ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/24 巨人 1-4 中日 → 前日の良い流れを繋げなかった…互いにキーはキャッチャー?

対 中日 11勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:松 葉 15試合 6勝 4敗 0S
セーブ :R.マルティネス 42試合 3勝 3敗 28S
敗戦投手:井 上 4試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:井上→鍵谷→高木→デラロサ→今村 捕手:大城→喜多
中日:松葉→谷元→ロドリゲス→R.マルティネス 捕手:石橋

本塁打
巨人:丸24号(七回2ラン)
中日:

日テレG+ にて観戦 解説:井端弘和 実況:町田浩徳
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202208241index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


仕事立て込み過ぎて、いつもよりさらにレポート遅れました・・・
(前日のコメント返信もまだ途中、もう少しお待ちください)


まずは、先発の井上ですね、巨人としては貴重な左腕の先発候補、中継ぎでの投げっぷりを評価してもらい、いよいよの先発デビュー。当然、ファンの期待も高まりますし、本人も「やってやろう!」という気持ちは強かったと思います


初回は井端氏も言っていたように、ちょっとストライクを集め過ぎた、四球を出さないことをテーマにしていたせいか、追い込んでからも、ギリギリでボールで良いところをちょっと甘目に入ったりして3連打。吉川の暴投などもあって不運な立ち上がりになってしまいました。
この時点で球数も要していたし、もともとの想定が球数なのかイニングなのかわかりませんが、


今日は5回まで投げさせてもらえないかなぁ~


と心配に・・・


ただ、井上の高めのストレートを中日打線が前に飛ばせないとわかってからは、大城もそれを利用しながら追い込み、4者連続三振を取るなど、持ち味を出してきていたように見えます。しかし、課題であった追い込んでからの決め球という点で、空振りをとれずにバットに当てられて粘られるというシーンが増え、最終的に5回を投げ切ることが出来なかった。


監督は大城について疑問符を投げかけていましたが、まぁそれは今に始まったことでは無く、本人が成長するしかないのですが、前日の菅野の時はベンチに目配せするシーンも結構あって、実はベンチから何らかの指示が出ていないのはないかと思いますが、このゲームに関しては、そういう感じには見れませんでした。
バッテリーコーチがしっかりしていれば、極端な話、配球をベンチから指示してもいいわけで、言ってみれば大城だけの責任ではなく、チーム全体の課題として取り組まないといけないでしょう、もちろんデータ分析班も単に過去データを提供するだけでなく、対策も含めた分析をもする必要があります。
よく、AI、AIって言いますけど、AIなんて所詮は膨大な蓄積データから確率の高い値を状況に応じて、予測値として出しているだけですから、大事なのはどれだけ広範囲にわたるデータを持っていて、それを活用できるか?ってことになります。


巨人はお金はそれなりにあるはずなのに、その辺への取り組みはちょっと遅れてますね
(って、ず~っと言い続けてますけど)


で、井上の話に戻りますけど、個人的には初先発という緊張と1軍レベルの立ち上がりの難しさを経験したという点で、良かったのではないかと思います。2軍では空振りが取れていた球が、1軍の上位打線、中軸では当てられてしまう、その違いを肌で感じたのは大きかっただろうし、球威があっても、また緩急を使っても、甘ければ仕留められてしまうという厳しさも感じた事でしょう。それが、今後のモチベーションに繋がると思いますし、一方で自分は通用するという部分も手に入れたのではないでしょうか?良かったところはさらに伸ばし、悪かったところは修正する、結局は、その繰り返し無くして成長は無いわけです。


今季8人目の初勝利への期待もありましたが、そこはまた次回への宿題でしょう


個人的には松葉の出来を考えても、序盤の3点は重かったので、あと1~2点取られたとしても、井上には5回を投げ切らせて欲しかった気がしますが、逆にあえて5回の途中で交代したことは、5回を投げ切るためには、まだ何か必要だというベンチからのメッセージだったと受け取るようにしました。
(鍵谷が何とか無失点で締めてくれたので、ベンチも助かりましたね)


とはいえ、敗戦はやはり打線でしょう


前日、野手の頑張りで6点をもぎ取った巨人打線でしたが、この日は完全に沈黙しました。
松葉自身にはそれほど手強いイメージは私の中では無かったですし、恐らく選手もそれなりに予習していたことでしょう、それでもあれだけタイミングが合わなかったのは、むしろ松葉ではなくキャッチャーの石橋に対する準備が出来ていなかったということ。


ヒーローインタビューで松葉自身も石橋についてコメントしていましたが、とにかく低め中心に、かといって偏ることも無く、的を絞らせない素晴らしい配球だったと思います。特に右バッターへの外の出し入れは素晴らしかったですし、その配球に応えた松葉も良かったです


7回までタイミングがあっていたのは丸だけという状態で、ことごとく芯を外されましたね。
中田を三振にとった7回のボールはハンパ無かったですし、状態が上がりつつあった岡本のバットも、ミリ単位でタイミングを外されていたような感じに見えました。
そういう意味では、松葉対策は出来ていたけど、石橋対策が出来ていなかったということなんでしょう。


あとはやはり、吉川が出塁しないことには攻撃がどうしても淡泊になりますので、サカオカマル+中田が機能するためにも、まずは吉川が出塁するということが巨人打線活性化のキーになります。


井上が先発ということで、内海チルドレンである今村にも個人的に注目してました、理想は井上が5回まで投げ切ってリード、今村が2イニングを守り切り、平内、大勢で勝利!内海から祝電をもらう!なんて展開を勝手に期待しちゃってたんですが、今村も何とか凌いだとはいえピンチを背負い、ちょっと胸を張って「頑張りました!」って言えない感じになってしまいました。


最近では他球団の結果も気にならなくなってしまいましたが(涙)、上を見ると3位までは2ゲームなんで、まだあきらめる必要はないかなと。CS制度に関しては賛成でも反対でもない派で、やるならゲーム差によってアドバンテージを可変にして欲しいくらいな感じではあります。


ただ、若手投手、若手野手が少しずつチャンスをもらってきた今シーズンに関しては、もしも仮に3位に滑り込めたとしたら、そういう経験の浅い選手たちに上位チームとの短期決戦の経験を思いっきりさせてあげたいと思っているし、結果を出せれば自信に、痛い目にあえばそれがオフの糧になりますから、下剋上で日本一に!ってのではなく、高いレベルでの緊張感を味わうためにも、上が見えている限りはAクラスを狙って、頑張って欲しいなと思います。


そして今日投げる戸郷には、青柳が少し足踏みをしているので、最多勝を狙って、何とか今日勝利して、「巨人の今季のエースは俺だ!」ってところを見せて欲しいなと思います。

(野手陣にタイトル争いしている選手がいないのが寂しい・・・)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

↓良かったらクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村