ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/17 巨人 0-2 中日 → 僅か2時間25分の投手戦、2失点でも点が取れなきゃ勝てんな

対 中日 6勝4敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:大野雄 12試合 4勝 5敗 0S
セーブ :R.マルティネス 22試合 0勝 1敗 16S
敗戦投手:今 村 26試合 0勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→今村→ビエイラ 捕手:小林→大城
中日:大野雄→R.マルティネス 捕手:木下

本塁打
巨人:
中日:

BSフジ にて観戦 解説:権藤博 実況:加藤晃
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202206171index.html)
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バンテリンの大野相手だから、菅野だろうが、戸郷だろうが厳しい戦いになることはわかっていたけれど、これほど打てないとは・・・(涙)


権藤氏が言うように、先に追い込まれたら、もう前に飛ばせる気がしない
確かにストレートの球威は150km/hを越えるほどでは無いけれど、あの力強いフォームとフォークとのコンビネーションは的を絞る事は難しい。
恐らく・・・だけど、巨人の各バッターはストレートを中心に狙っていたのではないかと予想するが、そのストレートは前に飛ばずファールになり、結局ストレートだと思って振りに行ったフォークを引っかける・・・追い込まれたら両方に対応しなければいけないので、当てに行くバッティングになり、ストレートに差し込まれてバットに当たらず三振。


ファールで粘って球数を稼ぐことも出来ないし、出来たとしても150球くらいは平気で投げる大野相手では、スタミナ削ったところであまり良策とは言えない。フィールディングの良い大野相手にセーフティなどで揺さぶることも出来ず、なすすべがないという感じでした


2回の岡本のライトフライ、7回のウォーカーのライトフライが東京ドームだったら、フェンス直撃かなぁ~ってくらいで、序盤、中盤は単発で出ることはあっても、連打は難しいなっていうのが率直な感想。


結局は8回が唯一の得点チャンスだったことになるが、代打石川に賛否が多かったようです。
監督の(延長を考えて)ナカジを取っておきたかったという気持ちもわかるし、中日のブルペンを考えると良い選手から出して先に点を取っておきたかったというのもわかる、どちらにしてもあくまでも結果論
2軍で結果を出して上がってきた石川がしっかり打っていれば、さすがの采配!って称賛され、石川にとっても2軍番長を卒業する良いきっかけになったと思うけど、賭けは完全に失敗に終わってしまいました。


これまた権藤氏の言う通り、初球のインコースストレートを当たってもいいから振りに行く!ではなく、身体がよけてしまった時点で、この打席での勝負はあったという感じ。2球で追い込まれて、最後はとんでもないボールを振ってしまうという、打てなきゃ打てないなりにせめて内容が良ければ・・・という期待と裏腹に、ガッカリ感だけが増す結果になってしまいました。
中田のようにインコースに動じず、しっかり見切ることが出来ないと、チャンスで登場することの多い代打としては石川はちょっと厳しいか?


先発の菅野は球速は142~144km/hくらいでストレートの球威が明らかに無い、初回、高橋周に死球を出した時は、今日はどうなることかと思ったけれど、今シーズン見せていた緩急と制球で打ち取るスタイルをまた一歩進化させた感じで、0行進を続けるピッチング。
正直、バンテリンドームで中日打線相手だったから(中日ファンの人、申し訳ない)というのが個人的にはあるが、桑田コーチが言う「新たな投球スタイル」というのは身につけつつあるなというのは感じさせてくれたと思う。
もともと持ってる引き出しは多いはずなので、それをフル稼働させ、イニングごとに小林と会話しながら投げている感じ。
この試合に関しては、かなりカーブを投げていたけれど、それも通用していたように思う。
相手ベンチから見れば、菅野は150km/h近いストレートとスライダーというイメージは今でもあるだろうから、今季の菅野は違うとスコアラーから言われても、そのイメージが抜けきれずに打ち取っていたのではないだろうか?


その後の今村からのビエイラ、阿部への入り方が問題視されてますが、ビエイラにボールから入れとか、外に外してから・・なんて要求する方が無理だし、せいぜい、ストレートか変化球か?の違いくらいしかできない
中日のマルティネスが同じような球速、変化球ながら精度が良かったので、余計に目立ってしまうが、ビエイラにも、もう1段の進化は求めたいところ。とはいえ、そんなの急に手に入るわけでは無いから、見てる方は祈りながら見ることになってしまう(笑)


結果的にこのイニングで取られた2点が決勝点になってしまったけれど、ゲーム全体を見てみればトータル2失点ですから、点を取れなかったことが全て


今シーズン、エースクラスの投手に対して割と善戦してる方だと思いますが、優勝を狙うのであれば、相手の嫌がる攻撃のバリエーションを増やし、甘い球をファールにしない集中力を手に入れないと、攻撃力で他球団に置いてかれそうな気がします。


ってことで、今日はアンドリース


それなりに大崩れしないピッチングをこれまではしていますが、特徴あるバンテリンドームでどういうピッチングをするのかは楽しみです。そろそろ大勢にも出番を与えないと、セーブ記録も段々下から追い上げられてきているので、何とか大勢が躍動するような展開を作って欲しいところですね。


あ、大量リードで出番なしってのもオッケーっす(笑)

 

管理人:みんぐ
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