ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/19 巨人 5-3 DeNA → さすがのピッチングでエースが9勝目ゲット!ゲーム差なしに持ち込んだ!

DeNA 9勝11敗1分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 21試合 9勝 6敗 0S
セーブ :大 勢 53試合 1勝 3敗 34S
敗戦投手:今 永 19試合 10勝 4敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→鍵谷→高梨→大勢 捕手:大城→小林
DeNA:今永→ロメロ→森原 捕手:戸柱→伊藤

本塁打
巨人:中田23号(二回ソロ)、大城13号(二回2ラン)、ポランコ23号(四回ソロ)、丸27号(六回ソロ)
DeNA:関根1号(八回ソロ)、佐野19号(九回ソロ)

日テレG+にて観戦 解説:井端弘和阿波野秀幸 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202209191index.html)
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初回、いきなりパンパ~ンって失点した時は、今永相手だし、ヤバいかなぁ~って思ってましたが、最少失点で切り抜けたのが良かった。


前日は音無しだった中田が変化球を読み切って同点ホームラン


さらに岡本のヒットから、大城の技ありの一発(あれ、ストレートのタイミングで待ちながら変化球に対応してうまくバットに乗せたように見えたけど・・・軸足に体重が残ってて、スタンドまで入ってくれた)で勝ち越しするなど、序盤で勝ち越せたことで、そこからの菅野は本来のピッチングを取り戻し、スイスイと思ったところに投げれていた。


この日の菅野は逆転以降、左右高低、ストレート、変化球をうまく使い分けながら、相手に的を絞らせず翻弄していたと思う。力押しする場面も見られ、安心して見ていられた。
中5日ということもあるし、点差も少し開き、さらに次も間隔を詰めるだろうから7回で降板したけれど、通常時なら最後まで投げてもおかしくなかったかもしれない。


恐らくこの後、2試合は投げるのかな?9勝目をゲットして、自身の貯金も3個。本人もなかなか力になれなかったと言っていたけれど、後半からの菅野は戸郷と合わせて、完全にローテを引っ張る活躍をしてくれています
(打線の援護なく勝てない時もあるけど)
2ケタ勝利はやってくれるでしょう、出来れば残りの登板をすべて勝ってくれれば、借金返済にも近づきますから、チームに力を与えるピッチングをして欲しいです。


4点差になったことで、8回、9回の継投をどうするのかと注目していたけれど、さすがに平内は出さないだろうから、鍬原、畠、鍵谷の誰かだろうと思っていたのだけど、ここは鍵谷を投入。
4点差のままだったら、大勢の登板は無いだろう、勝利は嬉しいけど、セーブ王、新人王の可能性を残す大勢の出番がないのももったいないなぁ~って思ってたら・・・・


鍵谷被弾!


この瞬間、悔しいような、大勢の出番が出来て嬉しいような、複雑な思いで見ていたファンは、私以外にもいたのではないだろうか?(汗)


そこからは、予定通りだろうの高梨へスイッチして、9回へ


その大勢だけど、前回被弾した佐野に対しては、徹底的に力押しでゆきましたね
見ていて迫力あって見応えはあったけど、その大勢の渾身のストレートを打ち返す佐野もスゴかった!そのスイングスピードにも驚かされたけど、決して甘くはない156km/hを引っ張ってスタンドインですから、お見事というほかない
その後の牧、宮崎、ソトを完璧に抑えたのを見ても、大勢の調子が悪いわけではなかったので、上には上がいるというのを感じただろうし、それがまたハートに火をつけるのならこれもまた糧になったことでしょう。


点差が1点だったら、あの攻め方は無くて、変化球を織り交ぜて緩急つけていたはずだから、この勝負は前回の借りを返そうとムキになって向かっていった結果、やられたという勝負で、これはこれで見ていて面白かった。


これで34セーブ目を手に入れて、新人最多セーブまであと3つ。残り試合数を考えると、今季のセーブ王は可能性はあっても厳しい気がするが、新人王を確実にするためには、何とか37までは達成したいところ。
3連投は解禁されているので、今日以降の打線の援護がどうなるか、大勢にセーブがつくということは、すなわち勝利なわけだから、しんどいかもしれないけど、1試合でも多く出番があることを望みます。


攻撃面では、結局、この試合も得点はすべてホームランという、ある意味、巨人らしい勝利。


もっとも、今永相手に連打連打で得点を重ねる姿は想像できなかったので、これしか無かったと思う。三浦監督はライン出しが上手くできてなかったと言っていたので、要所で厳しいコースをつけなかったことが、この結果に繋がったのだと思うが、各ホームランを見ていると、皆、球種もコースもバラバラなので、チームとして何かを狙っていたという感じでは無さそう。


よく、ゲーム中にバッティングコーチのコメントで「狙い球を絞って」とか「甘い球を一発で仕留めて」なんて、「そんなん出来たら苦労せんわ!!!」って聞いていてイラっとくるようなお決まりのコメントが挟まれますが(笑)、でも、この日の攻撃は珍しくそれが出来ていた気がします。
中田は変化球狙い、大城は直球を狙いながら変化球に対応、ポランコ、丸はちょっと握力が落ちてきたかな?ってところでストレートをはじき返しました。
特にポランコの一発は、前日の伊勢のピッチングを見ていれば、手足の長い選手なのでインハイにストレートを投げられたら窮屈になるだろうところを、あえてアウトローという手がちょうど伸びるところに来たので、ポランコもうまく対応できました。


欲を言えば、1、2番が機能しなかったのが残念ですが、機能しなかったことを忘れる内容だったので、次に期待です。


この日の勝利で、阪神、広島、巨人のゲーム差がなくなりました。残り試合と勝率の関係で順位こそまだ5位ですが、負け数は巨人が少ないので、この先、5割ということを考えれば有利な気もしますが、阪神と広島の直接対決がまだ残っているので、その結果次第では苦しい。
また、通常なら残り試合数が多い方が有利と言われますが、借金持ちチーム同士の争いでは、残り試合数の多さは机上の計算では不利です
ただ、9月の巨人は勝率が良いので、現時点での・・・という条件付きであれば、有利かもしれません
少なくても、ゲームを作ってくれる菅野、戸郷、実績はないけど、炎上はしないという山崎伊、赤星がいるのは、どん底だったころを考えれば良いかもしれません。


とはいえ、9連戦もまだ3試合を消化しただけ。幸いにも先発ピッチャーが頑張ってくれたおかげで、ブルペンに大きな負担がかかっていないのは良いですが、週末に向けて僅差の展開が続けば、マシンガンになる可能性もあるので、楽観はできません。


ま、泣いても笑ってもホームでの戦いは次が最後、赤星 vs 原ってことで、勝敗の行方が読めません。ポストシーズンを除けば、ヤクルトとの戦いもこれが最後になります。対戦成績で負け越しは無くなりましたが、五分で終わりたくはないので、恐らく今シーズンのチャンピオンチームになるだろう相手に、完全に勝ち越した状態で終わりたいですし、岡本 vs 村上の最後の対決にも注目したいです。
何とか意地を見せて、ヤクルト戦で連発して30号を達成して欲しいなと・・・


追記
内海の引退試合も録画して視聴。西武もまだ終わりではありませんので、この後もひょっとすると投げるところを見られるか?なんて期待もありますが、まずはお疲れさまでした。
(本当は行くはずでしたが、仕事の関係で結局ゆけなかった・・・)
セレモニー、記者会見も見ましたけど、爽やかで良かったですし、炭谷がいる状態での戦いが引退試合となり、彼自身にも言及するなど、内海の優しさも感じました。
いずれは巨人に戻ってきて欲しいですが、それ以上に、内海の解説での巨人戦が見たいな・・・って思ってます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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