ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/3 巨人 7-5 広島 → 首の皮一枚、ギリギリで2位を死守、何とか意地は見せた

対 広島 9勝6敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:高 梨 29試合 2勝 0敗 0S
セーブ :大 勢 30試合 1勝 1敗 23S
敗戦投手:森 浦 23試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:堀田→戸根→鍬原→高木→赤星→高梨→平内→大勢 捕手:大城
広島:九里→ケムナ→矢崎→森浦vターリー 捕手:中村奨

本塁打
巨人:大城4号(五回ソロ)、坂本4号(六回ソロ)、坂本5号(七回2ラン)、丸17号(九回ソロ)
広島:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:片岡保幸 実況:初田啓介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202207031index.html)
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立ち上がりは、互いの投手も良くて、九里は相変わらず、巨人の各バッターはタイミングが合わずに苦労。
堀田も相当緊張はしていただろうし、本来のストレートにはまだ遠い印象でしたが、キレは悪くなく、解説の片岡氏が言っていたように高めのストレートが効果的で、球速以上に伸びている感じがしました。


しかしながら問題は、まず4回
原監督はコメントの中で「良いイメージの中で投げるということが正しい選択」という言葉を使って、堀田を早々に降板させたことを説明しましたが、理解半分、納得半分というところですね。
炎上させて後ろ向きになる前に交代させるということだったと解釈していますが、結果的に後を受けた戸根も捕まり、3失点しているわけで、あのまま堀田が投げていても3失点以内で治まったのではないか?と思われても仕方ありません。


個人的な意見を言わせていただければ、堀田自身は責任回数の5回を投げることをまずは目標にしていたでしょうし、仮に炎上したらしたで、それもまた反省材料として自身を見つめることに繋がります。
チームとしてはマイナスですが、中長期的に見て、堀田にデメリットは少なかったわけで、どれだけ失点しようが先発としての最低限の役割をさせることの方が見返りは大きかったような気がします。
一方で3連敗中のチーム、負けたら3位に陥落&借金、翌日は試合が無い、ということを考えて早目の継投に出たことも理解できなくはありません


こういう継投は、もはや原監督のお家芸なところもありますが、堀内氏も苦言を呈していたように、マシンガン継投になれば全員が調子が良いというわけにはゆきませんし、何よりも先発の早期降板はブルペンがざわつきますし、ベンチも「今日はヤバい!」って意識にモードチェンジし、攻撃面の影響も出てきますから、策としては失敗だったと思っています。


若い投手が苦しみながら投げている背中を見ている野手は、彼のために何とか援護を!って思いながら守っているでしょうから、ベンチの一体感を生むという点で、「苦しんでいる投手を助けたい!」という気持ちを呼び起こす雰囲気作りも大事なのではないかなと・・・・
(四球連発で自滅している場合は、野手も冷めているので別でしょうけど)


結果的に8人の投手をつぎ込むということになり、勝ったからいいものの、もしも負けていたらと想像すると・・・1勝4敗で終わった遠征週間で、残ったものは疲弊したブルペンと新たに作った借金、攻守において采配にミスやエラーが起きたことによる喪失感だけが残るということになりましたから、背中に冷たいものが走るところでした。


一方で攻撃面に目を向ければ、佐々岡監督は想定していたと言ってましたが、立ち上がりの投球から二回り、三回り目になって制球が乱れてきた九里を早めに降板させたことが、広島にとっては誤算、巨人にとっては空気を換えることに繋がりました。


終わってみれば7点取って勝利しましたが、そのうち5点はホームランによるもので、やはり巨人は一発ありきのチームなんだということを再認識させられたゲームであると共に、キャプテンの一発というのはチームの雰囲気を変える力があるとも考えさせられました。
ここのところの坂本は少し元気がありませんでしたが、この試合は軸足にしっかり体重を残し、遠くに飛ばすということを意識した豪快なスイングをしていましたね、特に2本目のホームランはフルカウントに追い込まれていたので、軽打を意識してもおかしくない中で、狙いすましたような高めに抜けたスライダーをフルスイング。
あぁ~これが良い時の坂本なんだよなぁ~というのを思い出させてくれました。


キャプテンとして負けられないという意地を感じましたし、それがベンチに伝染しての吉川の勝ち越しタイムリに繋がったような気がしています。


そういう空気作りは、まだ岡本には難しいかもしれないということを考えれば、まだまだ坂本のチームなんだということを意識させられますが、一方で立場が人を作るという言葉があるように、岡本にキャプテンを任せれば、意識が変わり、プレーだけでなく、普段の行動においても良い影響が出るのではないかと期待したくなります。
(坂本だって、阿部から受け継いだばかりの時は頼りなくて、自分のことで精いっぱいで、周りの年上の選手にも遠慮し、決して引っ張り型のキャプテンだったとは言えませんからね(笑))


と、まぁ勝ったのに愚痴の多いレポートになりましたが、0-3で相手は九里、さらにチャンスで三振、塁に出れば飛び出しでアウトなど、ほとんど勝てる要素の無かったゲームを意地でひっくり返し、追いつかれても引き離した展開は評価しないといけないと思います。
1勝4敗で借金作って3位で終わるのと、土俵際で踏ん張って、結果的に2勝3敗、1週間で作った借金は1個だけにとどめ、2位を守り切ってホームに帰るというのとでは雲泥の違いですから、良かった。


ヤクルトは別次元で戦っているので、もはや同一リーグでの争いというイメージが持ちにくい状況ですけど(笑)もう少し僅差のリードを守り勝つというゲームも重ねないと、大勢の出番が少なすぎて、セーブ王が怪しくなってきますから、彼に繋ぐためにもチームとしての粘り強さは、ここから厚くしたいですね、そのためにも「マシンガン禁止」みたいなゲームも意識して欲しいと思います。


あ、あと、ウォーカーの菊池のレフトフライを捕ったプレーは良かったですね、最初は踏み出しも捕球も送球もすべてが×でしたけど、亀井コーチとの練習の成果で、落下地点への入り方や打球予測がすごく良くなり、もともと足は遅くないですから捕球に関しては一気に良くなりましたし、送球も先日の捕殺x2があったように徐々に精度が上がってきています。
恐らくですけど、今が一番、野球人生の中で自分が成長していることを感じているでしょうし、野球が楽しくて仕方ない状況なのではないかと思います。
子供に教える時もそうですけど、自分が楽しくて吸収力が上がっている時に、次から次へと小さな宿題を与えて、それをクリアする喜びを手に入れると、どんどん成長してゆきますから、今はチーム内で一番、ウォーカーから目が離せません


そして、いよいよホームに戻っての6連戦、いきなり絶好調のヤクルトとの対戦から始まりますが・・・


え~っと・・・いまは考えないようにします(笑)
(裏方、首脳陣は、今日明日と思いっきり脳みそ使ってくださいね)


追記(ゴルフに興味の無い方、すみません)



昨日は早朝から戸塚カントリー倶楽部で資生堂レディースオープン 最終日」の観戦。
前日のレポートにも書きましたように、上位に入った「ささきしょうこ」選手の元コーチ ”Jさん” が今のカミさんのコーチということもあって、同じ門下生なので応援に行きました。
いや、本当は私はファンである安田祐香が見たかったし、カミさんは鈴木愛のファンなので、それぞれそちらの応援に行くはずだったんですけど(笑)

ま、現地でそのコーチと会って色々話も出来ましたし、今の教え子である女子プロの卵ともお会いできたし、お目当ての選手もプレーも見ながら、ささきしょうこ選手も届かずながら、15、16、17と3連続バーディを取るなど、大会を盛り上げるところも見せましたので、良い観戦となりました。

1~3日目までの中継を見ると、「ゴルフ観戦とは死にに行くことと見つけたり」くらいの気持ちで猛暑の覚悟をしてましたが、幸いにも小雨がパラつき、暑かったものの猛暑とは遠かったので、手足の軽い日焼け程度で済みました。

資生堂レディースですから、資生堂パーラーの出店によるカレーが上手かったのも良かったです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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