ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/22 巨 7-2 中日 → 13安打7得点の高効率、バンテリンの柳を攻略!

対 中日 3勝1敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:菅 野 5試合 3勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:柳 4試合 2勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→鍬原→今村 捕手:大城→小林
中日:柳→藤嶋→田島→山本 捕手:木下

本塁打
巨人:岡本和6号(七回ソロ)
中日:石川昂3号(二回ソロ)

JSPORTS 2 にて観戦 解説:谷澤健一 実況:加藤晃
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204221index.html)
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毎試合しっかりゲームは作っているとはいえ、無失点で終わらせるのが、今となっては難しい菅野と、バンテリンでの柳。開幕カードでは立ち上がりをついて得点したとはいえ攻略にまでは至っておらず、しかも直近2試合は連続完投と好調と言っていい相手なので、正直苦しい戦いになるなと思っていた。


立ち上がりにポランコ、岡本の連打で先制点が取れたのは大きかったが、直後の1回裏には堂上に粘られるなど、いきなり菅野も30球を投げさせられる感じで、こりゃヘタしたら5回で降板か?とリードしているのに不安となる。
この中継では球速表示が出たり出なかったなのでわかりづらいが、今日の菅野のストレートは150km/hを越えるボールはほとんどなかったのではないだろうか?ただ、前回までのピッチングではフォークメイン、スライダーメインなど、その日の軸となる変化球を決めて組み立てしているような感じだったが、この試合に関しては、両方をうまく組み合わせていた感じ。いつもよりはスライダーの抜け球が少ない印象だったので、特に外スラを決め球に使っていたように見えるが、気が付いたら6回終了時点で87球と理想的な球数に持ち直していた。


7回3失点くらいは覚悟していたけれど、終わってみれば7回1失点、四死球1個で降板したのだから、相性の良いバンテリンドームということを考えても上出来だった。奪三振が3個と少ないのは、やはりストレートが走らないからファールでカウントを稼げず、変化球で空振りを取ることが難しかった影響だと思う。
プロ野球ニュースで平松氏が言っているように、やはりストレートの球威を少しでも上げるか、回転数を増やさないと厳しいかな?球速を戻すのは年齢的にも厳しいかもしれないが、だとしたら速く見せる工夫をやはりする必要があるだろう。


200イニングを目指す菅野だから、志願して最後まで投げるんじゃないかと思っていたけれど、7回に球数を使っちゃったし、8回に打席が回ってくることもあって、そこで終了。
大量の援護があったこともあり、今シーズン3勝目を手に入れた。夏場近くなれば状態もあがってくるだろうけど、恐らく今シーズンはこういうスタイルで投げ続けるのかな?ゲームは壊さないし、QSはこなしてくれるが、味方がそれなりに打ってくれないと勝利はつかないという感じ。2点以内でまとめられるか、3点取られるか、それ次第で勝利投手となるか、勝ち負けつかずとなるか、もしくは敗戦か・・・何とか投打が噛み合って、12勝7敗くらいで5個近く貯金を作ってくれるといいなと期待しています。


攻撃面では大量点の翌日ってのは湿ったりするもので、特に柳相手だし、バンテリンだしってことで、厳しいかなぁ~って思ってましたが、やはり初回に4番が先制点を取ると雰囲気が良くなりますね
菅野と同じく柳も今日はストレートの走りがイマイチ、木下もそれを感じてか、変化球中心の組み立てをしていた感じですが、巨人打線は最初から変化球に的を絞って狙っていたような気がします(特に中盤以降)。


4回のダブルスチールは、元木ヘッド曰く、ウォーカーへの盗塁は指示していたけれど、ダブルスチールは別に?なんて煙に巻いてましたね、原監督も「まぁまぁそのへんは…(笑)」なんて言及を避けてましたが、まぁ巨人の作戦としては良くあることなんで、あうんの呼吸の中で、普段から想定した練習をしているってことでしょう。
(その前の広島戦でも同じような局面ありましたし)
走者がウォーカーだから木下も刺せると思って投げちゃったんでしょうけど、いやいや、ウォーカー足速かったですし、その点ではポランコも走塁意識は高いですね
2アウトだったんで、諦めてピッチャーに取らせれば3塁走者の丸はアウトに出来たと思いますが、あの場面はバッテリーが焦っていたのかもしれません。


6回の打者一巡は圧巻


試合トータルとしてホームラン1本しか出ていないのに、13安打で7得点ですし、中日投手陣は四死球0個ですから、残塁数を考えても非常に効率の良い攻撃になったと思います。
吉川、坂本の首位打者争いコンビが1安打の中、ポランコ、ウォーカーの両外国人がマルチ、4番の岡本がホームランを含む猛打賞ですから、そりゃ点は入りますよね。
前日に活躍した香月もスタメン出場で2安打、さらには菅野にまでタイムリーが飛び出せば、こういう展開になるってもんです。


昨年てこずった柳を相手に、2試合対戦して勝ちをつけさせないばかりか、大量点で防御率も下げさせたわけですから、次のカード以降、柳を巨人に当てるように調整してくるのか、それとも他に当てるようにするのか、立浪監督の判断が楽しみになります。


心配なのはカメラに当たって負傷した大城。しばらくは様子見ということになるのかな?必然的に小林がスタメンマスクになると思うので、攻撃力が少し落ちますが、こういう時こそ思い切って山瀬を使ってもいいんじゃないかな?って思います、チームも連勝で勢いがついてますし、それなりに貯金もあるので、経験を積ませるにはもってこいの状況です


経験を積ませるという点では、この試合では連投となる鍬原の登板は避けて、上げてきたばかりの横川に投げさせて欲しかった!点差もありますし、後ろには今村、高梨も控えていたわけなので、いざとなったら彼らお兄ちゃんに頼ることも出来たわけで、こういう展開の時に使わなければ、結局、使わずじまいでファームに戻る・・・なんてことになりゃしないかと心配になりました。


とはいえ、疑念点はそれくらい


今日はシューメーカー vs 松葉
ちゃんとゲームを作っているのに勝ちに恵まれないシューメーカーに、そろそろ初勝利をプレゼントしたい。松葉は3/31以来の登板という事だけど、オープン戦では5回1失点と打ち込めていない。
まぁあの時とは先発メンバーも違うし、状態も違うので、初戦の勢いをもって何とか攻略して欲しいと思います。


追記
細かいことだけど、5回の裏、堂上の打席でランエンドヒットを読んで外したバッテリーはナイス!
6回、インハイに2球続いたあと決めに来た外スラをキッチリ予想して対応したヒット
同じく6回、ゲッツーが無いので外野フライでOKのところフライどころか詰まり気味ながら外野オーバーのタイムリーを打ったウォーカーのパワー
勢いと言ってはそれまでだけど、個々の選手の瞬時の判断やベンチからの指示、場面場面での駆け引きなど、結構見応えのゲームで面白かったです

 


管理人:みんぐ
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