ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/17 巨 2-0 中日 → 今日は良い方の菅野だった!ここから頼むよ~

対  中日  11勝7敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:菅野 (3勝5敗0S) 
セーブ :中川 (1勝3敗4S) 
敗戦投手:松葉 (1勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野→高梨→鈴木康→バルドナード→中川 捕手:岸田
中日:松葉→勝野→藤嶋→清水→齋藤 捕手:木下→宇佐見

本塁打
巨人:
中日:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:彦野利勝 実況:宮部和裕
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230817_19021_2/)
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前日のレポートで、「良い方の菅野か、悪い方の菅野か?」って書きましたが、このゲームは「良い方の菅野」でした。


そもそも、沢村賞を2度も受賞している元エースですから、そんな心配されること自体、問題ですが、現実がそうなのだから仕方ない。


本人は出力の出し方が分かったと言っていたけれど、これだけのキャリアを持っていても、わからないことがあるというか、迷ってしまうことがあるわけで、やはり野球というのは奥深い。


変化球を満遍なく左右に投げ分けるスタイルに変貌しようとしていたようだけど、このゲームでは最速153km/h を出し、要所ではストレートでねじ伏せる場面が見られた。
やはり、ストレートがあっての変化球なわけで、改めてストレートの重要性を認識したのではないかと思う。


とはいえ、ただ球速が出ればよいというものではないことが難しいところで、かつて高橋由伸は中日 山本昌の140km/hのストレートが最も速いと言っていたように、如何に速く見せるか、相手のタイミングを外すことが出来るかが重要。
個人的に菅野には山本昌のように長く現役を続け、チーム内の若手の見本、野球の伝道師として持てる技術を惜しみなく伝えて欲しいと思っているので、年齢を重ねてゆくことによる対応と、引き出しをもっともっと増やして欲しい。


7回を投げ切らせてもらえなかったのが、今の自分への評価だと言ってましたが、それを認識した上で、また次へ向けて闘志を燃やして欲しいし、次が楽しみだとも言っていたので、我々ファンとしても期待したい。戸郷、山崎伊がどれだけ頑張っても、まだまだ若い投手たちだから、どこで迷走モードに入るかわからない。
戸郷なんてWBCから出ずっぱりだから、常に故障のリスクと戦いながら投げているわけで、負担を少しでも減らすためには、他の投手たちのフォローが不可欠。
菅野には投手キャプテンを支えるお兄ちゃんとして、先発、中継ぎを含めた投手陣を引っ張るのではなく、支えてあげて欲しい。


互いに8安打ずつだから、もう少し点が入っていてもおかしくなかったが、両投手の踏ん張りで、ギリギリのところで抑えていたし、バッターはあと一歩攻めきれなかったというゲーム。


巨人も連打という意味では、得点の入った4回のみ。


ただ、新旧キャプテンの連打から、前日を思い起こさせる秋広、中田の子弟コンビによる4連打は素晴らしかった。ブリンソンの当たりも惜しかったし、この回で得点できなければ、攻撃モードにスイッチするために菅野をもっと早く降板させていた可能性もあるだけに、大きな得点となったと思う。


鈴木が一瞬、ヒヤっとする場面を作ったが、バルドナードがワンポイントで凌ぎ、最後は中川がピシャリ。


前日に続き、僅差のゲームで、もっともつれて継投勝負になると厳しい中で、何とか少ないリードを守り切れたのは良かったと思う。


今日からは広島へ移動しての暑い中でのゲーム。


床田が勝利したことで、戸郷も最多勝を取るために負けられないゲームとなったし、一つでも上を目指すには倒さなければいけない相手だし、何よりもマツダで負け続け、広島との対戦成績が悪いことが、今、この位置にいる原因のひとつですから、残りの広島との戦いは全部勝つつもりで、特に野手陣には奮起して欲しい。

 

追記

浅野はあの場面でちゃんと安打が出たのが素晴らしい、これを積み重ねることが信頼に繋がり、1軍に居続けられる唯一の手段。

ま、走塁は・・・ご愛敬、経験を重ねることでもっと洗練されてくるはず。

 

管理人:みんぐ
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