ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/13 巨人 2-7 ヤクルト → ヤクルトのモチベーションにやられた感は・・・ある

対 ヤクルト  13勝10敗0分 神宮球場

勝利投手:山野 (2勝3敗0S) 
セーブ :
敗戦投手: 山﨑伊 (9勝6敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊、横川、平内、泉 捕手:岸田
ヤクルト:山野、木澤 捕手:松本直

本塁打
巨人:丸 13号(6回表2ラン) 
ヤクルト:村上 26号(1回裏3ラン) 

フジテレビONE にて観戦 解説:真中満仁志敏久 実況:中村光宏
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240913_8001_1/)
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負け惜しみを言えば、連勝はいつかは止まるし、ここまでちょっと出来すぎなところもあったので、どこかでこういうゲームがあるとは思っていた。
(メンデス炎上・・・みたいなね)
ただ、それが山崎伊の時に起きるのは巨人にとっては、ちょっと嫌な感じ。


正直言うと、今一番戦いたくなかった相手がヤクルトで、前回の対戦では冷え切っていた村上が息を吹き返し、打線はホカホカ、さらに青木引退のニュースがチームにとっては追い風となり、しかも発表直後の週末の神宮ですから、急遽駆け付けたファンも多いだろうし、なんか完全アウェーの中で戦う事になりそうで、タイミング悪すぎだよなぁ~って、実はゲーム前から嫌な予感がしていた。


唯一の希望は、前日から続く良い流れを何とかこのゲームに持ち込んで欲しいという思いと、後半ピリっとしない山崎伊が状態を上げていてくれることだったのだが・・・


ダメでしたね


ヤクルト打線を警戒しすぎてか、山崎伊が強気に攻められず、かといってコースを突こうとしても突き切れず・・・という感じで、村上に打たれた3ランなんか、まさにその典型。変化球が抜けてしまって打たれたとかなら、まだ切り替えようもあるが、ストレートが甘く入り、それをスタンドに運ばれると、ちょっと心が折れる


立て直すきっかけを掴めないまま、結局3回持たず降板ですから、こうなると神宮名物、打ち合いのバカ試合に持ち込むしかないのですが、山野相手にノーヒットが続くという悪い連鎖


丸の2ランで一矢は報いましたが、まぁ全体を通してみれば無抵抗に近く、0封負けじゃなくて良かったな、という感じでしょうか。
あとは、勝ちパを休められたってことくらいで(汗)


まぁ、負け数の差が阪神と4個、広島と3個になった感じで、まだわずかながら余裕があるのでダメージは大きくないですし、この7連戦、最悪でも4勝3敗で!って思っていた中で、3勝1敗ですから、気を引き締めるためのひと休みってことにしておきましょう。

 

山崎伊は、誰もが通る道ですが、前半順調で後半苦しむという、ローテを担う投手特有の壁を味わっている感じですね、以前にも書きましたが、それは菅野や戸郷も通ってきた道。前半身体が軽くて、15勝くらいするんじゃないか?って思っていたら、後半、勝てなくなったってのはエースへの道のあるあるでしょう。


特に2桁と目の前にして苦しむのは戸郷もさんざん味わいましたしね、去年はペース配分も関係なく、その試合を全力で行く中で何とかなっても、今季は先を見据えながら、自分でもペース配分などを考えていただろうけど、相手の研究も進んでゆくし、まだまだ経験値も浅く、引き出しを開けても解決策が見いだせない状態なのかもしれない。


身近に菅野、戸郷という経験済みの投手はいるし、コーチの杉内、内海も同じ経験を味わっているわけで、アドバイスは豊富に受けられるだろう。この先の戦い、さらにはポストシーズン、そして来季以降のローテという意味でも、戸郷と両翼を担って欲しい投手だから、成長するチャンスだと前向きに捉えて、悪かったところの反省と修正、良かったところの精度向上、さらには新しい取り組みなど、残り試合で巻き返すべく精進して欲しい。


あとは・・・やっぱり岡本さんッスね


仲の良い村上の復調を目の当たりにして、燃えて欲しいですし、ホームランも離され、打点も越され、さらなるプレッシャーはあるでしょうが、それを原動力に変えて、次はこちらの番!って見返して欲しいですね。
そのためには坂本の力が必要、広島戦ではマルチ連発で3連勝に貢献した坂本でしたが、このゲームでは音無し、強打のヤクルトに対抗するにはやはりやはり、サカマルの力が必要です


ヤクルト打線は確かに硬軟(長短)織り交ぜたバリエーション豊かな攻撃をしてきますが、守備力を考えれば、隙をついて先日の9回のような攻撃だってできるはず。
大敗したからと下を向く必要は無いので、前だけ向いて戦ってくれればいい。


岸田も2安打打って、攻撃力では戦力になってくれているが、あのパスボールはいただけない、キャッチングという点において、正直なところ小林、大城には劣っているので、そこは向上して欲しいが平内のピッチングは決して悪くなかっただけに、あれがきっかけで失点することになってしまったのは結果的にゲームを左右する起点となってしまったと私は思う。


また、広島戦3連勝の原動力にもなった、浅野、門脇も音無しだったが、浅野の一打席目のライトフライは形としては悪くなかった。あくまでも個人的な感想だが、色々と試している中で今は何かをつかみつつあるように思えるので、このまましがみついて成長するきっかけを手に入れて欲しい。


今日の井上は山崎伊とは逆で前半は苦しんだが、後半に手ごたえをつかんでいる状態、勝ち運も今は手に入れてる感じだし、何とか、このカードの嫌な流れを払拭して、まずは風向きを変えて欲しい。

 

追記:

山崎伊の2軍調整が決まりましたね、まぁ桑田2軍監督の助言も聞きつつ、リセット&成長してこいってことなのでしょう、とても良い判断だと思います。その枠を狙う若い投手たちの鼻息も荒くなるでしょうし。

それと、青木選手、お疲れさまでした。

何度となく痛い目を見ましたが、それもまた良い思い出です。一方では代表の時は心強く、その面倒見の良さから他球団ファンも含め、好感度の高い選手ですね。いずれは指導者としてヤクルトへ戻ってくるのでしょうが、黄金期も低迷期も経験しているその経験値は貴重なので、ヤクルトだけではなく、野球界全体にも貢献して欲しいなと思っています。

来年以降の動向はわかりませんが、恐らくフジの解説者の一人にはなるでしょうから、彼の目線での解説を今から楽しみにしたいですね。

 

管理人:みんぐ
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