対 ヤクルト 6勝7敗0分 東京ドーム
勝利投手：戸 郷 14試合 ８勝 ３敗 ０S
セーブ ：大 勢 31試合 １勝 １敗 24S
敗戦投手：高 橋 12試合 ６勝 ２敗 ０S
・投手リレー
巨人：戸郷→今村→平内→大勢 捕手：大城
ヤクルト：高橋→今野→コール→木澤 捕手：中村
・本塁打
巨人：大城５号(四回ソロ)
ヤクルト：
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況：上重聡
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202207051index.html)
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初回の攻防が全てでした
２回以降は互いに４安打、岡本、坂本が２回以降二人で５三振でしたから、どうなっていたかわかりません。
正直よく勝てたな～というのが率直な感想
先発の戸郷は前回のリベンジと気合が入っていたようですが、一方で打たれまくった記憶もあることから、初回はかなり慎重に投げていました。むしろ気を使い過ぎかと思うくらいで、もともと四隅にキチっと投げられるタイプではないのに、長打を避けようとしている感じ。
この回だけではありませんが、必然的に球数も多くなり、気持ちをコントロールしながら投げているように見えました。
ただ、青木、中村を抑えて最少失点で抑えたことは、その後のピッチングに良い影響を与えたと思います、同時にすぐに味方が逆転したことで落ち着くきっかけも与えてもらえました。
このくらいの点差なら追いつける！というヤクルト打線の目論見もあったでしょうが、全体的に大振りになってくれたことも戸郷に味方したように思えます。
本人はもっと長く投げたかったでしょうが、６回はもう握力が無くなっている感じで、ストレートも変化球もまったくコントロールで来てませんでしたね、それでも球速だけは出ていたのと、吉川のナイスプレーもあってピンチをしのいだところでお役御免。苦しい一日だったと思いますが、新しい経験と価値ある８勝目を手にできたのは、この後のピッチングに変化をもたらせてくれるかもしれません。
今村、平内が７、８回を３人ずつで切って取ったのも良かった。特に平内はストレートで押せていたし、154km/h出ていたのでそれを中心に変化球で緩急がつけれていました。７回は相手の左右によって流動的でしょうが、８回を平内が堂々と投げてくれるのであれば、ヤクルト相手だからとビビらずに真っ向勝負が出来ますね。
最後、大勢がちょっとピンチを作りましたが、まったく表情に出ませんし、焦っている様子もうかがえない。
３点差ということも後押ししていたと思いますが、上位打線に回すことなく仕留め切れたので問題なしでしょう。
打線は初回の攻撃は素晴らしかった、高橋の変化球が高い、甘いということもあったけれど、それをしっかり芯でとらえた５連打は圧巻です。２回以降、ストレートを組み立ての中心に持ってこられて苦労しましたが、中村と高橋の中で、初回に変化球をゴリ押しした理由も知りたいですし、巨人はチーム全体で変化球に的を絞っていたようにも見え、相手の思惑とこちらの作戦がうまくハマったと言えるのかもしれません。
監督が言うように欲を言えば、ポランコ、中田の二人の外野フライのどちらかでホームに帰ってこれれば文句なしでしたが、これまで天敵と言えるほどやられた印象しか無い高橋に土をつけることが出来たのは、これから先の戦いに良い影響を与えると思いたいです。
２回から先は苦労しましたが、ストレートを軸にしてきたところで大城がそれをレフトスタンドに運んだのは試合の流れ的にも大きかったですね。２点差だとランナー出して一発という展開が怖くて、ピッチングも消極的になるところですが、３点差ということで大胆に攻めることが出来ましたし、最後の大勢へも最高のセーブシチュエーションで回せた。
ゲーム差の離れたチーム相手の１勝は、効果として微々たるものですが、連続カード勝ち越し記録がかかるヤクルトを相手に、こちらは連続負け越し中ですから、初戦を取って勝ち越しのチャンスを手に入れたことはとても大きいです。
今週はホーム６連戦ですから移動による負担はないし、同じルーティンで戦えます。この試合でヤクルトとの対戦成績も６勝７敗で、今日勝てば五分に戻すことができる。
ぶっちぎりでマジックが点灯している相手に、我々は互角に戦っているということが、これから先の自信にもなりますし、ヤクルトにとってはやっぱり巨人は怖ぇ～と思わせることに繋がるわけですから、勝つか負けるかは大きな違い。
今日のメルセデスにも良い形で繋げられたので、何とか連勝してまずは勝ち越し、出来ればスイープして、空気を少しでも変えたいですね。
管理人：みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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