ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/24 巨人 2-3 中日 → 3点目を防げたとしても、勝てていたかどうか・・・

対  中日  2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:涌井 (2勝0敗0S) 
セーブ :マルティネス (0勝0敗8S) 
敗戦投手:赤星 (0勝2敗0S)

・投手リレー
巨人:赤星、ケラー、泉 捕手:岸田
中日:涌井、齋藤、松山、マルティネス 捕手:木下、加藤匠

本塁打
巨人: 
中日:カリステ 1号(1回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典宮本和知 実況:村山喜彦
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240424_8003_1/)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


阿部監督のコメントを見ていると、悔しさとか苦々しさを押し殺して、必死に言葉を選んでいるような印象を受けたが、もったいない点の取られ方をしたし、もったいない得点チャンスも潰してしまった


ただ、杉内コーチも赤星を擁護していたように、ゾーン内勝負をチームとして命じているわけで、東京ドームのような場所だと、どうしても初回のような被弾は仕方ないところはある。
あとボール1個分だけ低ければ・・・もう少し内側だったら・・・って言いたくなるが、だからと言って目茶苦茶甘いボールでもなかったので、あれを切らさずにポールにぶち当てたカリステを褒めるべきだろう。


篠塚、宮本両氏も言っていたが、赤星の立ち上がりでは中日打線はストレートに狙いを絞っていた感じだったので、もう少し慎重に入ってもよさそうだったし、2回以降はそれを反省して変化球中心に投げつつ、中盤からはまたストレートで押すといった工夫は見られたので、試合の中で調整する力は身に着けていると思う。


僅差のゲームになることは予想されていたので、僅かなミスが命取りになるのはわかっていたのだが・・・


結果的には赤星のバントミスと岸田の送球が巨人にとっては痛かった。


ただ、これも擁護させていただくと、赤星のバントは中田のダッシュと送球が素晴らしすぎた。良い投手はバッティングセンスもイイという定説通り、赤星もバッティングセンスは決して悪くないのだが、出来れば3塁に転がしたかった。
(ま、相手はそうさせないように投げてくるわけだけど)


あそこまでダッシュされるのであれば、裏をかいてヒッティングという手もあると解説陣は言っていたが、それやって失敗した方がダメージはデカいので、あれはあれで正解。
プロ野球ニュースの Play of the Day に選ばれるくらい、中田の守備が素晴らしかったという事にしておきましょう。


むしろ、続く門脇にはボテボテでいいからフライではなく、ゴロを打って欲しかったしオコエには、あのインコース攻めを何とかしのいで欲しかった。
打ち取った涌井がさすがだったと言うしかないし、球速以上に伸びのあるストレートと投球フォーム、制球力に翻弄される形にはなったが、決して当てられないボールでは無かったし、2回の場面では皆が逆方向への意識で繋いで点を取ったわけで、実際、粘ったり、四球も奪うなど球数も規定よりは投げさせることが出来ていたし、それをもっと徹底出来ていれば、もうワンチャンスくらいは作れたのでは?と後悔が残る。


そして、岸田の3塁への送球だけど・・・


達川氏も「あれは投げなきゃキャッチャー辞めた方がいい」と言うように、狙いは本当に良かった。ただ、本人も反省するように、もう少し内側に投げなければいけなかったのと、坂本自身もそれをさせるようなポジショニングをしなければいけなかったかも。
まぁ、失敗はつきものだし、同じことをやらなければいいだけなので、貴重な経験をしたと思ってくれればいいが、結果的にはコレが決勝点になってしまったため、今夜は眠れないかもしれないな。

(とはいえ、同点のままイニングを重ねても、互いのブルペンを見れば、勝てたかどうかは怪しい)


前日の山崎では7回のピンチで高梨にスイッチしたけど、今回はピッチャーは代えなかった。山崎の場合は、ボールが先行して異変を感じた阿部監督のキャッチャーならではの勘みたいなものだったかもしれないし、この回の赤星にはそういう異変は感じなかったのかもしれない。
(まだ勝ち星のない赤星に勝てるチャンスを与えたかったってのもあるだろう)


大島代打の時点で、高梨という選択肢は当然あったと思うけど、準備具合もわからないし、連投させたくないってのもあったかもしれない。勝てば正解、負ければ不正解だったという結果が全ての世界なので、判定は不正解なのかもしれないが、これは次への糧になると信じている。


赤星も7回102球で失点は3(但し自責は2)、四死球0で先発の役割は充分に果たした。被安打8はちょっと多いけど、反省点は立ち上がりと7回木下への不用意な一球だけだったと思う。中田を牽制で刺した送球は、やはりセンスの良さを感じるし、次もチャンスを与えたくなるピッチングだった。


終盤にリードされ、1点差とはいえ、マルティネスの登板を作らせてしまった時点で、ほぼノーチャンスで、あとはマグレの一発に賭けるしかない9回だったから、最後の代打大城もちょっと強引に打ちに行ったが、これはもうそうするしかなかったのでしょうがない。


負けゲームの中でもあえてポジティブ要素を上げるなら、萩尾3ベースで岡本が必死に走ってホームへ帰ったこと
まだ打席数は少ないとはいえ、岸田のバッティングの状態が良い事バルドナード、大勢の登板が無かったこと・・・くらいかな?
(ケラー、泉も何とか無失点で凌いだし)


明日は菅野と柳かぁ~


これまた投手戦になりそう。どっちが先に音を上げるかの我慢比べみたいな戦いになりそうだけど、東京ドームだけに、そろそろ主砲の一発でチームに元気を与えて欲しいところです。


明日は菅野だから、キャッチャーは小林か・・・そろそろ大城にも先発の機会を与えないと、実戦感が鈍りそう。阿部監督の想定する、ベンチから勉強する期間はどれくらいなのだろうか?

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

↓良かったらクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村