ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」3/26 巨 7-5 中日 → よく勝てたな、反省点は多いが山崎はナイスだった


対 中日 2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:畠 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :大 勢 2試合 0勝 0敗 2S
敗戦投手:福 1試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:山崎伊→鍬原→高橋→畠→大勢 捕手:大城
中日:勝野→ロドリゲス→岩嵜→田島→福→山本 捕手:木下

本塁打
巨人:
中日:勝野1号(五回2ラン)

日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:平松修造
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202203261index.html)
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強力な投手陣の中日ブルペンを相手に、終盤の3点差は致命的、こりゃ今日はダメか?と思わせておいてからの逆転劇、厳しいと思った人も多かったと思いますが、よく勝ちましたね。
オープン戦からは考えられない、ホームラン無しでの7得点はまるで別のチームか?と思わせるほどで、8回のビッグイニングはお見事でした。
単なる1勝以上に価値と意味のある勝利で、キャプテン不在の中、チームの雰囲気を軽くしたと思います。


まぁファンとしては、逆転劇もいいけれど、出来れば先制して、中押し、ダメ押しで逃げ切るゲームが見たいと難しいお願いをしてしまいますが・・・(笑)


今日の注目点は何といっても初登板の山崎伊


初回のけん制もそうですが、とても初登板とは思えないほど落ち着いていましたし、チームが前日勝利していることもあってか、その波に乗るかのように堂々と投げていました。
最初の失点はしょうがないにしても、勝野に打たれたホームランは要反省ですね、まぁ高めのストレートを12の3で打たれた感じですが、大城の構えは低めだったので、そこに投げ切れなかったのは悔いが残るでしょう。
とはいえ、相手からすれば、山崎伊にもタイムリーを打たれているわけで、両投手共にそこは反省だったかと・・・


しかしながら、最終的に敗戦投手になることもなく、6イニングを僅か74球で終わり、四死球も2個、被安打4ですから、先発の役割はしっかりと果たしたと言えるでしょう。
明日の赤星はともかく、山崎伊と堀田はオープン戦でもセ・リーグ相手には投げさせていないのは、意図してのことなのかどうかわかりませんが、各チームとも多少のデータはあっても、ほぼ初対戦になりますから、一回りするくらいまでは、相手チームも探りながらの戦いになることを考えれば、桑田コーチも策士だなと思わせてくれます。


当然、次に繋がるピッチングだったわけですが、そのまま中6日でゆくのか、奥川方式で誰かと入れ替えるのか、そこは興味があります。個人的には今日高橋優を中継ぎで投げさせたのは、山崎伊、堀田のどちらかを休ませる際に、先発として起用するため、まずは今日東京ドームで肩慣らしの意味もあって投げさせたのだと思っていますが、いくら今季の初登板とはいえ、内容的には原監督の言うように擁護する言葉が見つかりませんでした
2軍の開幕戦で良い内容だったので、もう大丈夫だと上に呼ばれたんでしょうが、1軍初登板の若武者が堂々と投げているのに対して、経験ある投手がアレでは困ったものです。


そういう意味では、畠も同じ。満塁という重い場面での起用であったとしても、それが自分の仕事なわけで、二者連続の押し出しは言語道断。鍬原、大勢という二人がしっかり投げていたのに対して、高橋優、畠が試合を壊してしまったことは残念です
(しかも皮肉なことに、勝利投手は畠になったという(汗))


ま、中継ぎは切り替えが大事ですから、次に同じ局面に立った時は、今度こそ!でやり返してくれると期待してますけど


攻撃面では1、2番が機能しなかったのは厳しくて、それがゲーム全体を重くしてしまった要因の一つ、特に廣岡は前日にはアピール出来ていたのに、1、2打席での三振はちょっと残念でした。


現状ではオカナカマルの調子が良く、ウィーラーにも1本出て、中盤の厚みは大きな武器となっていますから、そこは頼もしい。特に中田は本来結果を欲しがって無理にでも振り回してもおかしくないところ、非常に落ち着いて1打席目でも四球を選ぶなど、焦りを感じさせないのは頼もしかった。
(それは経験豊富なウィーラーも同じ)
あとは若大将の一発待ちというチーム状況ですが、岡本本人も早く1本目が欲しい!というより、戦局を見極めながら出来ることをやろうというのが伝わってきていいですね。


その意識が8回のビッグイニングに繋がったと思います、岡本、中田とも最初は大きいのを狙いつつ、カウントが進めばすぐさまコンパクトなスイングに切り替える。相手の配球も頭に入れながら、しっかりケースバッティングをしているように見えます。毎打席メモを取るようにしている岡本の、その成果が出ているのかな?と思わせます。


それと、ウォーカーのバッティングも良かった。低めの変化球をうまくすくい上げ、あわやスタンドインかと思わせるところまで飛ばすのはさすが、スイングも柔らかいし、あとは守備の問題さえクリアすれば、十分に戦力になりそう。ますます松原はおしりに火がついている状態で、それが発奮材料になってくれれば、チーム力は上がる!問題はビイエラが戻ってくる際には、誰かが抹消となるから、その時はどうするのか?というところ


そうそう、原監督も言ってたし、解説の清水氏も言っていたけど、8回の殊勲は丸にもあげないと!
恐らく絶望的に打てそうにない福相手に、進塁打+打点1を上げたことが次のナカジのバッティングを楽にし、相手バッテリーにもプレッシャーをかけたわけで、あの打席で外に流れるスライダーに空振りして三振で終わっていたら、その後は無かっただろうから、あの8回の攻撃では丸の一打は本当に貴重だったと思う
ってか、去年の悪い時の丸ならバットに1度も当たらず三振だったはず


そして最後を締めた大勢は、前日の反省を生かして、しっかり修正してました。
奪三振を含む僅か10球のピッチング。修正能力の高さと適応力に感心しますが、それも桑田コーチの助言のおかげもあるのでしょう。大逆転劇をして気持ちが高ぶりそうな場面でも、飄々としながら力強い球を投げるさまは頼もしいと感じる一幕でした
さすがに3連投を強いるのは厳しいと思うので、出来れば3戦目は出番がないという展開で勝利出来れば良いのですけどね。


球場の雰囲気も選手を後押しし、中日ベンチにプレッシャーをかけていたのではないかと思います。
声出し不可とはいえ、ようやくフルに入れるようになった中で、大きな拍手で相手のピンチに対してプレッシャーをかけたことも、8回の攻撃の力になっていたでしょう、去年までとは違う空気感の中、ファンの圧というのも力になっているなとテレビ越しにも感じました。
鉄壁の中日投手陣相手ですから、これがもしもバンテリンドームだったら、逆転は難しかったかもしれません、そういう意味でも多くのファンが見守る中でのゲームというのは、選手の力になっているんですね。


さぁ、次は赤星の1軍デビュー


チームが2連勝で勝ち越しが決まっている状態ですから、プレッシャーは少ないかと思いきや、本人にとっては関係ない話なので緊張しているのかな?
(今の子はそのへん飄々としているのでよくわからん(笑))
菅野不調、山崎伊、赤星というローテで中日相手に勝ち越せるとは予想してなかったので個人的には正直なところ嬉しい誤算でスタートした2戦なのですが、ここまで来たら3連勝して開幕カードを終わりたい反面、明日は柳ですから、厳しいなぁ~という気持ちの方が大きい。
逆に大野、柳に対して勝利出来れば、最高のスタートを切ることになるわけで、赤星には打たれてもいいから、まずはしっかりゲームを作って欲しいということだけ期待してます。


長いイニングは投げないでしょうから、畠、高橋優が今日の嫌なイメージを払拭できるようなピッチングで取り返して、勝利出来ればそれが一番。


追記:
外出していたので出先からの投稿でしたが、直生で1つだけ紹介してもらってラッキー!
日曜も終始外出しているので、帰ってからチェックします

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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