ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/23 巨人 9-3 中日 → 最後の最後で井上初勝利!これで今季初勝利は8人目!

対 中日 13勝10敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:井 上 7試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:上 田 8試合 1勝 5敗 0S

・投手リレー
巨人:井上→今村→畠→鍬原 捕手:大城→小林
中日:上田→藤嶋→祖父江→森→谷元→根尾 捕手:木下

本塁打
巨人:中田24号(五回ソロ)
中日:ビシエド13号(六回ソロ)

JSPORTS2 にて観戦 解説:阿波野秀幸 実況:節丸裕一
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202209231index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


井上がラストチャンスをモノにしました!


ゲーム前の予想では、バンテリンドームで、相手はここのところ良いピッチングをしてる若い左腕、上田ということで、なかなか点を取るのは難しいだろうし、負けられないゲームだから基本的には3イニングを目標に今村や畠が中盤を投げるべくスタンバイ、リードしていればギリ、同点までは我慢してもらえるかなぁ~


くらいで見ていたんですけど、終わってみれば6回3失点、被安打7で四死球は僅か1個という結果で、初勝利を手にしました


それを引き込んだのは、2回の3点ですね、5イニング以上を投げさせてもらえるとなったら、内容はもちろんですが、最低でも3点差以上ないと無理だと思っていて、その中で初回のチャンスが無失点だったので、どうだろう?と思っていたら2回にウォーカーのヒットから、井上がしっかり送り、吉川、坂本の連続ヒット、丸のセカンドゴロの間の3点目、これが効きました


3回に1点返されて、5回はどうなんだろう?と思っていたら、中田の援護弾!


これで再び3点差ですから、4回裏の内容を含めても、代える理由がなくなりました、さらに5回裏も下位打線とはいえ、そこまで2安打されていた岡林を打ち取って、勝利を意識するだろう中での4回、5回の三者凡退ですから、それなら行けるところまで行こう!っていう判断をベンチがしても当然だと思います。
(とはいえ、球数は気にしていたと思いますが)


6回に自らの犠打が安打となり、さらには一挙5得点ということで、インターバルが長かったことも影響したか、ボールがストライクゾーンに集まりすぎて、初球狙いをされるなど連打で失点しますが、幸いにも大量リードがあったことで、焦ることも無く、またイニング中に投手交代を命じられることなく、投げ切れたのは良かったかなと。


これまでの井上は追い込むまでのボールが素晴らしすぎて、追い込んでからファールで粘られてタイミングが合ってきてしまうという感じで、決め球の習得が課題となっていましたが、それは簡単に手に入るものではありませんから、今さらピッチングスタイルは変えられないけど、その分、テンポを意識して投げていたようで、本人が言うようにテンポよく、そして丁寧に投げていました。


持ち前のストレートを中心にしていましたが、ビシエドをストレートで空振り三振に取った時は、気持ち良かったでしょうね、見ていてこちらも吠えそうになりました(笑)


相手ごとにストレートから入ったり、変化球から入るなど、バッテリー間で工夫はしていたようですが、6回はちょっと読まれていたようなところもあったので、そこはバッテリーで反省


とはいえ、決して 150km/hを越えるわけではない井上のストレートに、何故、これだけタイミングが合わないんだろうかとじ~っと見ていたら、井上のリリースポイントは普通のピッチャーよりホンの僅かですけど、バッター寄りでいわゆる「球持ちが良い」フォームであるように見えます
バッターがリリースされると思うタイミングより、コンマ0.00数秒でも遅れれば、数字以上に速く感じるし、タイミングが取りづらいわけで、そこが6三振とれている一つの理由なんでは無いかと。
(あ~正面から見てみたい)


近年でそれの代表と言えば、我が軍のコーチ、杉内なわけで、井上に比べればさらに遅い球速ながら奪三振数がハンパないという偉大なピッチャー。かつての中日の山本昌も同じですね、高橋由伸に130km/h台ながら、球界で「一番速い」って言わせるだけのストレートのからくりはそこにあったと思いますが、井上もそれに近いものを持っているのかもしれません。
それって、、教えて身に着けられるようなものではありませんから、もともとの持っている投げ方の積み重ねなんでしょう。
フォームや投げ方は工夫できますけど、リリースポイントを変えるのは簡単なことではありませんから、これからステップアップしてゆくにあたって、楽しみがまた増えました。


スタミナが増え、もう一つくらい球種が増えれば先発投手としてやってゆけるでしょうし、長いイニングが苦しいなら左腕のセットアッパーとして、かつてのグッさんのように、出てきたら相手バッターが「あ、今日はダメだ」ってあきらめるような(元阪神:赤星談)投手になるかもしれません。


と、井上のことばかり書いてきましたが、この日の主役は打線です、吉川、坂本の1、2番が打てば点が入る確率が上がるのは当たり前ですが、解説の阿波野氏が言うように、それだとせいぜい1イニング2点どまり、この日はウォーカー、大城という下位打線が上位に繋いだことが大量得点に繋がったわけで、特に6試合連続の大城は攻撃面で良い役割をしてくれています。


岡本だけが空気なのが残念ですが、30本まであと1本ということで、ちょっと意識してるのかなぁ~と、それでもチャンスの場面では軽打でも・・・という意識との葛藤があって、結果的にはどっちでもない中途半端なバッティングになっているという悪循環。
それでも、無理やり打ちに行かず1,2打席とも落ち着いて四球を奪っているので、あくまでもチームの勝利優先という意識で打席に立っているのだと思いますが、本人も回りもモヤモヤしている感じです。


大量リードということで、中田、吉川、坂本を下げてチャンスをもらった若手たちも、若林、湯浅は守備で魅せましたが、攻撃という点で物足りない(重信しかり)
控え選手が目立つ形で、7~9回に1点でも取れていれば、また印象も違ったんでしょうが・・・


何とか井上が6回まで頑張ってくれたので、7回以降は今村、畠、鍬原でもそれなりに安心して見ていられました、今村が立ち上がりにバタつきましたが、すぐに修正。9連戦を残り2つ残して勝ちパを温存できたのは大きかったです。


残り4試合は、戸郷、菅野からの戸郷、菅野でしょうから、余程の事が無い限り6回、7回は投げてくれると思うので、ここからは勝ちパ全開!何かあればワンポイントで他の投手はブルペン待機って感じになるでしょう。


出来れば4連勝で貯金して終わりたいですが、何とか70勝して借金を返した状態で終わりたいですから、厳しい戦いではありますが、まずは土日の連勝を期待したいところです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

↓良かったらクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村