では勝てる。という信頼はこれまでの成績の中で得ていると思います。課題は多いですが、今日に関してはブルペンのスタミナもあった事ですし、後をお兄ちゃんたちに託し、さらに敗戦投手にならなかったという点で感謝しつつ、新たな宿題をもらったと思いましょう。
今日に関して言えば、2ケタ安打しながら3点しか取れなかったのは、丸が機能しなかったから。
こういう日もあるってことで、さらりと流せますが、中田がマルチ、坂本が2安打のあとはなかなか勝負してもらえなかったことを考えても、その間に入っていた丸が、もう少し元気であれば、むしろ流れ的にはこちらに大きく傾いていたと思うので、そこがどっちに転ぶかわからない状態を作り出してしまったかと思います。
とはいえ、ここまで大きな不調なく貢献しているので、ディスるつもりは全くありません。明日また、頑張ってください!って言うのみ
ボールを後ろに逸らし、チームを追い込ませてしまった小林も(あれくらいは身体で止めてくれないと…)、久々に見たヒット(笑)から、1番抜擢のウィーラーのタイムリーに繋がる勝利打点へのお膳立てをしたのですから、それもまた責められない(汗)
(何か月ぶりのヒットだ?(笑))
前日に続き、1点差という痺れる場面で登板した大勢、いきなり先頭打者にボール3つで「げ!?またか?」とヒヤヒヤしましたが、表情も変えず、フルカウントまで戻すところはさすが。土のグラウンドでも鉄壁な坂本がバウンドに合わせることが出来ず、松山を出塁させてしまうことになりますが、記録はヒットでエラーがつかなかったので、ちょっとホッとしました。
そういうことがあっても大勢は動じませんね、ここはベンチとバッテリーがしっかり読み切って大城がストライク送球で盗塁を阻止、続く大盛に2ベースを打たれたんで、大きなポイントとなりました。
でもまぁ、スコアリングポジションに進まれても、慌てない大勢は頼もしいです。夜でも暑いマツダスタジアム、額から、鼻から、汗だくになるくらいで、前夜の東京ドームとは全然違うコンディションだと、湿気の違いでボールへの指のかかりも違和感を感じまくりでしょうけど、焦るそぶりを見せません。
30セーブという節目を迎えた大勢は「そういうチャンスを頂いているので」と37セーブ越えに意欲を見せています。
残りが25試合であと7セーブ以上って、これまでのことを考えれば、まぁまぁハードルが高いとは思いますが、残りを5割で行くとして12~13勝、その勝利のなか7試合で大勢のセーブシチュエーションを作って、こなせばいいわけですから、決して不可能な数字ではありません。
もちろん、大勢だけの努力では成し遂げられることでは無く、打線の援護、大勢に繋ぐまでの先発。ブルペンの頑張りがあって出来ることですから、チーム全体で後押ししてあげたいですね。
チームの立ち位置、残り試合、記録など様々な状況変化によって、どこかのタイミングで3連投禁止が解除になる可能性は高いですし、十中八九そうなるでしょうけど、恐らくそれは本人も告げられているでしょうし、既にそのための準備はしているでしょう。
今の時点でも、新人王候補の筆頭なのは間違いないでしょうが、タイトル争いをしている選手が2人(大勢、戸郷)しかいない中で、チームがギリギリながらAクラス争いが出来ている原動力の一人ですから、何とか取れる賞は取らせてあげたいです。
原監督の大勢についてのコメント「いい脈拍の中で投げていますね。高ぶることなく、ある程度の脈拍を持ちながらね、素晴らしいと思います」脈拍って言葉を連呼していましたが、ようは「落ち着いている、動じない」ということなんでしょうか?
監督は常々「上手い選手はいらない、強い選手が欲しい」と言ってます。それは、ケガをしない肉体的な強さは当然の事、厳しい場面に置かれた時に「逃げない強さ」というのも含まれているわけで、1年目の大勢は、前者は厳しくても、メンタル的な「強さ」を感じているからこそのコメントだったのかなと。
謙虚さも大事ですが、自分を追い込む意味でも、あぁいうお立ち台で記録が見えているなら挑むということを公言する大勢に頼もしさを感じました。
ピンチを迎えてアタフタする投手がいる中で、タイトル争いをしている戸郷、大勢の二人はどっしりと落ち着いているなというのは感じますし、それを見習わなければいけないお兄ちゃんがチーム内には多いので、後輩を見習ってほしいと思います。
前日の戸郷の頑張りもあって、ブルペンは少し休めましたから、この試合のように僅差の痺れる場面では、山崎伊をスパっと5回で降板させ、現在、信用できる4投手を登場させ、彼らが見事に期待に応えました。
中でも戻ったばかりの鍵谷は、勝ちパ、負けパに関係ない立ち位置だと思いますが、見事なピッチングだったのはチームにとって大きかったと思います。高梨はあれくらいやってくれて当たり前のポジションですし(あの四球も出して良い四球と、出してはダメな四球のうちの前者でしたから無問題)、8回を完璧に締めた平内も素晴らしかったです。
この試合の勝利は、巨人、広島ともにブルペンに不安を抱えるチーム同士の緊迫した試合の中で、完璧な仕事をした巨人がわずかに上回ったということでしょう。
今日の直江は8/13以来のカープ打線との対決
現在、1勝1敗ですから貯金を作りたいですね、マツダでは1試合のみの登板で2イニングしか投げていませんが、経験をしているということで、これまた若武者らしい投げっぷりでチームを元気にして欲しいと思います。
管理人:みんぐ
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